フランスの音楽の殿堂、パリ、オランピア劇場での辻仁成による２０２３年ライブの完全版が世界配信（アメリカとインドを覗く）されました。
開催から、２年、NHKのパリごはんで数曲配信はされましたが、ライブ配信をするには、配線の整理、ミックス、マスタリングなどに辻仁成がこだわりぬき、また、アメリカやフランスの楽曲の権利の取得に時間がかかりました。一番の問題は、混戦した音源などがあり、それを分離したり、雑音を除去するのに一年ほどの長い時間がかかってしまったことです。
エンジニアのKAORI TSUTSUI氏が膨大な時間をかけて、こんがらがった回線をひもとき、当日の感動を取り戻すことが出来ました。
あの日の感動をあの場所で聞いているのと変わらない出来栄えにするのが大変だったことでしょう。レコーディングチームが頑張ったことをここに明記させて頂きます。

フランス人、日本人、世界中の方々、一堂に会した、二度とない辻仁成史に残る、不朽の名作の誕生であるばかりか、フランスの文学賞である、フェミナ賞作家であり日本人アーティストが、オランピア劇場で単独公演を行ったのは、当然、世界唯一の出来事となりました。
大勢の観客の皆さんの盛大な拍手、鳴りやまないアンコールの拍手まで、当時の音をそのまま、収録しております。
演奏ミス、歌詞のミスなど多々ありますが、削除せず、その楽曲もそのまま収録させてもらいました。
すべてがライブであり、すべてが、２０２３年の記録であり、すべてが辻の歴史です。
現代を生きている辻仁成の生々しいエネルギーをご堪能ください。
各配信会社と契約をされている方はフリーでお聞きいただけます。
携帯に、つねに残して持ち歩きたい皆さんは、高音質の購入を推薦させていただきます。
様々な方法で、お楽しみください。

なお、諸事情で、アメリカ合衆国、インド、だけ配信が出来ません。

辻仁成よりメッセージ

「皆さん、たぶん、音楽を志した１０代の頃から、いつかフランス音楽シーンのメッカ、オランピア劇場でエディット・ピアフのバラ色の人生を歌いたい、と思って頑張ってきた、その夢がこうやって実現しちゃった。二度と出来ないな、出来ないその経験を全曲、２時間におよびレコードしたのが、このアルバムTSUJIinPARISなんですよ。おそらく、ミュージシャンとして頑張って来た自分のすべてがここにある。ブラジル、イタリア、世界中のアーティストがバックをつとめてくれた。２５年、パリでやってきたことの結集がここにあるんだよね。さらっと言うけれど、簡単じゃなかった。このライブを超えるライブはもうできないかもしれませんね。ぜひ、元気を出したい日に、大音量で楽しんでね。辻仁成」

※　グラミー賞バンド、DEEP FORESTが、ゲスト出演してくださいました。辻仁成とエリック・ムーケ、二人で演奏をしたのは日本の名曲「荒城の月」です。

こちらから、ご視聴ください。

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