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パリ最新情報「再び、水曜日に大統領が何かを発表する」 Posted on 2020/10/13   

オーストラリアの研究者がコロナウイルスの生存期間について新しい発表をした。
ツルツルとした物の表面に付着したコロナウイルスは、40°の環境では24時間生存するのだという。
30°で7日間、20°では、なんと、28日間も生存し続けるというショッキングな内容であった。

例えば、スマホの表面などのプラスチックやガラス、お札やコインなど紙や銅などの表面でコロナウイルスは長くて1ヶ月も生き続けているというのだ。
(コットンなどのザラザラした表面では20°で最大14日、40°では16時間と、生存期間は短くなる)
もちろん、物の表面からコロナに感染するには、ある程度のウイルス量が必要だし、そのウイルスが何を介して感染するのかというと、私たちの「手」である。
その確率は人から人へ感染確率より遥かに低いというが、「手を洗うこと」がどれだけ大切かという事を改めて認識させる研究結果である。

寒くなればなるほどコロナウイルスは長く生存する=感染の確率が上がるというのは間違いないと言えるだろう。
これからの季節、より一層ソーシャルディスタンス 、手の消毒を徹底させたい。

ちなみにフランスの今日の感染者数は8505人、一気に減少したように見えるが、それは週末で検査数が減少していたからであり、
陽性率(11、8%)や病床の占有率(42%)は上昇しており、どうやら今以上の措置が設けられるのは避けられなくなってきたようだ。



そして、いよいよ、水曜日の夜、マクロン大統領の演説が行われるという発表があった。
思い返せば7ヶ月前、マクロン大統領が演説をした直後から、ロックダウンがはじまった。
その次の演説ではロックダウンの1ヶ月延期が宣言された。
第二波の襲来に政府は「一斉ロックダウンは避ける」と言い続けてきたが、視野に入れていると言っていた「地域指定のロックダウン」が行われる可能性もある。
一体何が発表されるのだろう? という国民の疑問に、フランスのジャーナリストは「Couvre-Feux(クーブル・フー 門限)措置を取り入れるのでは無いか?」と推測している。

Couvre-Feuxとは、門限を作るという事で「ある時間以降の外出を禁止する」というものである。
例えば、ドイツやイスラエル、チュニジア、マドリッドなどでは、すでにその措置が取られている。
国によって内容は微妙に違うが、21時から5時まで、22時、23時から6時までなど、薬局以外の全ての店舗が閉店し、外を歩かない、車を走らせない、など国民の行動を制限する。
昼は経済を動かし、夜はロックダウンを行って感染拡大を阻止するというものだ。
8月、9月とこの”門限”を設けた都市は感染者の減少が確認されている。

門限はウイルスの感染を止めることができるか?
ある医師は、「8月半ばからじわじわと第二波が来ていることを忠告し続けてきたが、残念ながらここまできてしまった。この感染を止めるには今が最後のチャンスだ」と語っていた。

パリ最新情報「再び、水曜日に大統領が何かを発表する」



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