JINSEI STORIES

滞英日記「ロンドンでカフェ、ロンドンでランチ、ロンドンでディナー、最高なのだ」 Posted on 2024/04/18 辻 仁成 作家 パリ

某月某日、とにかく、ロンドンが素晴らしい。
すでに、年に二回は必ず遊びに来たい英国の首都、ロンドンなのであった。
何がいいのか、何が父ちゃんを虜にさせるのか、パリにはないものがある。
それは何か、みなさんは、知りたいに違いない。
たとえば、ロンドンは、パリの何倍も大きな大都市なのに、空がやたら広いし、どこも、なにもかもがゆったりしているのである。
パリだって、ゆったりしているじゃないか、と言われればそうなのだけれど、実は、パリ市内でのんびりできる場所は限られている。(田舎は別だ)ロンドンはそこかしこに、公園があって、緑があふれているのには、驚いた。
パリは中心部が観光地で、史跡名所が集中しているし、パリというイメージが美しく出来上がっているのだけれど、びっくりするくらい汚いところとの光と翳の落差が激しい。
ロンドンは平たんな大都市で、ビジュアル的な優雅さはないけれど、意外とどこもリラックス&長閑なのである。
大都会なのに、のほほん、としているのだ。

滞英日記「ロンドンでカフェ、ロンドンでランチ、ロンドンでディナー、最高なのだ」

滞英日記「ロンドンでカフェ、ロンドンでランチ、ロンドンでディナー、最高なのだ」

滞英日記「ロンドンでカフェ、ロンドンでランチ、ロンドンでディナー、最高なのだ」

滞英日記「ロンドンでカフェ、ロンドンでランチ、ロンドンでディナー、最高なのだ」

滞英日記「ロンドンでカフェ、ロンドンでランチ、ロンドンでディナー、最高なのだ」



大英博物館の近く、ブルームスベリー地区を歩いていたら、かわいいカフェの看板があった。
イタリアのコーヒーを出す店みたいなことが書いてあったので、まだ、ライブのリハーサルまでに時間があったのでちょっと立ち寄ったら、店舗がなかった。
そこはビルの谷間の、誰かの中庭のような場所。
椅子を並べただけのカフェで、バリスタのおじさん、(ちょっと気難しい感じだった)が淹れてくれたコーヒーが、個性があって他では味わえない、不思議な酸味、でも、確かにイタリアンなエスプレッソであった。
で、おじさんを中心にした空間が、これまた、異常にのんびりとしていて、近くの会社員の人たちが、控えめな会話をしながら、お茶を飲んでいた。
英国人、というかロンドナーは、フランス人がそうであるように、人によってぜんぜん違っていて、わかりにくい人も多いし、アメリカ人的なオープンな人もいるし、優しい人もいるけれど、うーん、ある意味、まじめかな。
ま、国民性なので、それはそれでいいとして、そんなロンドナーが創る世界は、けっこう、アートな雰囲気がそこかしこに適度に入り交じり、繊細で、おしゃれで、ぼくは気が合った。
でも、フランス人とはよく揉めるけれど、フランス人の方が、ぼくには気質的には近いかも。だから、ロンドンでずっと暮らしたいとは思わない、旅人で訪れた方がけんかしないで済むかな、となんとなく、思った・・・。
それはいいとして、ロンドン、この喉かな空気感、それは間違いなく、素晴らしい。

滞英日記「ロンドンでカフェ、ロンドンでランチ、ロンドンでディナー、最高なのだ」

滞英日記「ロンドンでカフェ、ロンドンでランチ、ロンドンでディナー、最高なのだ」

滞英日記「ロンドンでカフェ、ロンドンでランチ、ロンドンでディナー、最高なのだ」



ランチは、大英博物館の近くにあるインド料理店で、ビリアニ(チキンの入ったピラフのようなもの)を食べた。つけあわせに、アルゴビ(カリフラワーとジャガイモのサラダ)を食べた。
お客は他にはいなかったが、おいしかった。インド料理のすそ野があまりにも広い。
フランスのインド人と中国人はフランス社会に溶け込んで独自の料理を生み出しているが、英国に住んでいるインド人と中国人は、英国に染まってない。
料理が中国やインドで出されるような媚びてないものばかりで、そのまま出てくる。ここも、大きな違いなのだ。
パリの中華は美味しいけれど、フレンチの影響を受けてずいぶん、本場の味とは違う感じがする。パリで進化したフレンチ中華だ。
一方、ロンドンの中華は中国人の味がする。インド料理もまじで、ほんものだった。
夜は2Gzマネージャーミカちゃんのごちそうで、ホールボーンにある有名なパブ、ザ・シップ・タバーンで、頂いた。ごっちー。
大混雑だった。フランスだと隣の客との交流があるのだけれど、英国はその辺、白人社会がびしっと存在する感じを受けた。
むむむ、パリと違う・・・。
なんか、給仕の人もいい感じなんだけれど、うまく言えないが、空気が違っていた。
パリだと隣の人と冗談を言い合うことも普通で、一応、みんな、皮肉交じりに、うちとけてみせるのだけれど、いつも感じることだが、ロンドン・パブはそれがなかった。
もしかしたら、この店だけかもしれないが、のり、が違う。ああ、英国なんだ、と滞在半日で、気づかされた。
ま、そういう排他的な感じも、嫌いじゃない。
いろんな国を旅している父ちゃんだからこそ、気が付くことかもしれない。
明日、ロンドン在住が長い知り合いに会うので、その辺のところ、聞いてみたいが、お国柄が出ていて、面白いのでござーる。あはは。

滞英日記「ロンドンでカフェ、ロンドンでランチ、ロンドンでディナー、最高なのだ」

滞英日記「ロンドンでカフェ、ロンドンでランチ、ロンドンでディナー、最高なのだ」

滞英日記「ロンドンでカフェ、ロンドンでランチ、ロンドンでディナー、最高なのだ」

滞英日記「ロンドンでカフェ、ロンドンでランチ、ロンドンでディナー、最高なのだ」

※ スタジオ、も、長閑だった。

滞英日記「ロンドンでカフェ、ロンドンでランチ、ロンドンでディナー、最高なのだ」

※ 2Gzのマネージャー、みかちゃん、と、ギターのヒデ! いつも笑顔のロンドナー・二人組。



今日は、ライブに向けて、4時間も練習をしたのだけれど、かなりいい出来栄えであった。
19日の、ザ・ウオーターラッツのライブ、めっちゃ、楽しみだ。そういえば、滞在先の係の人が、ミュージシャン? と訊くので、そうだよ、と返したら、どこでやるの、と笑顔で言われたから、ザ・ウオーターラッツ、と言ったら、
「わぁ、そこ、大好きなベニュー(ライブハウス)よ、行く。何時から」
と。本当に来るか、わからないから、19時からだけど、無理しないでね、と言っておいた。
「でも、本当に、毎週のように行くのよ、本当に、最高なベニューよ」
と別れ際にまた行ったので、来たら、ご報告しますね!!! この人、ロンドンで出会った人の中で、一等賞、でした。あはは。

人生はつづく。

今日も読んでくれてありがとうございます。
19日、ザ・ウオーターラッツでの2Gzライブ、間違いなく、最高になりますね。わくわく、がとまりません。満席ですが、ロザンナ曰く、ロンドンの人たちって、外とかで友だちとしゃべりながら、飲んで待って、はじまったらぞろぞろ入ってくるから、席とりとかしないんだそうです。へー、なので、だらだらはじまり、だらだら終わる感じですね。笑。


さて、さて、日本での引退も決定したので、東京と大阪公演、これで当面、見納めになりそうですね。生涯、最高のライブにしますので、お付き合いください。
・東京3DAYS公演
7/30(火)ヒューリックホール東京
7/31(水)ヒューリックホール東京
8/5(月)ヒューリックホール東京
・大阪公演、ワールドツアー千秋楽!
open18:30/start19:00
8/7(水)フェスティバルホール大阪
open18:00/start19:00

Design Stories先行
受付期間:4/6(土)10:00~4/19(金)23:59・抽選

https://w.pia.jp/s/jinsei24ds/
※デザインストーリーズ先行発売でーす。一般発売は5月です。

さらに、、、、
フランスツアーが6月に行われます。
パリは、ベルビルにある老舗の劇場「Le Zebre」にて行われます。チケットが発売になりました。在仏、在欧の皆さん、お時間があれば、ぜひに。
☟☟☟☟☟
●6月30日、パリ、Le Zebre チケットはこちらから、どうぞ!
☟☟☟
https://billetterie.seetickets.fr/tsuji-in-paris-concert-le-zebre-30-juin-2024-css5-envolproduction-pg101-ri10301135.html

そして、7月3日、リヨン、La Marquise
なぜか、パリの会場よりも、売れています。売り切れる前に、お早目に!笑。
チケットはこちらから、どうぞ!
☟☟☟
https://billetterie.seetickets.fr/tsuji-in-lyon-concert-la-marquise-peniche-03-juillet-2024-css5-envolproduction-pg101-ri10301835.html

●7月20日から7月28日まで青山・新生堂画廊にて、個展!
●9月後半、コルシカ、アジャクシオ、ライブ。(こういう世界各地のフェスは今後もやります。これも決まっているので、やります)
●4月19日、ロンドン、ライブ。詳細はこちらから☟

https://www.eventbrite.co.uk/e/2gz-tsuji-and-hide-live-japanese-music-in-london-tickets-790578039197?aff=oddtdtcreator

滞英日記「ロンドンでカフェ、ロンドンでランチ、ロンドンでディナー、最高なのだ」



自分流×帝京大学