今日からマレ地区でアートのグループ展があり、その近くにある日本人パティシエ「あきら」君がやっているカフェ「ポントシュー」に、顔を出した。
そう、前に、有名俳優の「小栗旬」さんに似ていると書いた、ほら、あの人の店にだ・・・。
似ていると思ったから、ブログに書いたのだけれど、もしかしたら、迷惑だったのかもしれない。
「辻さんのブログを読んでいるかもしれない、お客さんかなり来ます」
とあきら君が言った。
「皆さん、遠くからこっちを見て、あー、あの人ね、小栗旬さんに似ていると辻さんが思い込んでいる人って、という目で皆さん、みていく気がするんです」
と静かに訴えるのであーる。
えええー、それは、余計なことを書いたかなー。
「シェフの前田しんさんもやってきて、どこが小栗旬やねん、じゃあ、俺は誰に似ているっていうんだよ！」
といじられているのだとか、・・・。
前田シェフは友だちだから、言うけれど、誰にも似てない。怖い・・・。笑。
しかし、ぼくはあきら君は、マジで、小栗さんの、あのワイルドなロン毛時代にちょっと似ているような気がしてならない。（ごめんなさい、小栗旬さんファンの皆様）
「えええ、じゃあ、ぼくのブログを読んで日本の方が来るの？」とぼく。
「はい、かなり来ます。で、何か失望されているような感じが伝わって来るというのか、遠くで、似てる？　って、囁かれている感じがひしひしとします」
あはは。
しかし、彼が作るフィナンシェは本当に美味しいのだ。ほんと、おいしいよ。
そして、今日、はじめて食べたのだけれど、彼が作るパンペルデュ（フレンチトースト）これは、ぼく、マジ、舌を巻いた。
う、うまいじゃん！シンプルで最高に美味しい。
なんだよ、小栗旬さんにはちょっとしか似てないかもしてないけれど、パティシエとしては最高だからいいじゃんねー。
ということで、笑うと、さらに旬感、増すのだ。
小栗さん、すいません。あくまでもぼくの感想です！！！　
そりゃあ、小栗さんは千倍、かっこいいいですよねー。ちょっと、辻さん・・・。

※　どこか、似てませんか？

「ちょっと似てないわよね」というお客さんの心の声が伝わって来て、ぼく、胸が痛いんです、と訴える、小栗旬さんに全然似てない感じもある、あきらさんなのだ。本人、笑うしかない！！！　
いい笑顔じゃんね。

※　ちなみにこちらが前田しんシェフ、パリ・リオン駅前の「Aux 2saveurs」で会えます。腕は最高です。ほんとうは声の小さな優しいシェフです。ビストロならここがおすすめよ。

※　周辺がカリカリ、中がもちもち。素晴らしいパティシエだと思うのだけれど・・・。

さて、グループ展の方はどうだったのか、というと、大盛況だったと思うが、ぼくは途中から頭が痛くなり、一時間くらいで、会場を後にしたのであった。
でも、その一時間のあいだに、街の哲学者アドリアンは来るし、日本の方もちらほらいらしたし、マコちゃんにばったり会うし、けっこう、盛況だった、気がする。
グループ展なので、ぼくの意思はほとんどないに等しいということもあり、ぼくの存在は浮いていた。
でも、みんな楽しそうなのであった。
何事も、経験であーる。

※　ひさびさ登場、街の哲学者、アドリアン！！！ちょっと痩せたね。

※　まこちゃんも、ちょっと痩せたね。

さて、差し入れにベトナム風サンドのバインミーをもっていったのだ。
１５区、パリ・日本文化会館のすぐそばに正真正銘ベトナムサンドのお店（バン・エ・ミー）、ここのは本当にパリ一美味しいのだ。とくにクラシックというのが、一番うまい。
パンが軽く、ベトナムのハムも、にんじんはじめ、具材も新鮮で、差し入れに最適なのだった。みんな大喜びであった。
美味しいこそが、アートなのである。

つづく。
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今日も読んでくれてありがとうございます。
さて、ノルマンディに戻ろうかな。続きはまた、明日ね！！！