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リサイクル・料理教室「健康のために、黒米も食べよう」 Posted on 2023/08/01   

某月某日、健康に関しては、きちんと考えないとならない。
近頃、作る料理のほとんどに黒米を加えるようにしている。
dancyuで現在連載中の「パリ・サラダ」に「黒米のサラダ」を特集しているので、そちらに詳しくは譲るが、黒米は、栄養度の高さで、お米の中では王様なのである。
滋養強壮作用が強いだけじゃなく、抗酸化機能を強化できるのだ。
フランスの健康オタクたちの間ではもう長いこと話題になっていたが、還暦を超えた父ちゃんもついに本格的に黒米を摂取することを考えはじめ、日々、研究をしている。
とくに茹でるだけ、何も加えなくとも、白米や赤米とは違う食感と味わいを持ってくる上に、高い抗酸化機能を持つのは、ありがたいし、ビタミンやカルシウムも豊富なので、こんなに美味しいのに、健康を目指す皆さま、食べないのは損である。
ちょっとアルデンテに茹でて、ぼくはサラダにして、よく食べる。
蛸、サーモンの燻製とか、海老など、魚介との相性がいいので、昨今流行りののポケボウルとかにもあいそうだ。
ということで、今回は、紫色、赤色系の根菜とあえるだけのサラダを作ったが、超、美味しかった。

リサイクル・料理教室「健康のために、黒米も食べよう」



あと、黒米だけだとごはんを食べた感じにならないんだよね、という皆さんにおススメなのは、研いだ白米の中に10%ほど黒米を混ぜて、一緒に炊いちゃうこと。
これをすると、自然に、栄養を吸収できるし、五穀米いり白米のような感じで、双方のうまみが混ざって美味しくなる。
その場合、黒米だけ先に浸水しておいた方がいいだろう。
魚介にも合うけど、肉との相性も悪くない。
ぼくが最近よく作っているのは、一晩味噌漬けしたさがり肉やはらみ肉をグリルして、その上にカツオデンブを載せたものとの組み合わせ。
これが海と山の融合を起こし、超絶美味いのだ。
このカツオデンブ載せ焼肉と黒米入りの白米ランチプレートはおススメである。
ぼくと息子の大好物、特に育ちざかりの青年には好かれますね~。

リサイクル・料理教室「健康のために、黒米も食べよう」



白米好きの息子くんだけど、実は、玄米はちょっと苦手。
子供たちの中には玄米にやや抵抗を覚える子も多い。
しかし、白米に黒米をまぜた紫っぽいごはんは香りも味も優しく、白米がさらに美味しく感じるので、受けがいい。
フランスでは良質の米が入手しにくいので、黒米を混ぜることで、いい意味で味に広がりが出る。
まだまだ、ぼくも黒米の応用方法については研究中なので、新しい研究成果が出たらその都度、発表をさせていただく。あはは、続報待て・・・。
ボナペティ。

つづく。

リサイクル・料理教室「健康のために、黒米も食べよう」



ということで、今日も、読んでくださり、ありがとうございます~。

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