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名盤再読「サイドディッシュの裏技・超簡単美味い、じゃがいもの付け合わせ」 Posted on 2023/05/29 Design Stories  

フレンチの付け合わせ、というと、真っ先に思い出すのが、フレンチフライですが、もっと手間がかからないで、しかも、美味しく、意外な戦力になる、サイドディッシュの裏技を今日はご紹介したいと思います。

面倒くさがりだけど、美味しいものしか食べたくないというわがままな美食家にも、大好評のこのジャガイモの付け合わせの裏技、ぜひ、試して頂きたい一品でもあります。

さて、フランス料理というと凝ったお料理をまず想像されると思いますが、普段、フランス人が食べているものは、至ってシンプルなものがほとんど・・・。
好みに調理した肉や魚に付け合わせを添える、それだけで十分なのです。
そして、その付け合わせの代表選手といえば、今回の主役、「じゃがいも」。
フランスでは肉と芋さえあれば、なんとかなります。
しかも一番人気はフリット(フライドポテト)というのだから意外や意外。
え、フランス人がフライドポテト? と思ってしまいますが、子供も大人も大好き。ステーキ・フリットという名前の一皿、要は、肉とフレンチフライのプレートなのですけど、は普段着フレンチの代表と言えるでしょう。

名盤再読「サイドディッシュの裏技・超簡単美味い、じゃがいもの付け合わせ」



揚げ物はきつい・・・という方にはじゃがいものホイル焼きがあります。
じゃがいもをアルミホイルに包んで焼き、焼き上がったところで切り目を入れてサワークリームとシブレットを混ぜたものを豪快にのせるだけ。
ホクホクのじゃがいもと酸味のあるクリームが混ざり、これだけでも一品になるくらいボリュームたっぷりの付け合わせです。
日本の皆さんには、この料理はおなじみですよね。でも、今回の裏技はこれではないのです!!!

名盤再読「サイドディッシュの裏技・超簡単美味い、じゃがいもの付け合わせ」

そこで、超簡単で美味しい、じゃがいもの付け合わせをご紹介します。

家庭で超簡単に付け合わせを作りたい場合は、じゃがいものオーブン焼きが何といっても、おすすめです。
フランス人のおばあちゃんから習ったその作り方は、じゃがいもをよく洗い、半分に切って200度に予熱したオーブンに入れるだけ!
信じられないことに、それだけです。
ただし、小粒で皮の柔らかい、ジャガイモを選んでください。土の付いた大きなジャガイモは適しません。

15分から20分すると切り口がぷっくり膨れ上がってきます。
柔らかめの美味しいじゃがいもを使うのが条件ですが、焼き上がりはじゃがいもの味がぎゅっと凝縮し、ポテト饅頭のよう。
そのまま食べても十分美味しいですが、少しバターを足すともっと美味しくなります。

名盤再読「サイドディッシュの裏技・超簡単美味い、じゃがいもの付け合わせ」



名盤再読「サイドディッシュの裏技・超簡単美味い、じゃがいもの付け合わせ」

この付け合わせの一番の魅力は、メインのお肉を焼きながら手間なくできてしまうこと。今回はローストビーフの付け合わせにしました。
ローストビーフは焼き上がったらアルミホイルで最低15分ほど寝かせますので、お肉が焼き上がる頃からオーブンを温め始め、じゃがいもを投入しておけば、お肉がしっかり休んだ頃、じゃがいもがぷっくり焼き上がってくるでしょう。

ハンバーグやステーキの付け合わせに、いつもと違ったじゃがいも料理を取り入れてみてはいかがでしょうか。
本当に簡単で美味しいサイドディッシュですから、ぜひ、お試しください!!
ボナペティ。

名盤再読「サイドディッシュの裏技・超簡単美味い、じゃがいもの付け合わせ」

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デザインストーリーズ編集部(Paris/Tokyo)。
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