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パリ最新情報「味変は特にナシ!唐揚げは日本の味そのままが好き。」 Posted on 2023/06/04 Design Stories  

 
フランス人が「これは美味しい!」と唸る日本の食べ物のひとつに、唐揚げがある。
これまで、パリのおにぎり、ちらし寿司、ライスバーガーと、和食ブームの情報をたくさん発信させていただいた。
いずれもフランス人の好みに合わせてちょっとずつ進化しているのが特徴だったが、唐揚げだけは“日本の味そのまま”がお好きなようだ。

パリにある日本のお弁当屋さんで一番人気なのも、唐揚げ弁当であることが多い。
今や名前も「プーレ・フリ(鶏肉のフライ料理)」ではなく「Karaage」という日本語名で定着しており、味変なし・カリっと衣まで美味しい唐揚げ店には行列ができることもある。
 

パリ最新情報「味変は特にナシ!唐揚げは日本の味そのままが好き。」

 
そんな唐揚げの専門店が、パリ18区に誕生した。
オーナーは「日本の唐揚げが大好き!!」と語る二人のパリジャン(マチュ&シャルル)。
店名も「NAKATSU」といい、唐揚げの聖地である大分県中津市にオマージュを捧げた。
 



パリ最新情報「味変は特にナシ!唐揚げは日本の味そのままが好き。」

※ランチの看板メニューは唐揚げ丼と唐揚げバーガー。もちろん唐揚げ単品での用意もあり、“通”のための白飯、味付け卵、ポテトサラダ、和風コールスローなどがサイドメニューに。

パリ最新情報「味変は特にナシ!唐揚げは日本の味そのままが好き。」

 
「生きとし生けるものに敬意を払いながら、厳選された食材を使っている」というNAKATSUは、ノルマンディーの養鶏場からやってきた、120日飼育の地鶏をベースにしている。
通常は80日飼育のところを120日に伸ばすことで、しっとりジューシー・柔らかな唐揚げに仕上がるのだという。
 

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パリ最新情報「味変は特にナシ!唐揚げは日本の味そのままが好き。」

 
オリジナルのソースにもこだわりが詰まっている。
フレーバーは「タルタル味噌」「マヨ・ジンジャー」「スイートマヨ・唐辛子」の3つ。
特に味噌はブルゴーニュ地方で造られたBIOのもので、マヨネーズにちょっと足すことで「品の良い塩気」を演出したそうだ。
 



パリ最新情報「味変は特にナシ!唐揚げは日本の味そのままが好き。」

 
醤油、酒、ニンニクなどに浸けたあと、使用するのは日本の片栗粉だという。
「二度揚げ」も行い、日本をリスペクトした唐揚げはそっくりそのまま、祖国の味であった。
オーナーのマチュさんによれば、「フランス人は本当に唐揚げが大好き!」ということだ。
夜になれば唐揚げ居酒屋にもなるといい、同じくブームの日本酒、Kombuchaなどがメニューに並ぶ。
 

パリ最新情報「味変は特にナシ!唐揚げは日本の味そのままが好き。」

パリ最新情報「味変は特にナシ!唐揚げは日本の味そのままが好き。」

※味付け卵はおつまみに。

 
マチュさんが言うように、フランスで唐揚げを振舞えば皆に喜ばれる。
日本をよく知っているという人にも、知らないという人にも、ホームパーティーで持ち寄れば「美味しい!」と言ってもらえる。
ただ自宅で揚げるには少々大変なのが唐揚げだ。
パリでこうした本格的な唐揚げ店があるのは嬉しいし、フランス人が伝えてくれているというのが何よりも嬉しい。(セ)
 

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