某月某日、今日、日本公演チケット（名古屋、東京、京都）の一般発売日だったが、どうだったのであろう。知り合いから、「買えなかった」という連絡があった。
がっかりさせた皆さま、大変、申し訳ない。頑張っていいライブにして、次回のライブをもう少し広い会場できるように精進したいと思った父ちゃんであった。
さて、奇しくも同じ日になってしまったが、今日８日、英国、ロンドンのケンブリッジ劇場での公演チケットが不意に発売となった。
日本は、ずいぶん前からこの日に発売開始するぞ、と予告があって、しかも最速先行なるものまであって、やっと本日一般発売となったが、ロンドンは、誰も知らない時間帯に、こっそりとチケットの販売が開始されるのであった。あはは。
正直、英国でははじめてのコンサートだが、歴史のある大きな劇場でのデビューライブとなってしまった。（フランスは２０年前から、小さなライブハウスをいくつかやり、アルハンブラ劇場など中くらいの会場も経験してからの、オランピア劇場開催だった）
フランスには友だちもいるからチケットを買って貰えたので、席が埋まったけれど、英国に住んだことがないし、英国在住の友だちはミチコロンドンさんくらいで、笑。☜超素敵なコシノ三姉妹の末っ子さんです。、
その上、英国人に知り合いがいないので、ぜんぜん、状況が異なることもあり、大丈夫かな、人が集まるかな、という心配はかなりあーる。
オランピアも心配だったが、ふたを開けてみたら、いっぱいだった。

掲載されているぼくの紹介文がちょっと間違えている部分もある。（大げさに書かれているのだ。ECHOESが世界的なロックバンドだったと書かれてあったり、・・・）、宣伝文なのだから仕方ないが、ちょっと恥ずかしかった。
最後に、オランピア劇場のＹｏｕＴｕｂｅ動画がはめ込まれており、雰囲気は伝わる感じで、なんか英国の人を騙すみたいだけれど、ま、しょうがないのだろう。世界的アーティストだという顔をして、何も知らない英国人の前に堂々と出ていって、歌ってやろうじゃないか。
ここまで来たら、雰囲気で乗り越えていく、そういうことだ。
ダメな時は人のせいにして、いい時は自分の手柄にする、父ちゃんとは、まさに、そういう人間なのである。恐れ入りました。あはは。
ロンドン公演を見据えて、普段ぼくが好きで歌っている英語のスタンダードを２，３曲やる予定である。もちろん、今回の日本公演で本邦初公開となる。日本語、フランス語、英語のセトリでいくのだ。
でも、音楽は言葉だけじゃないのが強みなのである。
全曲英語でやる必要もない。フランスでも日本語の曲が受けた。滝廉太郎の「荒城の月」は、評価がかなり高かった。音楽の素晴らしいところは、小説みたいに言語がわからなければ、終わり、というものではないところだ。３，４０年前だと、日本語のロックなど誰も聞いてくれなかった。
でも、今という時代は逆にみんな日本語の歌を聴きたがっている。凄い時代。。
「ジャパニーズソウルマン」という今のぼくのタイトルはこの２０年に及ぶフランスでの活動の中で、生まれてきた言葉でもある。
ソウル（魂）があれば、言語がなんでも歌は通じるのである。
それが証拠に、何気なくオランピア劇場の客席にいた英国人プロモーターのポール卿がぼくらのライブを観て、英国に招聘してくださったのだ。
英語曲は「サマータイム」しか歌ってない。
他の曲は日本語がメインで、時々、フランス語曲であった。
ケンブリッジ劇場でのライブ、最高にしてみせる。
さ、皆さん、久しぶりですが、ご一緒にどうぞ！
「熱血～」

つづく。

今日も読んでくれてありがとうございます。
今、続々とオランピア劇場ライブの動画を編集中なのですが、次は「故郷」をお届けする予定で、なかなか、いいのです。自画自賛。もう、ほぼ出来上がっており、監督の小田光が全力で編集をすすめているので、お楽しみに。メロディ・ガルドの世界ツアーに同行しているジョルジュ・ベゼラに見せたら、めっちゃ興奮していました。「辻の音楽史の中に参加できて誇りに思う」とメッセージが、笑。というわけで、ケンブリッジ公演も楽しみで仕方がないのです。そして、福岡国際会議場メインホールでのライブまで一月半になりましたね、日本在住の皆さん、行きますよー、熱血父ちゃん。
映画「中洲のこども」は現在、山笠期間中の福岡市中洲の大洋映画劇場で公開中！！！
そして、７月１６日の地球カレッジは、エッセイのお勉強会になります。いろんな顔を持つ父ちゃん講師が文章教室を開催いたしますので、音楽も好きだけれど、文学も好きな皆さん、覗きに来てね、詳しくは下の地球カレッジのバナーをクリック！！！　めるしー。

※　シチリア島の動画、シリーズ「動物欧州横断日記」も現在、パリ事務所のスタッフさんが編集中でーす。