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パリ最新情報「フランス、再びロックダウンか」 Posted on 2020/10/01 Design Stories  

いま、不気味な足音がフランス中で響き渡っている。もっとも懸念されるのは高校の学級閉鎖が続いていることだ。幼い子供たち間での感染はないという科学者の意見通り、小学校の学級閉鎖はほぼない。一方、成人と変わらない体躯を持つ高校生の間で、新学期がはじまり想像通り感染が爆発している。ブランキエ教育相は「もうこれ以上、教育をストップ出来ない」と学校を元通りスタートさせたのだが、結果、どこの学校でも、1,2クラスが学級閉鎖状態に追い込まれている。パリ中心部にあるとある高校は全クラスの半数近いクラスが閉鎖されている事態だ。



この生徒の学校は1学年に3クラスあるが、そのうち2クラスが閉鎖され、開いているクラスの子も含め全員がPCR検査をして自宅待機となった。閉鎖されていないクラスの子たちも検査で陰性になった場合に限り、学校に戻ることが許されている。フランスの学級閉鎖の基準は1クラスに3人の陽性者が出た場合、である。(この3人が同じ家族だと閉鎖にはならない。3人がそれぞれ違う家族の場合のみ適用)正確な数字はつかめないが、クラスターが各高校で出ている可能性がある。



カステックス首相は感染拡大をしているマルセイユやリオン、パリなどの市長を呼び出し、緊急でこれらコロナの問題を協議することになった。フランス人の間で囁かれている噂は、クリスマス前にもう一度ロックダウンが行われるのじゃないか、という懸念だ。現在はマルセイユなどで飲食店の営業が中止されている。第2次のロックダウンに関しては、各メディアもその懸念を報じている。市民の多くも可能性を否定できない状況にあることを理解している。クリスマスを平和に向かえるために、11月とか12月前半あたりに行われるのじゃないか、と予想をするジャーナリストもいる。しかし、再びのロックダウンはフランス経済に計り知れない打撃を与えることにもなる。

パリ最新情報「フランス、再びロックダウンか」



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デザインストーリーズ編集部(Paris/Tokyo)。
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