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ロンドン最新情報「ロンドン現代アート美術館をご案内します!」 Posted on 2023/10/12 Design Stories  

ロンドンの最大の魅力は「アート力」です。
驚くべきことに、250を超える美術館や博物館が存在し、すべての人が文化に触れられるようにというポリシーに基づき、どの美術館も常設展は無料で楽しむことができます。

ロンドンの地下鉄(チューブ)に、反射ベストを身に着けた小学生たちがたくさん乗車しているのを見かけます。学校の課外授業の一環で、美術館や博物館を訪れるのです。美術館の常設展示は無料で、11歳以下の子供たちはバスや電車も無料で利用できるため、全ての子供たちにとってアクセス可能。子供たちの美術教育は、将来の文化への貢献に繋がります。

ロンドン最新情報「ロンドン現代アート美術館をご案内します!」

テートモダンの対岸はセントポール大寺院 ウーバーボートがテートモダンとテートブリテンを繋ぐ。

TSUJI VILLE

最近ではヴィクトリア・アルバート美術館の分館であるヤングV&Aが開館しました。子どもや若者、家族が想像力を膨らませ、遊び、デザインする場として楽しむ場所として人気です。昨年は英国初のLGBTQ+ミュージアム「クィア・ブリテン」もロンドン・キングクロスにオープンしました。

*「クィア」は「性的指向が異性愛に限らない人たちによって使われる形容詞」として使われ、自分がどのジェンダーやセクシュアリティに属するか自信がないときには、クィアのような包括的な言葉を使う。

アートの世界はますます多様化し、デジタル技術も進化し続けています。ロンドンの美術館は、その変化にも柔軟に対応し、常に新しいアート体験を提供しているのです。

美術館を訪れる際は休館日や入館予約、チケット購入などについて事前に確認することをお勧めします!

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コヴェントガーデン。180ストランド、サマーセット・ハウス、ナショナル・ポートレート・ギャラリーへは徒歩で行けます。



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テートモダン Tate Modern
https://www.tate.org.uk

テムズ川沿いにそびえるテートモダンは、もともと発電所として使用されていた独特のレンガ造りの建物。その巨大な吹き抜けを持つ本館ボイラーハウスと、新しく追加されたスイッチハウスは、その外観だけでも圧倒的な存在感を放っています。特別展示はもちろん、常設展示や多彩なイベント、テンポラリーコミッションの展示、1日中楽しく過ごすことができます。
テートで最も高い場所にある「レベル10」と呼ばれる展望台からは眼下に広がる美しいロンドンの街を見下ろすことができます。
この美術館は音や人混みが苦手な人のために「静かな部屋」を提供しており、幅広い訪問者のニーズに対応しています。
超人気でチケット購入が不可能だった「草間彌生:無限の鏡の部屋」展は2024年4月28日まで延期され、チケットも購入可能。テートオリジナルのグッズやアート関連の本などが充実したミュージアムショップも4か所あります。
テート・モダンとテート・ブリテンの間は、テムズ川を行き交う高速船「Tate to Tate service」がシャトル運航しているので、テムズ川クルーズを楽しむことができます。

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テート・ブリテン Tate Britain
https://www.tate.org.uk/visit/tate-britain

この美術館は、16世紀から現在までの500年間にわたる英国アートのコレクションに特化しています。テート・モダンに比べて古典的な展示が多いですが、現代アーティストによる個展も開催されています。

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ヘイワード・ギャラリー Hayward Gallery
https://www.southbankcentre.co.uk/venues/hayward-gallery?

テムズ川沿いにあるサウスバンク・センター内に位置し、国際的に有名な現代アートギャラリーであり、ブルータリズム建築のランドマークでもあります。国際的に評価されたアーティストやキュレーターによってキュレーションされた、斬新で冒険的な展覧会が開催されています。このギャラリーは現代美術の最新トレンドを発信する重要なスポットとして注目されています。
2023年10月11日より、杉本博司」展が開催。過去50年に渡、杉本氏の「時間と記憶」を哲学的でありながら遊び心に満ちた、写真シリーズから、作品が展示されます。教師(10月18日)、小学生(12月12日)、中・高校生(11月21日)が無料で招待されています。また障害者、感覚の違いや不安を抱えている人、保護者や介護者など忙しい時間帯に訪問することが難しい人々に特別な鑑賞日を設けています(有料)。

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バービカン・センター Barbican Centre
https://www.barbican.org.uk/whats-on/art-design

ヨーロッパ最大級の文化複合施設であり、コンサートホール、映画館、劇場、図書館、アートギャラリーなどが一体化しています。また、同じ敷地内にある住居群「バービカン・エステート(巨大団地)」は、ブルータリズム建築の傑作として高く評価され、団地愛好者や建築ファン、アートファンにも愛されています。バービカン・センターは、庭園とブルータリズム建築が優雅に融合し、訪れる人々をまるで楽園に迷い込んだかのような感覚に陥れます。

*ブルータリズム建築:「粗暴な、荒々しい」などの意味を持つ「ブルータル(Brutal)」が語源のブルータリズム建築は、20世紀初頭のモダニスト建築からの流れで派生し、1950~1960年代に流行した建築様式。主に学校や市役所、文化施設など公共の建物に数多く取り入れ、打放しコンクリートを多用し、荒々しさと重厚な威圧感を感じさせるデザインが特徴。

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ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツ Royal Academy of Arts
https://www.royalacademy.org.uk

ピカデリーに位置する国立のアート・スクール兼ギャラリー。この建物は、パラディオ様式のバーリントン・ハウスとして知られ、かつては貴族の屋敷でした。1768年に創設され、イギリス最古の美術学校としての歴史を誇ります。また、毎年「サマー・エキシビション」と呼ばれる展覧会を開催しています。公募によって作品を展示し、若手アーティストや新たな才能を支援しています。ピカデリー・サーカス駅から徒歩約5分の場所にあり、あの有名な老舗百貨店、フォートナム&メイソンも近くにあります。

TSUJI VILLE

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サマーセット・ハウス Somerset House
https://www.somersethouse.org.uk

テムズ川に面したこの建物は、17世紀に建設されたバロック様式の宮殿で、かつては王室の宮殿として使われていました。様々なアートギャラリーや展示スペースがあり、数多くの展覧会やフェスティバルが開催されます。最近ではデザイン・ビエンナーレが開催され、日本からは建築家、坂茂氏が参加し、リサイクル資材を使った災害支援の簡易スペースを展示しました。また、アーティストやデザイナーがリーズナブルな価格で借りられるスタジオ(アトリエ)も提供されています。

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180ストランド、2021年「池田亮司」展より

180ストランド The 180 Strand 
https://www.180thestrand.com

The 180 Strandは、デジタルアートと没入型・体験型アートファンにとって究極の聖地となっています。ロンドンで最も視覚的に魅力的で、先進的なデジタル技術を使った大規模インスタレーションを展示する展覧会を数多く開催しています。
2023年10月12日より、革新的な没入型アート集団であるUnited Visual Artistsによる20周年を祝う大規模な展覧会「UVA: シンクロニシティ」が開催されます。伝統的なメディアと先進的なデジタルテクノロジーが組み合わされ、新しいアート体験をすることができます。



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ナショナル・ポートレート・ギャラリー  National Portrait Gallery 
https://www.npg.org.uk

リニューアルが完了し、再オープンしました。トレファルガー・スクエアに隣接するこのギャラリーは、世界で最も豊富な肖像画コレクションを所蔵しており、8世紀から現代までの22万点以上の作品を検索できます。

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ホワイトキューブ・ギャラリー  Whitecube Gallery 
https://whitecube.com

ホワイトキューブ・ギャラリーは、国際的なアーティストや現代アートの注目作品を紹介する場として高い評価を受けています。広大な展示スペースと先進的な施設を備え、アート作品を効果的に展示できる環境を提供しています。このギャラリーは、ロンドンを拠点にしていますが、香港やニューヨークなど他の国や都市にもギャラリーを展開し、国際的なアート市場で重要なプレゼンスを保っています。ロンドンにはメイソンズ・ヤードとバーモンジーの2カ所にギャラリーがあります。

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フリーズ・ アート ・フェア・ロンドン Frieze Art Fair London
https://www.frieze.com/fairs/frieze-londonPark

会期、2023年10月11−15日。
アートマガジン「FRIEZE」が主催するイギリス最大規模の現代アートフェアで、毎年10月にロンドン北部のリージェンツパーク内で行われます。

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デザイン・ミュージアム Design Museum
https://designmuseum.org

ホーランドパークに隣接するデザインミュージアムは、20世紀以降のデザインや建築に特化した英国唯一の博物館です。この博物館は、2020年に88歳で亡くなったテレンス・コンラン氏によって創設されました。建築デザインはミニマリストのジョン・ポーソン氏が担当しました。博物館の常設展「デザイナー・メーカ・ユーザー」では、20世紀以降に生まれたさまざまなデザインの作品がほぼ1000点に及び、展示されています。
ロンドンファッションウィークに関連した「REBEL: ロンドンファッションの30年」が開催されています。ファッション業界でのキャリアがどのように築かれ、ロンドンのファッションシーンが若いクリエイターたちに提供する数々の機会を前例のない視点で示します。

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サーペンタイン・ギャラリー Serpentine Gallery 
https://www.serpentinegalleries.org

サーペンタイン・ギャラリーは、現代アートの展示に焦点を当て、絵画、彫刻、写真、映像、パフォーマンスアートなど、多様なジャンルを取り上げています。また、特別展示やコミッション作品、屋外プロジェクトなども定期的に開催されます。ケンジントンガーデンズ内には、サーペンタイン南ギャラリー、ザハ・ハディドによってデザインされたサーペンタイン北ギャラリー、そして建築プロジェクトとしてのサーペンタイン・パビリオンが存在します。南ギャラリーはアート関連の雑誌と美術書が充実しています。広大なハイドパークを散策しながら、サーペンタインギャラリーで現代アートが楽しめます。



サーチギャラリー SAATCHI GALLERY
https://www.saatchigallery.com


サーチ・ギャラリー(Saatchi Gallery)は、ロンドン・チェルシー地区に拠点を置く現代アートギャラリーで、広告界で成功したチャールズ・サーチとその妻のナイガ・サーチによって1985年に設立されました。このギャラリーは新進気鋭のアーティストや現代アートの展示に焦点を当て、幅広いジャンルの作品を紹介し、新しい才能やアートの表現を支援しています。チェルシー地区は高級住宅地として知られ、高級ブティック、ファッションショップ、カフェ、レストランが軒を連ねています。
2023年11月15日より、芸術家のコラボレーターであり生涯のパートナーであるクリストとジャン=クロードのキャリアと業績についての回顧展、「クリストとジャン=クロード:無限の可能性」が開催されます。

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ヴィクトリア・アルバート・美術館 V&A  
https://www.vam.ac.uk

ロンドンのサウスケンジントンに位置するV&A(ヴィクトリア・アルバート美術館)は、美術、デザイン、ファッション、工芸、彫刻、写真、ジュエリーなど、多岐にわたる美術品とデザイン作品を所蔵しています。そのコレクションは数百万点以上に及び、ヨーロッパやアジア、中東、アフリカなどのさまざまな地域からの作品が含まれています。美術館の建物自体も美しい建築とデザインが特徴で、中庭やゴージャスなタイルやシャンデリアのあるカフェで食事を楽しむこともできます。さらに、V&A美術館の周辺には自然史博物館や科学博物館など、他の観光名所も点在しており、多くの人で賑わっています。
2024年2月25日までのチケットが全て売り切れとなっている「ガブリエル・シャネル:ファッションの宣言」が開催されています。フランスの仕立て屋、ガブリエル “ココ” シャネルの作品に捧げられた初の英国での展示。シャネルのブランド、CHANELの設立と彼女のアイコン的なデザインスタイルの進化を追跡し、今日も女性の服装に影響を与え続けている展示です。

*当日券や追加チッケトが販売される場合があるのでウェブサイトを確認してください。

ヤングV&A Young V&A
https://www.vam.ac.uk/young

創造力、好奇心、独創性を刺激するために子供、若者、家族向けに設立された美術館です。ここでは子供、若者、家族が想像し、遊び、デザインする場を提供しています。本館からはかなり離れている地区に位置しているので、ご注意ください。
2023年10月14日より、「日本:神話からマンガへ」が開催されます。
風景や民間伝承が日本の文化、技術、デザインにどのような影響を与えてきたかを探ります。



ホワイト・チャペル・ギャラリー Whitechapel Gallery
https://www.whitechapelgallery.org

ホワイト・チャペル・ギャラリーは、1901年に設立され、ロンドンのイーストエンド地区に位置します。現代アートの展示とアーティストとのコラボレーションを重視し、絵画、彫刻、インスタレーション、映像など多様なジャンルを展示。特別展示やイベントも盛りだくさんで、教育活動やコミュニティプログラムも提供。美術関連の書籍やアーティストエディションの作品も取り扱っています。

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ザブルドヴィッチ・コレクション Zabludowicz Collection
https://www.zabludowiczcollection.com

ザブルドヴィッチ・コレクションは、1994年にポジュとアニタ・ザブルドヴィッチによって設立され、国際的な現代美術の重要な個人コレクションとして知られています。500人以上のアーティストの作品を管理し、展覧会や制作支援などを通じてアーティストをサポートしています。
ザブルドヴィッチ・コレクションは、カムデンマーケットの近くに位置し、ここは1000以上の店舗が集まり、独特な商品やアート、カルチャーが融合する場所として、ロンドンを代表する観光スポットの一つです。(ゆ)
カムデンマーケット https://www.camdenmarket.com

Photos by Yuki Nakamura

自分流×帝京大学