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今日の献立、トウモロコシご飯 Posted on 2025/07/12 辻 仁成 作家 パリ
トウモロコシの季節ですからね、やっぱり、トウモロコシご飯、一度は食卓に登場させないわけにはいかないですな。
だって、めっちゃ美味しいのですから。
さて、我が家のトウモロコシご飯ですが、わずかに、バターを入れるので和風というよりも、ほのかに欧風な味わいもある最高においしい土鍋ご飯なんですよー。
出来立てのトウモロコシご飯にちょっと醤油を垂らす、すると、バター醤油コーンラーメンならぬ、バター醤油コーンご飯になるのだから、たまりませんね。
うううう、美味すぎる!!!!
まずは、材料から、ご紹介いたしましょうか。
☆
とうもろこし1本、水400ml、酒大さじ1、塩小さじ1、バター15g、昆布10cm、醤油小さじ1、米2号
では、作りましょうか。
土鍋に洗った米と400mlの水を入れ、浸しておきます。
とうもろこしを包丁でそぎ取り、芯と一緒に土鍋にいれ、昆布、酒、塩、醤油、バターを入れて炊くのです。
※この芯を入れるのが最も大事なコツでしょうね。ここからトウモロコシのうまみ成分が滲みだすので。忘れずに!!!
土鍋が沸騰したら超弱火で13分。
炊き上がったら10分ほど蒸らします。
食べるときにごま塩、または、分量外の醤油を少し垂らしても良いですねー。
トウモロコシご飯は天ぷらとかと食べてもおいしいし、うどんと合わせるのも悪くない。
たとえば、残ったトウモロコシご飯は翌日とかに、油をニンニクで香りだし、小さくカットした人参とかハムとかソーセージなど好きな具材を加えて炒め直し、黒胡椒をたっぱり入れると、これがまた美味いんだよねー。
でも、やっぱ、土鍋で炊き立てのトウモロコシご飯は最高です。
ちょっと醤油を垂らす、これは病みつきになるので、皆さん、ぜひやってみて、くださいましまし、笑。ボナペティ!!!
おまけ。
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Posted by 辻 仁成
辻 仁成
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作家、画家、旅人。パリ在住。パリで毎年個展開催中。1997年には「海峡の光」で芥川賞を受賞。1999年に「白仏」でフランスの代表的な文学賞「フェミナ賞・外国小説賞」を日本人として唯一受賞。愛犬の名前は、三四郎。