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今日の献立、バジルのパスタ Posted on 2025/12/27 辻 仁成 作家 パリ

おつかれさまです。
まじで、疲れる毎日ですよね。
父ちゃん、疲れると白ワイン飲みたくなるんですが、それにぴったりのバジルで作るパスタを今日はご紹介いたしますね。
これ、マジで、最高に美味いので、やってみてください。
パスタはなんでもいいです。フェデリーニとかでもいいけれど、フェットチーネでも、タリオリーニでも、ショートパスタでもなんでもいいです。マジで。好きな麺でどうぞ。

バジル、美味しいんですよ。
白ワインにも赤にもあうし、ワインがおいしくなるから好きです。

今日の献立、バジルのパスタ

バジルのソース、なんにでもあいますね。
もちろん、パスタにしても美味しいですが、サンドイッチのソースにもなるし、チキンをカリカリに焼き、そこにかけてもいい、ポテトサラダや野菜スープに加えても素晴らしいのであります。

バジルを収穫して茎から外し、洗ったらよく水気を切っておいてください。
バジルは適当な大きさにちぎってボウルに、パルメザンチーズ、松の実、オリーブオイルも加えてハンドブレンダーでジャー。ハンディチョッパーでもできます。
ハンドブレンダーでやるとよりクリーミーな仕上がりに、ハンディチョッパーなら少し荒めな仕上がりに、なるのであります。
結構な量のバジルが一気に消費できてしまい、腐らせないで済むので、やってやって。

割合は、バジル150gくらいに対し、にんにく1片、松の実大さじ1、パルメザンチーズは大さじ2くらい、でしょうか。オリーブオイルはまず大さじ2くらい入れ、様子を見て加えて行ってください。100〜200mlくらいは必要です。
塩は入れませんが、お好みで加えてください。
パスタにするときは、ペストをたっぷり使ってバジルリッチなパスタにしましょう。市販のジェノベーゼソースは買えなくなってしまうくらい、これがもう最高に美味しいのです。
余ったら、煮沸消毒したジャムの瓶に入れて保存で、おっけい。

今日の献立、バジルのパスタ

今日の献立、バジルのパスタ

こちらはフードチョッパーバージョン。

今日の献立、バジルのパスタ

こちらはハンドブレンダーバージョン。



ということで、最近、生のパスタ売ってますからね、日本でも、そういうものにこのソース使うと最高ですよ。
ペンネとかも、相性抜群ですね。
うちは、チキンカツの添え物パスタにも使います。揚げ物にもあいますよね。
いろいろと工夫されてみくださいませ。
ボナペティ!!!!

今日の献立、バジルのパスタ

今日の献立、バジルのパスタ

辻仁成展覧会情報

2026年の1月、パリの日動画廊で開催されるグループ展に参加します。
1月15日から3月7日まで。結局、11作品の展示となりました。フランス人巨匠も参加するグループ展だそうです。
GALERIE NICHIDO paris
61, Faubourg Saint-Honoré
75008 Paris
Open hours: Tuesday to Saturday
from 10:30 to 13:00 – 14:00 to 19:00
Tél. : 01 42 66 62 86

それから、8月前半に一週間程度、東京で個展を開催いたいます。
今回のタイトルは「鏡花水月」です。(予定)
タイトルは突然かわることがございますので、ご注意ください。

そして、11月初旬から3週間程度、リヨン市で個展を開催予定しています。詳細はどちらも、決まり次第、お知らせいたしますね。
お愉しみに!

辻仁成 Art Gallery
自分流×帝京大学



Posted by 辻 仁成

辻 仁成

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Hitonari Tsuji
作家、画家、旅人。パリ在住。パリで毎年個展開催中。1997年には「海峡の光」で芥川賞を受賞。1999年に「白仏」でフランスの代表的な文学賞「フェミナ賞・外国小説賞」を日本人として唯一受賞。愛犬の名前は、三四郎。