某月某日、とにかく、開演の３０分前までリハーサルに時間をとられたが、結局、１５分遅れくらいでなんとか開演出来た、辻ライブ・イン・ロンドン。
結論から言わせて頂くが、大成功×３くらいであった。４でもいいけど、遠慮しておこう。
オランピアのスポンサーをやった野本もロンドンまで家族でかけつけてくれたが、ロンドン、最高だった、と言って貰えた。
日本公演を全部見たというファンの人もいたが、ロンドンが最高だった、と言われた。
オランピアとＱＴの両方を見たロンドンのクミコさんも、ロンドンが一番だった、と言った。（クミコさんは、お母さんがぼくの友達なのだ）
ぼくのツアーを見た人たちが、大興奮してくれたのは、ある意味でポール卿のおかげであった。
彼もこう言った。
「今まで、たくさんのコンサートをオーガナイズしてきたが、こんなにお客さんたちに感謝されたライブははじめてだった」
と、ということで自画自賛の得意な父ちゃんが日記に書くと、こうなる。あはは。

でも、２ステージ目では、英国人の観客たちが立ち上がって、踊りだしたのは、感動的であった。しかも、バラードのアローンで踊るのだから、凄い。はじめて、見た。
ジャズクラブなのに、もう、ダンスホールみたいだった。
ゴージャスな五つ星ホテルのジャズクラブで、ぼくがやる意味があったのか、それは謎だけれど、結果は、オーライだった。
でも、９０分以上の２ステージを全力でやり切ったのだから、自分を褒めてやりたい。
この模様は全て、レコーディングされたし、映像化もされた。
ポール卿がこれを「作品にする」と言ってるので、証拠が残ってよかった。☜、なんの証拠！？　笑。
ぜひ、観て頂きたい。
ロンドンの小さなジャズクラブでの、大きな一歩となった。

※　オランピアのスポンサーを個人でやった野本、から始まり、ロンドン公演のスポンサーをやったポール卿まで、ここで、繋がったのだった。さて、次のライブは、たぶん、ボルドー！！！　ふふふ。

ジョルジュはフランスのベストパーカッショニストで、マリオはイタリアのベストバイオリニストで、ユンは韓国で一番になった経験があり、エリックはぼくのナンバーワンだし、ほんとうにスーパー無国籍バンドなのだ。
この戦争が多発する時代にあって、音楽で国境を越えられることは、本当に凄いことだ。
そして、その輪が、英国にまで及び、ここからまたさらに映像化され、ＣＤも英国でライブ盤を出そうというポール卿の動きがあり、どこまで行くのかな・・・。
というか、還暦を超えて、英国に乗り込んで、９０分×２ステージをフルでやって、かなり疲れたけれど、でも、まだいけるぞ、と思った、父ちゃんなのであった。イケる、イケる。うわっはっは。
ともかく、ともかく、５月３０日のパリ・オランピア劇場からはじまった、父ちゃんのワールドツアー、ロンドンの二回公演まで含めて、ライブ、全七本、走り切った感、１００％となった。
まことに、ありがとう。マコちゃんにもありがとう。
ここから、次がスタートするのだ。
父ちゃんの「電柱作戦」は続いている。
人生は、次の電柱まで、とにかく、行け。そして、次の電柱を目指せ、に尽きる。

今、ライブが終わって、これを書いているので、そろそろ、体力の限界になってきた。
さて、寝ようかな。
熱血も、いったん、電池切れ、となりました。
皆さん、お疲れ様です。

つづく。

今日も読んでくれてありがとうございます。
しかし、マリオ人気が凄くて、あの、ジョルジュも、ユンも、エリックもいるので、平等に拍手をしてほしいところだが、マリオの番になると、キャー、と黄色い悲鳴が！！！
彼は１０年後、ぜったいに世界のトップ・アーティストになると思う。
すでにトップのジョルジュはもうマエストロになるだろうし、いや、この音楽の世界、実に素直で、幅広くて、豊かである。マリオはこのイスラエルの戦争でいろいろ大変なことを身近に感じている一人だからこそ、平和を、強く望んでいる。ブラジル人のジョルジュも、韓国人のユンも、フランス人のエリックも、宇宙人のぼくも・・・。はい。
さて、お知らせです。
次は、個展だね！！！