PANORAMA STORIES
毎日が勝負飯、梅流し Posted on 2026/02/03 辻 仁成 作家 パリ
おつかれさまです。
胃が疲れる、なんか、胸やけしていて、食欲がない、ということありませんか?
そういう日に、身体に優しく、そして、疲れた胃袋を美味しく復活させるものがあります。
「梅流し」
そうそう、父ちゃん、時々、夕飯を抜きたいな、と思うような膨満感のある時にこれでリセットしているのですが、マジで、胃を優しく戻してくれますぞ。
腸活にいいという噂はありますが、そういうことよりも、個人的に、美味しい。
なんにも入ってない味だからこそ、胃が喜ぶ感じがあります。
でも、味はほとんどしません。梅の味と、ダシの風味。胃に優しいだけ。
☆
梅干しにはクエン酸が豊富に含まれているというのは、ぼくも知ってました。
クエン酸も今、大変話題なのだけれど、疲労回復に役立つ成分なのだということです。
そして、クエン酸は腸の調子を整える作用があるとも言われていますね。
クエン酸は糖の代謝を高め、エネルギーへの変換をサポートする働きもあるので、つまり消化に役立つということなので、便秘にもいいかもしれません。

梅干しに含まれるカテキン酸は、あのポリフェノールの一種で、抗菌作用などにすぐれているし、腸内の善玉菌を増やすと何かに書かれてありました。笑。
今日は、移動日でノルマンディに戻る途中、ケンタッキー・フライド・チキンを食べてしまい、胃が持たれ気味。
こういう時に、「梅流し」が美味しいのであります。
ぼくは、白ごはんと一緒にスープ感覚で頂きます。(うちのスタッフさんは便秘に効くと信じて、梅流しだけらしいです)
白ご飯と一緒にすすると、美味しいし、思わずお替りしたくなるから、不思議です。じゃあ、作り方をここに書いておきます。
作り方:昆布を水に浸し、冷蔵庫で保管して、昆布だしを作る。この昆布だしを鍋にいれ、そこに輪切り(写真参考)のようにカットした大根をいれて、種をとった梅干しもいれて、ぐつぐつと煮るだけで、完成。昆布だしじゃなく、ぼくは茅乃舎の野菜だしとかでも作りっちゃいます。美味しいですよ。
・・・・えへへ。


ええと、体調は悪くないですが、精神的に、超更年期障害っぽい感じで、鬱っぽくなったり、元気になったり、と苦しんでいますが、ま、大丈夫でしょう。なんとか、乗り切っていきますね。
今年は、日本でイベントがたくさんあるので、腸活してすっきりしなきゃ。
☆
父ちゃんの2026年のスケジュール。
現在は、パリの日動画廊でグループ展に参加中。電子書籍「海峡の光」パリのオランピア劇場ライブ盤配信中。
3月11日に、文庫「父ちゃんの料理教室」3月30日に、エッセイ集「キッチンとマルシェのあいだ」
8月5日から三越日本橋本店特選画廊A全面で「辻仁成展、鏡花水月」。
10月、パリ、アートフェア出展の予定
10月後半、仏文学イベント、予定。
11月、リヨンでの個展、予定。同月、パリでのライブ、予定。この頃、小説「泡」刊行予定。他、予定多数・・・。
何か、新しい目的が出来ると、今に張り合いが出ますね。
Posted by 辻 仁成
辻 仁成
▷記事一覧Hitonari Tsuji
作家、画家、旅人。パリ在住。パリで毎年個展開催中。1997年には「海峡の光」で芥川賞を受賞。1999年に「白仏」でフランスの代表的な文学賞「フェミナ賞・外国小説賞」を日本人として唯一受賞。愛犬の名前は、三四郎。


