欧州最新情報

欧州最新情報「ドイツのワクチン接種状況とワクチン体験記」 Posted on 2021/05/10 Design Stories  

 
どの国よりマスク着用義務が遅かったドイツが今ではFFP2という強力マスクの着用が公共交通機関や店舗で義務化されている。
今は都市や地域によって規制が違い、毎週のように規制が変わるため、最近ではみんな曖昧にしか把握していないように見える。
小中高生は週2回簡単なコロナ検査を学校ですることが義務付けされるようになった。
 

欧州最新情報「ドイツのワクチン接種状況とワクチン体験記」



 
筆者は5月始めに1回目のワクチン接種をした。
ドイツのワクチン接種率は現時点で2回接種終えた人は約9%、1回目を終えた人は約32%と12月末に接種を始めた割にかなり遅れている。
ドイツではモデルナ、アストラゼネカ、ジョンソン・エンド・ジョンソン、そしてファイザーと共同開発したドイツのバイオンテック社の4つのワクチンが現在認められている。
アストラゼネカは若い女性に血栓が生じる恐れがあり60歳以上の人にしか接種が認められていなかったが、数日前に変更になり成人なら誰でも接種が可能となった。私はワクチン接種に対して前向きな考えで、受けられるならすぐにでもと思っていた。
これから先もマスクとプラスチックの壁越しでの仕事、日本にも簡単に帰れそうにない、店に入るのも毎回陰性の証明提示等、今後それが習慣化してしまうのはなかなか耐えられそうにない。
現時点でコロナがなくなる保証はないし、これから先コロナと一緒に生きていくことを考えると、自分の人生がコロナによって壊されてしまうのではないかという不安も消えない。
だからこそ、ドイツ国民の多くはワクチンの可能性にかけている。

 

欧州最新情報「ドイツのワクチン接種状況とワクチン体験記」

 
ドイツのワクチン接種の申し込みの仕方はワクチン接種センターにオンライン申し込み、電話、申し込み用紙の郵送の3つのやり方がある。
オンラインでは名前、住所、生年月日、職業等チェックマークを入れると、優先順位がグループ分けされ、出てくる。
だいたいのグループ配分は以下のようになっている。
グループ1は医療従事者、80歳以上、介護施設の入所者、介護士、疾病患者等。
グループ2は70代、警察官、障害のある人、保育士、小学校の先生等。
グループ3は60代、教育関係者、店員等。
グループ4はどのグループにもあてはまらない人。

筆者は3月半ばにオンラインで申し込みし、教育関係のグループ3に振り分けられた。
接種の遅れが騒がれていた頃、4月から医者でも接種が可能になった。
ワクチンセンターに申し込みは済んでいたものの、いつ回ってくるかわからないので判断に迷い、かかりつけ医にも相談をし、申し込みして待った。
申し込みは一般患者の問い合わせの妨げになるということで、かかりつけ医への直接の問い合わせはできない。
指定されたメールアドレスに名前、生年月日、どのグループ配分かを記入しての申し込みとなる。
 

地球カレッジ

 
4月半ばに申し込みをして、約2週間後に予約メールが来た。
日時、持ち物、受けるのはバイオンテック(ファイザー社)のワクチンであることが書かれてあった。
持参するものは健康保険カードとワクチンパス(これまで打ったワクチンが記入してある)とワクチンに関する注意事項に同意のサインした紙の3つのみ。
メールが届いてから、わずか3日後の慌ただしい接種となった。
 

欧州最新情報「ドイツのワクチン接種状況とワクチン体験記」

 
当日は筆者を含め5人が一緒に診察室に通され、担当医からバイオンテック(ファイザー)の副作用の説明を受けた。
打った場所は筋肉痛のような痛みが出る、発熱、頭痛などが出る可能性あること。
接種後は様子を見るために、15分程度病院の近くにいるよう、何かあったら来て何もなければ帰って良いとの説明を受けた。

その後一人ずつ個室に通され、利き手じゃない方の腕にワクチンが打たれた。
打つ時に、ほんの一瞬、チクっとしたが、あっけなく終わった。
そして次の予約が書かれた紙と1回目接種済と記入されたワクチンパスを受け取り、15分くらい外の広場で様子見していたが何もなかったので帰宅することになった。
朝8時に接種して午後は仕事なので副作用があったらと不安になりながら、様子をみることになる。
気付いたたのは打った腕付近が筋肉痛のようになっただけで、次の日も何の症状もなかった。
たまたま、同じ日に接種を受けた知り合いは、接種約5時間後に発熱したという。
(サ)
 

欧州最新情報「ドイツのワクチン接種状況とワクチン体験記」

自分流×帝京大学