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佐伯幸太郎の美女と美食三昧「人懐っこいレストラン SAVARIN」 Posted on 2018/11/26 佐伯 幸太郎 ライター パリ

ボンジュール、パリの美味しんぼクラブ代表の佐伯幸太郎です。ご無沙汰でした。
皆さん、美味しいもの食べてますかぁ? 今日、ご紹介しますレストランは最近おいらが毎晩通い詰めているという超おすすめパリ・レストランなんだけど、誰と行ったのかって? もちろん、妻です。あたりまえじゃないですか? 毎晩行くんだから、妻でしょ。愛妻家の佐伯、嘘つきません!
 

佐伯幸太郎の美女と美食三昧「人懐っこいレストラン SAVARIN」

ご覧ください。ここ入り口なんです。ENTRÉEと書いてるでしょ? なのに、奥に広がるのは厨房! ひぇ、どうやって入るのか悩む~。でも、厨房を眺めてから中に入るとこぎれいなサロンが広がっています。僕はいつも二階の角席と決まってるんだよね。もちろん、妻と!!!
 

佐伯幸太郎の美女と美食三昧「人懐っこいレストラン SAVARIN」

なんとここは給仕がいません。まじか! だからめっちゃ美味しいのに、ミシュランでは星がとれないということだそうで、それが本当なら日本でミツボシとった寿司屋はトイレがビル内の他店と共同だったけど、あれはどうなるんだ(笑)! しかし、味は本当に最高です。佐伯幸太郎、嘘は言いません。妻と一緒です。毎晩、妻と!!!
 

佐伯幸太郎の美女と美食三昧「人懐っこいレストラン SAVARIN」

アミューズが着席と同時に出されます。でも、サーヴァーがいないので、シェフ自ら持ってくるんですよ。コック服を着たシェフが給仕も兼ねる。これがこのレストランのラブリーな売りで、佐伯さんノックアウトされちゃいました。しかも、ここのシェフ、名前は忘れたけど、もともとタイで長年修行をし、その後オーストラリアで働き、ここの前はかのホテル・ブリストルで修行を積んだという強者。なので、ここの料理はフランコ・タイランデーズなんです!! 素晴らしい。

アミューズはいわゆるネムっぽい一品なんだけど、サクサクでしっとり。タイ風のテイストを高級な味付けにした感じ。悪くありません!
 

佐伯幸太郎の美女と美食三昧「人懐っこいレストラン SAVARIN」

魚はサンピエールのグリルでした。ここにもタイを感じさせるうまみスパイスが隠し味で。魚の焼き目が美しい一品でした。従業員もアジア系の子たちばかりで全員キュイジニエなんですよ。全員で料理をして全員がコック服でサーブしてくれます。だから、細かい料理に対するうんちく訊くのも面白い。しかも、毎日味が少しずつ変化している。生きてる料理なんだから、妻も大興奮!!! だから、妻だってば!
 

佐伯幸太郎の美女と美食三昧「人懐っこいレストラン SAVARIN」

メインの二つ目は鴨肉でした。このしっとりした焼き加減からのジューシーさ、しかし鴨特有の臭みはなく、とにかくうまみが凄い。ソースのコクのあるうまみとか、そうだね、ここはどの料理にもうまみを感じます。素材とソースのバランス感が抜群です。

シェフの人柄はとってもサンパで、面白くって人懐っこくて、ちょっと馬顔ですけど、愛嬌もあります。毎日通いたくなるのも分かるでしょ。料理人たちの料理人たちによるざっくばらんな親しみ深いレストラン。で、ここはとにかくデザートがうまい!!
 

佐伯幸太郎の美女と美食三昧「人懐っこいレストラン SAVARIN」

今日はコーヒーとノアゼットのデザートでしたが、前回食べたサヴァランは絶品でした。何せ店名だからね。フレンチのこってりに飽きて、ちょっとアジアテイストの粋なレストランに行きたい人はここ、おすすめです。あ、辻仁成に教えてやらなきゃ、あいつ一人身で寂しそうだから、うちの妻を貸してやらなきゃ。使い古しだけど、しゃぶればしゃぶるほど味のでる最高の妻なんです。な~、お前。だから、愛妻家なんだってば! 

はい、パリの美味しいレストランは尽きません。どんどん、紹介しますからね、これからもお楽しみに。
 

佐伯幸太郎の美女と美食三昧「人懐っこいレストラン SAVARIN」

 
 

posted by 佐伯 幸太郎

佐伯 幸太郎

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Kotaro Saeki
ライター。渡欧25年のベテラン異邦人。ワインの輸入業からはじまり、旅行代理店勤務、某有名ホテルの広報を得て、現在はフリーランスのライター。妻子持ちだが、美しい女性と冒険には目がない。モットー、滅びゆくその瞬間まで欲深く。