JINSEI STORIES
滞英日記「ぼくが今回、ロンドンで食べたとっておきの料理たち。笑」 Posted on 2023/10/25 辻 仁成 作家 パリ
某月某日、今回はちょっと短めのロンドン滞在であったし、ほぼ、ホテルとジャズクラブとの往復だったので、なかなか、レストラン巡りはできなかったが、それでも、隙間を狙って、美味しいもにありつくことができた父ちゃんなのであった。
その数々をご紹介したい。
まずは、なんと言っても、英国でぜひ食べて頂きたいものは、これ、ミートパイである。
前回も、食べたが、まことに美味い。
しかしかなりヘビーなので、女性は一人で完食は難しいかもしれない。
友だち数人とこれを分け合って、ビールで胃に流し込むのが楽しいし、美味い!
上にのっかっているのは、アボカドではなく、グリーンピースのクラッシュ・ソースである。
中に、とろとろのデミグラスソースで煮込んだ牛肉が・・・。さっそく、カットしてみよう!!!
じゃじゃじゃじゃーん。
そして、英国と言えば、イングリッシュブレックファーストなのだけど、まず、卵はエニースタイルにします?と訊かれる。
スクランブルエッグかサニーサイドアップか、でその日の気分が決まるのだ。
ここのイングリッシュブレックファーストはかなりヘビーであった。
ベーコンのことは、こっちはパンチェッタというみたいで、でも、イタリアのパンチェッタとは違って、普通のベーコンなのだった。なぜか、理由はわからない。
不勉強ですいません。えへ。
で、ライブの前後はずっと宿にこもったので、スタッフさんが買って来てくれた。
中華では有名なディンダイフォンの卵チャーハンと豚焼きパテみたいなもの。
ここは飲茶のお店なのだ。
で、電話とかで予約をとることができない。並ばないとならないのだとか・・・。
それから、ちょっと胃が疲れたので、アジア飯食べたくなって、えへへ、英国の友人に聞いたら、HOA SEN VIETNAMESE STREETが美味いというので、スタッフとフラッと立ち寄ったのだった。
ストリートフード店だから、カップルでは行かない方がいい。
かなり、美味しい!!!!
わいわいがやがや、つつきあうには最高であった。
ご覧の通り、豚の角煮も美味かったし、フォーも最高だったが、一番驚いたのは、卵チャーハンだった。パラパラ炒飯だった。
でも、ロンドンにいる間で、よく食べたのは、アボカド・クラッシュかな。
アボカドトーストを注文すると、ポーチドエッグが付いてきて、割って、とろとろを食べる。
コーヒーじゃなく、ミントティーがよくあった。
しかし、3泊の旅でここまで食べてるのだから、父ちゃんは真の食いしん坊なのであった。
駆け足で、ロンドン飯をご紹介したけれど、今回は忙しくて、フィッシュアンドチップスやスコッチエッグまで到達できなかったので、次回のライブの時に、笑、ぜひ、トライしてみたいのであーる。
ロンドン、やっぱり、食事が、20年前より、各段に美味しくなっていました!!!!
つづく。
ということで、今日も読んでくれてありがとうございます。
また、すぐにロンドンに戻って来て、いろいろと食べ歩きたい、父ちゃんなのでありました。とくに、夜のパブ巡りを今回出来なかったので、それが次の目標です。食い意地父ちゃんでした。
さて、ラジオ・ツジビルは、毎週、オンライン村、ツジビルで放送されています。こちらへ、どうぞ!!!
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そして、一時間に及ぶ、熱血パパさんの、貴重なライブ映像!!!!
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https://youtu.be/YIi9N-6kt5g?si=l3SPg4Wt-jpOqToS
個展は来年、2月28日から3月5日まで、伊勢丹アートギャラリーにて、開催! 最終日は午後18時までになります。