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退屈日記「主夫の知恵、おかずに困ったら、超簡単超安価超美味しい一品」 Posted on 2020/05/07 辻 仁成 作家 パリ

某月某日、なんか作らないとならないけど、面倒なものは作りたくない、でもなんか作って家族に食べさせないとならない。でも作るなら美味しいものが食べたいし、お金はかけたくない、という贅沢な悩みに父ちゃんがこたえたい。一人暮らしの学生さんから、大家族まで、みんなに喜ばれる『フランス風お好み焼き、ジャガイモのガレット』の作り方を大公開する。家から出られないあなたの三時のおやつに、夕食のお供に、朝ごはんに、夫婦の居酒屋ごっこに最適である。

退屈日記「主夫の知恵、おかずに困ったら、超簡単超安価超美味しい一品」



材料はとっても簡単で、じゃがいも500gに対して、卵一つ、玉ねぎ半分、小麦粉大匙2程度、塩胡椒だけ。じゃあ、作ってみよう。ジャガイモを千切りにし、玉ねぎをスライサーなどでスライスしたら、ボウルにぶちこみ、卵一つと小麦粉大匙2も入れ、適当に塩胡椒し、よく混ぜる。(ただし、注意。千切りにしたジャガイモは絶対に水にさらさないこと。水にさらすとでんぷん質が失われ引っ付かなくなるのだ!) そして、熱したフライパンに油をひき、お玉で掬った具を焼いていくだけ。片面が焼けるまで待ってからひっくり返す。ひっくり返したら上からぎゅっとおさえながら焼く。これをいい色にやけるまで何度か繰り返すのがコツ。隣のガレットに引っ付かないように社会的距離をとって焼きましょう。これだけで完成なのだけど、これがめっちゃ美味い。ジャガイモのでんぷん質で見事にくっつき、可愛いお好み焼きが出来上がる。ぼくはこれに粗塩などをちょっとふって、ビールのお供にしている。我が家では、あっという間になくなる大人気ヒット料理。家族絶賛、間違いなし。お試しあれ!!

近々、詳細なレシピはムスコ飯でも公開します。

退屈日記「主夫の知恵、おかずに困ったら、超簡単超安価超美味しい一品」



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