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今日の献立、蛸セロリごはん Posted on 2025/11/22 辻 仁成 作家 パリ
おつかれさまです。
今日は炊飯器を使います!
だから、簡単で、便利で、美味しい。
スーパーの鮮魚コーナーで売ってる「茹蛸」をつかって作る、とっても美味しい炊飯器飯をご紹介したいと思うております。
まず、材料から。
茹蛸、スーパーでパックに入って売られているもので十分。
お好きな量をどうぞ。
セロリ、2本程度かな。
玄米、2合でいきましょう。玄米が、ポイントです!!!
各種調味料、和風だし、塩少々、酒、みりん、塩昆布、昆布茶、醤油、ごま油、などなど。
あ、胡麻も。
では、目安レシピです。
辻家名物、炊飯器で簡単美味しい、蛸ごはんの作り方!
玄米を研ぎ、水は、玄米分の水でよし。
そこに和風だし、塩少々、酒、みりん、塩昆布、昆布茶、醤油などを少々いれる。
さらに、その上に、セロリの葉っぱ(ちょっとカットしたものがいいかな)をどんと載せる。茎部はあとで蛸と炒めるので、ここは葉っぱだけがよい。
大事なのは、葉っぱの部分である。
普段、捨てるセロリの葉っぱの部分が、ハーヴィーな香りと味を引き立てるのじゃ。

※ これが、マジで、最高に美味いので、ぜひ、セロリの葉っぱと茹で蛸で挑戦していただきたい。ガーリックとごま油も、いい感じなのよ。えへへ。
炊飯器で普通に焚けばよい。
※、香り出しに、ゴマ油数滴、垂らすのをお忘れなく・・・。
スーパーで購入した茹で蛸を好きなサイズに切り分けておく。
食べやすいサイズにカットした蛸と、同じく小口切りしたセロリの茎部をさっとニンニクで炒め、炊き上がったごはんに載せてよく混ぜ、炊飯器の蓋をして少しの間、保温する。
いつでも、食べごろなのじゃ!!!
海の香りがサロンを包み込み、幸せな気分になる。
これは、絶品なので、ぜひ、やってもらいたい。
ボナペティ!


Posted by 辻 仁成
辻 仁成
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作家、画家、旅人。パリ在住。パリで毎年個展開催中。1997年には「海峡の光」で芥川賞を受賞。1999年に「白仏」でフランスの代表的な文学賞「フェミナ賞・外国小説賞」を日本人として唯一受賞。愛犬の名前は、三四郎。


