ノルマンディ、ツジ村便り

辻村相談窓口、「挫けそうな時に」 Posted on 2026/02/24 辻 仁成 作家 パリ

おつかれさまです。
毎日、いろいろとありますね。
人間に疲れる父ちゃんです。笑。
さっそく、相談窓口を開きましょうね。

匿名希望Aさん
「毎日頑張っているんですが、正直、負け続けています。勝ちたいわけでもないんですが、せめて自分の話を聞いて貰いたいですし、頑張ることができるポジションが欲しいです。何が足りないのか、悩む日々で、正直、挫けそうです」

辻村相談窓口、「挫けそうな時に」



おこたえしまーす。

「ぜんぜん、負けてもいいんですよ。でも、挫けたらダメです。やられてもいいんですよ。でも、心が折れたらダメです。倒れてもいいんですが、すぐに起き上がらないといけません。休んでもいいんです、でも、諦めないでください。
じゃあ、どうしたらいいのか、ということですが、信念、だけは絶対に放棄しないでください。信念を放棄したら、もう、アウトなんです。でも、信念さえ温存出来れば、ぼこぼこにされても構いません。また、復活することが出来る時に、信念があなたを支えてくれますから。信念のないもの、魂のない人、情熱のない組織、そういうものは間違いなく、先がありませんので、自分がどこに所属しているのか、一度、冷静に判断をしてみてください。あなたがいる世界に、情熱がある人、魂を持って仕事をしている人、信念のある人たちがいるなら、あなたが相手にされないのは、まだ、あなたが未熟だからかもしれません。でも、もしも、そういう人たちがいなくて、あなたを馬鹿にしたり、無視したり、ただイジメているだけの集団の中にいるなら、そこは一刻も早く飛び出す必要があります。心根の腐った者たちの中にいても、あなたにチャンスが巡って来ることも、公平な視線が投げかけられることも、あなたのガッツが日の目を見ることはないからです。そこですよ、判断するべきことは・・・。
そして、もっとも大事なことは、あなた自身がしっかりとした信念でやっているのかどうか、ということが大事です。あなたに、「なにくそ」というガッツと、これだ、という信念があるなら、今、負けていてもぜんぜん大丈夫です。自分を信じて、コツコツとやるしかありません。

周囲をよくみてください。
その人はあなたがリスペクト出来る人たちですか? そうであれば、もう少し、そこで頑張ってみてもいいでしょう。その人たちを尊敬できるなら、まだ彼らがあなたの可能性を見抜けていないだけです。周囲をみて、尊敬できる人間がいない場合、どんなに頑張っても、あなたにチャンスは巡ってきませんので、そこを出るのがいいでしょう。尊敬できる世界に移るのがベストです。そこが前よりも小さな世界であっても、チャンスを与えてくれる、人間らしく扱ってくれる、才能を見つけてくれる、何よりも話を聞いてくれる人の傍にいることが大事。
負けたっていいんですよ、でも、挫けたらいけません。心が折れたらいけません。休んでもいいので、出来るだけ早く立ち直り、チャンスを掴んでください」

辻村相談窓口、「挫けそうな時に」

父ちゃんからのお知らせです。
あの、ラーメンの件ですが、27日に、発表があるみたいですよ。

3月7日までになりました。日動画廊でグループ展に参加中ですので、ぜひ!
電子書籍「海峡の光」
パリのオランピア劇場ライブ盤、各配信サイトで配信中。
3月11日に、文庫「父ちゃんの料理教室」大和書房。
3月18日に、エッセイ集「キッチンとマルシェのあいだ」光文社。
8月5日から三越日本橋本店特選画廊A全面で「辻仁成展、鏡花水月」。
10月、パリ、アートフェア出展の予定
。詳細、決まり次第お知らせします。
11月5日から22日まで、リヨンでの個展。会場の住所や、画廊連絡先については、また後日、ここで発表します。
11月、7か8日、パリでのライブ、予定、現在交渉中。
この頃、小説「泡」刊行予定。現在、校正作業中・・・。もう一冊、文庫が出ます。
他、予定多数・・・。あくまでも、予定ですが・・・。

辻村相談窓口、「挫けそうな時に」



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