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佐伯幸太郎の美女と美食三昧「Sola見たことか、返り咲いた巨人。Restaurant Sola」 Posted on 2018/03/25 佐伯 幸太郎 ライター パリ

どうも~、佐伯幸太郎だよ~。前回、娘とのミラノ美食記事に不満を漏らされた読者の皆さん、今日は、汚名挽回、佐伯節炸裂すっからね~。娘と妻がいなけりゃ、怖いものなんてないもんね。

ということで、今日は、タイ人のカワイ子ちゃん、シリポーンを口説き落とすために、パリで話題沸騰のレストラン Solaへ行って来たよ。そう、あのSolaだ! ミシュランの一つ星レストランでありながら、火事で休業に追い込まれていたあの名店が、日本から凄腕シェフを招いての再出発。グランドオープン前だというのに、すでに二週間先まで予約で埋まってるってんだから、スゲ~じゃん。タイ美人のシリポーンちゃんを口説くためだから、タイ米はたいちゃうよ。おっと、間違えた。大枚だった! 
いいね、今日は絶好調だぁ! ちなみに、タイ女性の名前、ポーンが付く子が多いね。ラッキーという意味らしい。ラッキーってことか。いいね、いいねの幸子ちゃん。あへあへ。
 

佐伯幸太郎の美女と美食三昧「Sola見たことか、返り咲いた巨人。Restaurant Sola」

さて、Solaなんだけど、一階がウエイティングバーになっていて、地下に降りるとそこは中世時代の馬小屋、ほらビートルズがデビュー前に演奏していたキャバーンクラブも蒲鉾型の地下室だったじゃん。昔は一階にテーブル席があったんだけどさ、新シェフを招いて、ぎゅっとコンパクトに洗練させたリフォームでの再スタート。しかもフランスなのに、全席小あがり、しかも掘り炬燵ってんだからおしゃれ。スリッパに履き替えて案内される和洋折衷のスタイル、好奇心旺盛なフランス人の心をくすぐる憎い演出間違いなし。
洞窟感がわくわくさせられるよ。シリポーンちゃんに跨りたい気持ちを抑えて、とりあえず掘り炬燵に足を入れたコータローでっす。ちわ~す。
 

佐伯幸太郎の美女と美食三昧「Sola見たことか、返り咲いた巨人。Restaurant Sola」

佐伯幸太郎の美女と美食三昧「Sola見たことか、返り咲いた巨人。Restaurant Sola」

佐伯幸太郎の美女と美食三昧「Sola見たことか、返り咲いた巨人。Restaurant Sola」

新生Sola、65ユーロのコースしかない。有無を言わせない感じが潔い。西麻布の話題店、プレート東京で腕を振るっていた鍋多光介氏の腕前やいかに。

お、まずはお手並み拝見のアミューズ三品が出て来た。
1、鮟肝のテリーヌ、土佐酢のジュレ掛け。2、仔牛のタルタル、胡麻のチュイル。3、抹茶のクッキーシュー、フルムダンベールのクーリという賑やかな布陣だ。

シャンパンで乾杯をし、まずはシリポーンちゃんの食べる様子を観察だぁ。女の子って、ものを食べる仕草で、その子の夜の激しさ、エロさが想像できる。いきなりガブって食いついたりする子はいけない。やはり、様子見ながら、こちらを意識してさ、上品に、まるでリスのようにササっと味わう子がいいねぇ。

え? セクハラ? ノ~、それは違うでしょ? 俺ほど女性を尊敬している男はいないよ。だから、絶対に残さないし、お持ち帰りするもん! あはは、ノってるでしょ? 佐伯、うはうはの炸裂だ~。
 

佐伯幸太郎の美女と美食三昧「Sola見たことか、返り咲いた巨人。Restaurant Sola」

佐伯幸太郎の美女と美食三昧「Sola見たことか、返り咲いた巨人。Restaurant Sola」

ということで、前菜が出て来た。もう、シリポーンちゃんったら、上目遣いがエロい。ああ、やばい、下半身が動物化してきたぜ。シリポーン! ポーン! 跳ねちゃうぞォ。
で、アントレ(前菜)だ。まずは前技が大事ってことだよね。西京味噌と数種のスパイスでマリネしたマスのミキュイ、マスの卵、フヌイユのエスプーマ、フヌイユとラディッシュのサラダ、ポメローのエミュルション、と来た。(意味わからん、なんやねん、エミュルションって! 馬鹿にすんなよ)

見た目は今風のシュワシュワムース系料理なんだけど、マスのたたき加減が素晴らしい。たぶん、マスの卵は醤油漬けじゃないか? イクラのようにでしゃばることもしない。コリっコリっと絡み合う上品なマス感、マス、マス、えへへ。おお、鍋田シェフ、お主やるなぁ!
 

佐伯幸太郎の美女と美食三昧「Sola見たことか、返り咲いた巨人。Restaurant Sola」

そして、佐伯幸太郎を驚かせたのが、桜チップで燻製したフォアグラのポワレ、スフレ風目玉焼き、トピナンブールのチップス、マディラ酒とバルサミコのソース掛けという一皿だ!
前任の吉武シェフの時も西京漬けのフォアグラが人気だったけどね、これはまた新しいお味で、抑制が効いており上品な仕上がり。佐伯はこういう控えめながら、口の中でエロスが弾ける女が、いや、一品が大好きなんだ。鼻の下伸ばして、味わってしまった。お! シリポーンも目の玉ひん剥いて、頷いている。

コップンカップ! この、お鍋田野郎! 受けてるぞ、若い娘に!!
 

佐伯幸太郎の美女と美食三昧「Sola見たことか、返り咲いた巨人。Restaurant Sola」

そして、シリポーンちゃんの手を握ったところで、来た~、メインだ。鱸(スズキ)とグリーンアスパラの炭火焼き、パセリのピュレ、数種のキャベツ、ベルモットと柚子胡椒の軽いソース、だ。おお、まいう~。鍋ちゃん、やるじゃん。Solaの新世紀を頼むぜ、シェフ。

スズキってやっぱ、炭火焼きがうまいね。鍋田ちゃん、もともと長年割烹の板さんやってただけのことはある、基礎がその辺のいきなりシェフとは違うんだな。
シリポーンちゃんは俺の手を離して黙々と食べてる。佐伯なんか眼中にないって感じ。
いいね、タイ人に魚料理を認められたら、本望だ。
 

佐伯幸太郎の美女と美食三昧「Sola見たことか、返り咲いた巨人。Restaurant Sola」

そしてメインの二皿目、シャラン産鴨胸肉のロティの登場だ。季節の野菜、ホワイトアスパラのピュレ、オレンジと生姜のガストリックソースと来た。いろいろとワインが出て来たけど、ここで登場した赤ワインのZITOは控えめながら優秀な脇役という感じで、シェフの料理を盛り立てている。今日は間違いなくシリポーンちゃんをおミヤに出来る気がしてきたぞ。お持ち帰りだぁ~! タイ米タイ米!

「コータロー、このお店にノックアウトよ。ここを紹介してくれてありがとう」
「まだまだ、ここからだぜ。デザートは僕だよ」

シリポーンが笑った。くく、俺としたことが、また心を擽っちまったぜ、大枚叩いた甲斐があったってもんだ、へへへ。
 

佐伯幸太郎の美女と美食三昧「Sola見たことか、返り咲いた巨人。Restaurant Sola」

最初のデザートは、数種のベリー、焙じ茶とホワイトチョコのソース、ココナッツのメレンゲ。そして、二番目のデザートが、珈琲のエスプーマ、チョコレートのグラス、ココアのクランブルとビスキュイ、パッションフルーツとキャラメルのソースと来た。

そして、三番目のデザートが佐伯幸太郎だ~。シリポ~~~~ン。
 

佐伯幸太郎の美女と美食三昧「Sola見たことか、返り咲いた巨人。Restaurant Sola」

「コータロー、ごめんね。金曜日だから、行かないとならないの」
「なに? どうして金曜日だと行くんだ?」

デザートを食べてる途中に、シリポーンちゃんが携帯覗き込みながら、ぬかしやがった。くそ、いつものパターンじゃんか!

「お迎えが来たのよ。今日はありがとう。これからベルサイユでソワレがあるの。またね」
「なに? おいおい、ソワレだと? いいから座れ! ソワレ!」

掘り炬燵から長い足を引き出して、立ち上がったシリポーンちゃんのその見事なバストが目の前でゆさゆさ揺れて、ああ、動揺。絶対靴を脱ぎたがらないフランス人たちが見事に靴を脱いで、掘り炬燵でぬくぬくしている感じがエトワールだ。そして、振り返りざまのシリポーンが俺にカウンターパンチを浴びせてきた。

夜会だと、ベルサイユで夜会だ? 佐伯幸太郎は笑った。
シリポーンが俺に投げキッスした。あはは、いいよ、楽しんでおいで。俺はそのへんのアッシー君とはレベルが違う。余裕で投げキッス返しだ。

シリポーン、コップンカップ、Aカップ、ワンカップ大関、また次回!
 

佐伯幸太郎の美女と美食三昧「Sola見たことか、返り咲いた巨人。Restaurant Sola」

Restaurant Sola – Kosuke Nabeta

12, rue de l’Hotel Colbert 75005 Paris
Tel. 01 42 02 39 24
ディナーのみ 19:30〜 21:30
定休日: 月曜日
 
 

posted by 佐伯 幸太郎

佐伯 幸太郎

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Kotaro Saeki
ライター。渡欧25年のベテラン異邦人。ワインの輸入業からはじまり、旅行代理店勤務、某有名ホテルの広報を得て、現在はフリーランスのライター。妻子持ちだが、美しい女性と冒険には目がない。モットー、滅びゆくその瞬間まで欲深く。