PANORAMA STORIES
毎日が勝負飯、「アッシパルマンチエ」 Posted on 2026/05/15 辻 仁成 作家 パリ
おつかれさまです。
今日は、「フランスの肉じゃが」を作ります。
この料理、アッシパルマンチエは、フランスのグラタンであり、代表的な家庭的な料理なのであります。
息子が、小さかった頃、こればかり食べていたんですよ。
なので、父ちゃんはこればかり作っておりやした。

ということで、父ちゃんとアッシパルマンティエさんとの出会いから!
・・・渡仏して間もない頃に、カフェで食べて衝撃を受けた料理が、アッシパルマンティエなのでありました。(人の名前からきているようであーる)
要はじゃがいもとひき肉のグラタンで、フランスの代表的な家庭料理ということになります。
バターの風味が食欲をそそるグラタンで、でも、ぼくは日本人なので、美味しいけど、全部これだと胃がきつく、そこで和風テイストを加えてアレンジしたら、え、なんか、美味しい、となりました。
しかも、これ、肉じゃがに似てるやん、と思って、そこから本格的に肉じゃがグラタンとして、辻家の主食の一つになっていった一皿が、「辻家のフランス風肉じゃが、アッシパルマンティエ」なのであります~、あはは。
オーブントースターで簡単においしく出来るので、この週末、ぜひ、お試しいただきたい。
少しだけ、和風の要素を入れて、つくりますよー。
では、さっそく、一緒に作ってみましょう。

まずは、材料、四人分
<マッシュポテト>
・じゃがいも 大3〜4個(正味400gくらい)
・バター20g
・生クリーム 150cc
・塩 適量
・黒七味 適量
<肉のソース>
・牛挽肉250g
・にんにく1片
・玉葱1個
・オリーブオイル 適量
・みりん 大さじ1
・日本酒 大さじ1
・醤油 大さじ1
・塩胡椒 適量
・コンソメブイヨン半分、または和風野菜だし 半袋
・エメンタルチーズ 適量
・パルメジャーノチーズ 適量
・バター 20g
・山椒の粉 適量
・柚子胡椒、少々
作り方
①ジャガイモの皮をむいて乱切りにして、塩を加えて茹でる。
②その間に肉のソースを作る。みじん切りにしたにんにくと玉葱をオリーブオイルで炒める。しんなりと色づいてきたら挽肉を加えて炒める。挽肉に火が通ったら酒、味醂、醤油、塩胡椒、袋からだした和風野菜だし、またはコンソメブイヨンで調味する。
③ジャガイモはフォークを刺してすっと通るようにやわらかくなったらお湯を捨て、鍋にジャガイモを戻して水気を切る。温かいうちにごますり棒やマッシャーで潰し、バターも入れる。生クリームを少しずつ加えながらヘラでこねていく。塩と黒七味で味をつける。黒七味は多めに使う。さらに、お好みで、柚子胡椒を加えるのが最近の辻家の流行り・・・。柚子胡椒が合うんだよね。


④グラタン皿に肉ソースを敷き詰め、その上にマッシュポテト、エメンタルチーズ、パルメジャーノチーズの順に重ね、最後に小さく切ったバターを散らす。
⑤200〜220℃に温めたオーブンで20分くらい、表面が軽く焦げてくるまで焼く。
⑥仕上げに山椒の粉をたっぷりふりかけて、完成なり!!!
どうですか?
美味しそうでしょ、これは家族で、土曜とか、日曜のランチとかにつまむと最高ですぞ。
ボナペティ!!!!

ということで、こちらのYouTubeに、作り方をまとめておりますので、どうぞ、お時間ある時に、ご覧くださいまし。
コロナ禍だったと思いますが、家から出れませんでしたから、撮影したんですね。こういう動画・・・。ロックダウンで、暇でしたからね。
父ちゃん、今より、ちょっと若い。オーブンはまだこれ使っています。あはは・・・。

近況のようなもの。
そうそう、父ちゃんがラベルを描いた日本酒「雨降」の「NARI2026」ですが、好評で、なくなりそうですので、第一次のネット販売を18日で終了ということになりました。18日で、手に入りにくくなりますので、ご注意ください。
ご贈答にいい、ということで、売れたようですね・・・。

☆
8月5日から11日まで、三越日本橋本店、特選画廊にて、大個展。一週間、三越内に、辻仁成美術館をオープンさせます。

Posted by 辻 仁成
辻 仁成
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作家、画家、旅人。パリ在住。パリで毎年個展開催中。1997年には「海峡の光」で芥川賞を受賞。1999年に「白仏」でフランスの代表的な文学賞「フェミナ賞・外国小説賞」を日本人として唯一受賞。愛犬の名前は、三四郎。


