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速報・パリ最新情報「フランスの変異株、全コロナ陽性者に占める割合35%に拡大」 Posted on 2021/02/19 Design Stories  

フランス全土のコロナ感染者に占める英国変異株の割合が今週ついに35%に達した。(昨日、ドイツは22%程度という報道が出たばかり)
※英国変異株のフランス全土で全コロナに占める割合は以下である。
2021年1月8日、  3,5%
2021年1月27日、 13,2%
2021年2月5日、  19%
2021年2月11日、 20~25%
2021年2月15日、 36%
という拡大率を示している。



11日から15日の中、4日間で、10%以上も英国変異株が従来株を圧倒する勢いで伸びているのが分かる。
しかし、もっと驚くのは、パリ周辺では、40,5% に達し、パリ首都圏の隣に位置するイブリン県では、実に53.9%というさらに恐ろしい急拡大なのである。
南ア株の数は少ないが、今週、5%と出ている。(もっとも、南ア株、ブラジル株は急拡大していない)
ドイツで英国変異株が占める割合は22%なので、その倍弱の伸び率というのが気になる。



フランス全土の感染者数は2万5000人程度でここ最近推移しているが、変異株の占める割合が急拡大していることに、フランス政府は警戒を強めている。
従来型より感染力が強くしかも致死率が高いと言われているからだ。
今日、オリビエ・ヴェラン保健相は、これまでコロナ感染者の隔離期間を7日間としていたのを、変異株の感染期間が長い可能性を理由に、10日間に改めることを宣言した。
コロナ陽性者であることが判明した者は、今後、10日間の隔離生活に入らないとならなくなった。(中)

※英国由来の変異株急拡大の最新情報が入り次第、記事を更新します。

速報・パリ最新情報「フランスの変異株、全コロナ陽性者に占める割合35%に拡大」



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