PANORAMA STORIES
今日の献立、チョバンカウルマ Posted on 2025/10/14 辻 仁成 作家 パリ
おつかれさまです。
今日はラム肉好きにはたまらない一品をご紹介いたします!!!
東京在住のトルコ人、アリさんに習った、本当、めっちゃ美味いトルコ人の家庭料理なのだけど、ジンギスカンとか苦手な人でも、ラム肉嫌いな人にもすっと入っていきます。
ぜんぜん臭みがなくて、超絶美味しいですよー。
簡単なのに、トルコカラ~一色の家庭の味です。
これはまじ、ごはんが進むくんなので、ぜひ、ご家庭のレシピに加えてみてください。
材料はこちら!
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ラム肉 300g
玉ねぎ 1個
赤パプリカ 1/2個
マッシュルーム 4~5個
ズッキーニ 1本
トマト 中2個
にんにく 1本
鷹の爪 2本
トマトペースト 大さじ2
白ワイン 大さじ2程度
サラダ油 適量
オリーブ油 適量
塩・こしょう 適量
白ご飯 適量
ミント お好みで
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では、作り方です。
【1】ラム肉は2~3cmの角切り、野菜は肉よりも一回り小さい角切ります。にんにくはみじん切り、鷹の爪は種を取って粗みじん切りにしてね。
【2】厚手の鍋ににんにく、鷹の爪、サラダ油を熱し、香りが移ったら一度取り出しておきます。
【3】塩・こしょうしたラム肉の片面を強火でカリカリに焼くのです。
【4】中火にして2の油を鍋に戻したら玉ねぎ、マッシュルームを加え、しんなりするまで炒めます。
オリーブ油を足し、赤パプリカ、ズッキーニとトマトも加えて混ぜ合わせます。
そこにトマトペースト、白ワインも加えて煮詰め、塩・こしょうしましょう。
【5】盛り方にこつがあるので、まねてください。小さなカップにちょっと指先でカップの内側濡らし、ごはんを詰めて、大皿の真ん中に置きます。
その周りにチョバンカウルマをぐるっと野性的に配置し、カップをとるのです。
なんでか、トルコ人も家でみんな、これやってましたぁ!!! 笑
【6】お茶碗などの型で抜いたご飯を皿の中心に盛り、周りにラム肉と野菜を盛り付けて完成です!
できればかならずミントを添えてください。このミント感がトルコを演出します!!
ボナペティ!
めっちゃーーーーーーうまそう!!!!
はい、みなさん、ご一緒に。
「キッチンは、裏切らない~」
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辻仁成、個展情報。
パリ、10月13日から26日まで、パリ、ピカソ美術館そば、GALERIE20THORIGNYにて「辻仁成展」2週間、開催。
住所、20 rue de THORIGNY 75003 PAROS
全32点展示しています。残り、数点。
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1月中旬から3月中旬まで、パリの日動画廊において、グループ展に参加し、6点ほどを出展させてもらいます。
Posted by 辻 仁成
辻 仁成
▷記事一覧Hitonari Tsuji
作家、画家、旅人。パリ在住。パリで毎年個展開催中。1997年には「海峡の光」で芥川賞を受賞。1999年に「白仏」でフランスの代表的な文学賞「フェミナ賞・外国小説賞」を日本人として唯一受賞。愛犬の名前は、三四郎。