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今日の献立、サーディン・エスカベッシュ Posted on 2025/09/23 辻 仁成 作家 パリ

今日の献立、サーディン・エスカベッシュ

おつかれさまです。
カフェで、これを書いています。るんるん。

サーディンのエスカベッシュというと、めっちゃ、かっこいいですよね。
でも、これは、日本語にすると「いわしの南蛮」となります。
あはは。
でも、こっちも「いわしの南蛮」ってのは昔からあって、あ、もしかすると、日本にも、ポルトガルあたりから入ったのかもしれません。
で、タルタルソースがまたね、欧州っぽいじゃないですか?
これ、今日、一緒に作りましょう。

その前に、おっと、いま、目の前をオールドカーが過っていきます、御覧ください。
サーディンのエスカベッシュが食べたくなりますねー・・・。笑。

今日の献立、サーディン・エスカベッシュ

では、まずは、材料になります。


いわし    10尾(小さめ)日本だと、鯵、がいいかも。
塩・こしょう 適量
片栗粉    適量
油      適量
<南蛮タレ>
水  大さじ1(または、だし汁)
醤油 大さじ2
酢  大さじ2
砂糖 大さじ1

<タルタル>
ゆで卵    1個
ピクルス   3個
紫玉ねぎ   1/4個
マヨネーズ  大さじ3
塩・こしょう 適量
レモン    お好みで

では、作り方です。

いわし(鯵)は頭と内臓をとって洗い、手開きして中骨をとる。下準備ができたら、いわしに片栗粉をまぶしておきます。
あ、もう、魚屋で開いているもの売ってますよね? 
ならば、それで。
日本だったら、鯵がいいかもです。いわし、あんまりないですよね・・・。

南蛮タレの材料は耐熱容器に合わせて、600Wのレンジに20秒程かけ砂糖を溶かしてください。

今日の献立、サーディン・エスカベッシュ



ゆで卵、ピクルス、紫玉ねぎをみじんに切りにし、マヨネーズ、レモン汁、塩・こしょうを加えて味を調えて、タルタルソースは完成となります。

フライパンにいわしがヒタヒタになるくらいの量の油を入れ、1を揚げ焼きにします。タレをくぐらせてから皿に盛り、最後にタルタルソースをたっぷりかけていただきましょう!これが、ビールにあうんですよ。
ボナペティ!!!!

今日の献立、サーディン・エスカベッシュ



辻仁成、個展情報。

パリ、10月13日から26日まで、パリ、ピカソ美術館そば、GALERIE20THORIGNYにて「辻仁成展」2週間、開催。

1月中旬から3月中旬まで、パリの日動画廊において、グループ展に参加し、6点ほどを出展させてもらいます。

今日の献立、サーディン・エスカベッシュ

ラジオはツジビルで。

TSUJI VILLE
自分流×帝京大学

今日の献立、サーディン・エスカベッシュ

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Posted by 辻 仁成

辻 仁成

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Hitonari Tsuji
作家、画家、旅人。パリ在住。パリで毎年個展開催中。1997年には「海峡の光」で芥川賞を受賞。1999年に「白仏」でフランスの代表的な文学賞「フェミナ賞・外国小説賞」を日本人として唯一受賞。愛犬の名前は、三四郎。