PANORAMA STORIES
今日の献立、焼きニョッキ Posted on 2025/07/07 辻 仁成 作家 パリ
おつかれさまです。
今日は、フランスで流行っている「焼きニョッキ」に挑戦してみましょう。
生ニョッキ、日本でも売っていますね。
カルディさんで見つけました。
一応、茹で時間、2分のかんたんニョッキでした。
これを焼く場合は、弱火でじっくりと焼いていきます。時間がかかりますが、表面にちょっとこんがりと焦げ目が出来て、おもちみたいになり、美味しいですよ。
軽くオリーブオイルか、バターで焼いていき、美味しくなったら、ソースをあえて完成です。
はい、じゃあ、今日はバターと味噌で、辻家定番味噌バター焼きニョッキやってみましょうかね。
じゃあ、目安レシピ、どうぞ~。
まず、時間がかかるから、ソースから作ります。
オリーブオイルににんにくの香りをうつしたら、ひき肉を焦げつくくらいしっかり焼いてレモンをぎゅっと絞る。有機レモンだったら皮も削っていれる。
白ワインをじゅっと加えてアルコールを飛ばし、生クリームを加えてレモンクリーム味に。
塩胡椒で味付けしたら一旦火を消す。
ニョッキをバターで焼きニョッキにして。※ 冒頭で書いたように、弱火でじっくり、いきましょう。
細かく切ったディルを加える。ディルが苦手ならパセリなどでも、何かハーブを加えるとぐっと美味しくなります。
ニョッキの表面に焦げ目が出てきつぁ、味噌を加えて味噌バターニョッキに。
味見をして好みでみりんを少々加えてもよし。
お皿に盛り付けたら、ボナペティ。
付き合わせです。野菜、大事だからね。
夏は父ちゃんの絵で、心を和めてください。
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「Le Visiteur」展、
東京、7月9日から21日まで、三越日本橋本店、コンテンポラリーギャラリーにて。
岡山、7月23日から28日まで、岡山天満屋本店、美術画廊にて。
パリ、10月13日から26日まで、パリ、ピカソ美術館そば、GALERIE20THORIGNYにて。
問い合わせは、各画廊へお願いします。
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Posted by 辻 仁成
辻 仁成
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作家、画家、旅人。パリ在住。パリで毎年個展開催中。1997年には「海峡の光」で芥川賞を受賞。1999年に「白仏」でフランスの代表的な文学賞「フェミナ賞・外国小説賞」を日本人として唯一受賞。愛犬の名前は、三四郎。