某月某日、「父ちゃんのカフェ飯教室」の裏側をお見せしたいのだ。つまり、スタッフさんのために父ちゃんがつくったまかない食をご紹介したい。
当事務所は基本、まかない付きなのである。
今は、音楽部門が忙しくしているので、今日もMV撮影の打ち合わせなどが入っているが、昨日の地球カレッジの配信などにスタッフさんがやって来ると、何か作って食べさせないと、落ち着かないのが、父ちゃん、ということになる。えへへ。
お母さん、と呼ばれることもあるくらい、まかないだけは欠かしたことがない。
ということで昨日の配信した料理はぼくをいれて４人で分け合うには少ないので、撮影前に、３人分のまかない食をちゃんと用意しておった父ちゃんなのであーる、えらいねー。
もちろん、父ちゃんなりに謝礼を払うのだけれど、お金だけの繋がりって寂しいから、ぼくは気持ちをこめて、まかないを作ることが多い。
で、サーモンとほうれん草のキッシュ、煮込みハンバーグ、そしてスパゲッティサラダなのだ。どうじゃ～。喰いたかろう。

他人との間にも、美味しいは超大切。人と人を繋ぐ絆というのは美味しいから生まれるのである。
みんな父ちゃんの味を知ると、感謝をしてくれるので、ありがたい。うしし。
どんどん、食べな食べな、みんなたくさん食べて、働いてね、となーる。
昨日は、セギュールさんが、お子さんたち（日仏ハーフの子たち）を連れて来たので、笑、小さなお子さんたち用も作って、食べてもらった。
長谷っちは一人でたくさん食べていた。
ぼくは、本番前は食べないので、配信が終わった後に、残り物をつまんだ。
まかないがあるとないでは、本当にみんなの気合の入り方が違う。
とくに、ミュージシャンたちは人間も人間、表現者だから、食べ物が音に滲みだす。
ぼくはリハーサルの時にもみんなのために「から揚げ」とか「お握り」とか、お弁当を作って持っていく。ここでもお母さんをやっている。
練習の合間に、必ず、食べる時間を作っているのだ。
人間だもの、美味しい＝エナジーにつながるので、後半の練習がダレないから「差し入れ」最高なのだ。
美味しいに対する感謝が音に純粋にあらわれる。
オランピアのライブまでに何度かリハーサルがあるのだけれど、差し入れのお弁当だけは欠かさず、頑張って作って持参したい。

こういうのを一度も苦と思ったことがない。
むしろ、何かイベントがある時は、すぐにご飯を炊いて、握る準備をしている父ちゃん母さんなのであった。
日本人スタッフにも、フランス人スタッフにも、受けるのはツナマヨのおにぎり。これはダントツ人気である。
そして、「から揚げ」もみんな大好きだ。
あと、日本人スタッフさんに人気なのが、父ちゃんのスパゲッティサラダだ。これはマヨネーズから手作りで、サラダというレベルではない、フォークがとまらなくなる。
秘密は、ちょっとだけ砂糖を仕込んでおくこと。ビネガーの酸味とお砂糖の甘さが絶品なので、から揚げとスパゲッティサラダさえあれば、みんな笑顔が絶えなくなる。
父ちゃんの中にある母ちゃん力が凄い、というお話でありました。
歳を重ねたからね、年下の人には優しいおじさんでありたいと思う今日この頃なのであります。

※　これが父ちゃんのまかない料理であーる。

※　まかない料理を狙って忍び寄る足元の愛すべき生き物・・・。

つづく。

今日も読んでくれてありがとうございます。
一昨日、幻の妻の日記を書きましたよね。その中で、４０年会ってない友人の井島さんのことを書いたら、今日、本人から連絡が・・・。お友達がＤＳを読んでいたらしい。お友達さん、繋いでくれてありがとう。笑。少し闘病されていたようで、でも、最近、奇跡の復活を遂げられ、再びスタイリストで頑張っているとのこと。「私は・・・」とメールが来て、「はて誰かな」と思ったら井島さんでした。昔は「俺はな、ツジー、天下取ってやる」だったのに、時の流れを感じたァ、あはは。でも、生きていて嬉しかった。お互い頑張ろう！！！
さて、３月１９日、「父ちゃんの気まぐれ文章教室」を開催いたします。もう少し、文章に磨きをかけたいと思っているみなさん、熱血父ちゃんが楽しく指導いたします、勉強会です。課題があります。今回は「旅先で出会った・・・」です。「・・・」は何でも構いません。ぜひ、ご参加なさってみてください。詳しくは下の地球カレッジのバナーをクリック！

そんな料理好きな父ちゃんのパリでのライブは、５月２９日、エディット・ピアフも立ったあのオランピア劇場で開催されまーす！！！

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