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イタリアの美しい日用品を「Memories of Italy」 Posted on 2021/06/22 Design Stories  

イタリアの美しい日用品を「Memories of Italy」

「まず私たちのことを知ってください」

「Memories of Italy – イタリアの想い出」は、 30年以上イタリアに暮らす私が生活のなかで出会った「美しいふつうの日用品」を紹介するオンラインショップです。

イタリアの生活でふつうに使われてきた美しいものを、ものつくりに関わる頑固で優しい人たちの物語と、そのものにまつわる私の物語と共にご紹介します。

イタリアの美しい日用品を「Memories of Italy」

「自信を持ってお届けしたい、デザインとストーリー」

イタリアといえばデザインの国。
私も、30年以上前、プロダクトデザイナーになりたくてイタリアに来ました。
若さ特有の根拠のない自信で、言葉も生活も「何とかなるさ」と過信し、1年ですべてを準備してミラノに来てしまいました。今思えば当然ですが、何の団体にも属せず、誰の助けもなくイタリアに来た私には、「何ともならないこと」もたくさんありました。

それでもたくさんのイタリア人に助けられながら、デザイナーとして、一人の女性として、無我夢中で人生を歩み、 ふと気づけばイタリアで生活した年月が自分の人生の半分をとうに超えていました。

何十年も走り続けてきた私が、目の前に突然現れた崖の前で砂埃をあげて急停止したのは1年半前。
新しいウイルス感染者がどんどん増え、人が亡くなり、中国以外で初めて、イタリア政府が完全ロックダウンを決心した時です。それは、仕事や生活の予定をたてることも、1週間後のことを考えることもできない不思議な時間でした。
治療方法もわからないまま死者がどんどん増え、外に出て誰かと話すことさえ禁止され、まるで新しいアプリで人だけ消してしまったかのように誰もいない街の風景は人の心を凍らせました。

国民が一丸になり、何とか乗り越えようと必死になって、バルコニーから国歌を歌いました。私も、歌詞を携帯で見ながら、大きな声で歌い、イタリアの友人たちと電話で励まし合う毎日でした。

イタリアの美しい日用品を「Memories of Italy」



夏前に一旦感染が落ち着き人々は解放されましたが、誰もがこのまま済まないだろうとは分かっていました。
そして、秋が来て、またロックダウンが始まりました。

家にこもる時間が長引くとともに、まるで停止する前のオルゴールの音のように、ポロン、ポーン、ポンと、私の心も切れるように止まってしまうのではないか、そんな気がしてきました。

仕事のプロジェクトを練ることも、予定を立てることもできず、家で過去を振り返る時間が増えました。今思えば、仕事や生活のプログラムを組めないことで、心まで失速して、心の窓を全部閉めて、自分の中にある物だけを眺めて暮らすことしかできなかったのかもしれません。

イタリアの美しい日用品を「Memories of Italy」

イタリアの美しい日用品を「Memories of Italy」

今、何十年もイタリアでものつくりに関わってきた私に何ができるのだろう、そんなことを考える時間が続いた冬のある日、ふと思ったのです。

「そうだ、イタリア生活の中で出会った、物語のある日用品を紹介しよう。名も知られないイタリアの職人たちが手づくりした美しいふつうのものを。大手を広げて私を受け入れてくれたイタリアへの感謝の気持ちも込めて」

そう、知れば知るほど懐が深く、普通の人が生き生きとわがままに生きているイタリア。涙が出てしまうほど美しい風景や街を守るために、また、美しいものや美味しいものをつくるためには、絶対に妥協しない、頑固で優しい人たちがたくさんいるイタリア。仕事や私生活で出会ったたくさんの職人たちの、澄んだ瞳と照れくさそうな笑顔。私は、このイタリアという国が大好きなのです。

そこで、私はオルゴールのネジを巻き返しました。

それから、色々な職人や工房に電話し、ビデオ会議を重ね、数か月かけて開設したのが「Memories of Italy – イタリアの想い出」です。

夫とキスをするたび小銭を入れた想い出の貯金箱、南チロルで見つけ20年以上履き続けているフェルトのルームシューズ、海辺の家で近所のおばさんがモルタイオで作ってくれたペストジェノベーゼ、大好きなムラノ島で100年以上ガラス製品を作る兄弟との出会い…そんな想い出と共に商品を紹介しています。

イタリアの美しい日用品を「Memories of Italy」

まだ品数は少ないけれど、私が実際に使用して自信を持って皆さんにお勧めできるものを、これからも少しずつ増やしていく予定です。

イタリアの職人が手づくりした「美しいふつうの日用品」を、ものを大切に長く使いたい方に紹介し、ご購入された方が、時間をかけてご自分の物語を重ねてくだされば、イタリアを心から愛する私にとって、それほど幸せなことはありません。

フェイスブックやインスタグラムで、美しいイタリアの街角や景色、マルシェや日常生活、旅の様子などもご紹介しています。
いつか、イタリア好きな方たちと、ものだけでなく、忘れられないイタリアの街や美味しいものも共有できるように少しずつ計画を進める予定です。

イタリアの美しい日用品を「Memories of Italy」



ご購入、ご関心がある方への入り口はこちらから⬇️
https://memoriesofitaly.it/ja/ (日本語ページ)

FB https://www.facebook.com/memoriesofitalyeshop
Instagram https://www.instagram.com/memoriesofitalyeshop/

【DS編集部より】
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