PANORAMA STORIES
今日の献立、ナン・フロマージュ&チキンインドカリー Posted on 2025/11/12 辻 仁成 作家 パリ
おつかれさまです。
ナン、分かりますか?
インドのパンですね。インドカレー屋さんに行くと一緒についてくるやつ、あれを自宅で作りましょう。
難しくありませんし、このナンは、辻家ではハムとか挟んでマヨネーズ塗ってサンドイッチにして食べることもあります。
これはこれで、美味しいですよ。
ということで、ナンと、一緒に食べるチキンインドカレーも作ってみましょうね。
最高ですぞ!!!

さて、じゃあ、さっそく、まずは、ナン・フロマージュの材料から!
ナンフロマージュ、材料:
ギリシャヨーグルト大さじ2、
水70ml、
イースト小さじ1、
クミンひとつまみ、
塩ひとつまみ、
小麦粉200g、
オリーブオイル大さじ1、
蜂蜜大さじ1、
クリームチーズ(キリ)を適当に。
じゃあ、目安レシピ。
あくまでも目安なので、自分でアレンジしてみてください。
家庭の数だけ、味は存在しまする。
☆
水とヨーグルトを少し温めて、クリームチーズ以外の残りの材料を加えて捏ねる。表面がつやつやになったら一つにまとめてラップをかけて発酵させる。

こんな感じ。

すると、あーら不思議、倍に膨らんじゃったー、らオッケー。うちは、いつも、しょふぁーじゅ(セントラルヒーティングのデロンギみたいなもの)の上に置いておく。

人数にあわせて、適当に、やってね。

かなり大きくのばして、中に、キリチーズをいれて、まるめて、さらに、それを麺棒などで、引き伸ばす。中にクリームチーズが入っていく、イメージ。


温めたフライパンに薄く油をひき、焼く。形が歪なのは、ご愛敬。えへへ。
いろいろと試したい

焼けたら溶かしバターを表面に塗っておく。ひゃああ、もうすでに、うまそうじゃ!!!

さて、メインのインドカレーの方も、作り方を簡単にご紹介したい。
バターチキンカレーが有名だけれど、あれはものすごい量のバターをいれるので、間違いなく太る。
ぼくは、あそこまでバターを入れない方が、好みなので、・・・。
ダイエットしている人にも優しいよ。

とまれ、もも肉を適当な大きさに切る。

ヨーグルト100g、にんにく1片、レモン汁少々、塩、カレー粉でマリネする。

30分ほど置く。

ココットに油をひき、玉ねぎをよく炒め、クミンシード小さじ1を加えて香りを出したらチキンを入れる。
しっかり焼いて、トマト缶を加え、ブイヨンを加えて煮込む。
この、トマト缶が、父ちゃんカレーの肝となる。
酸味が出て、けっこう、おいしい。

牛乳を少し加えて、仕上げに30gのバターを加えたら完成。
一晩おくと味が落ち着きますよー。

ということで、カレーの完成。そして、ナン・フロマージュを添える。今日は炊飯器でバスマティ枚をターメリックいれて、炊きました。

ナン・フロマージュの断面。

辻仁成の展覧会情報ですが、
2026年、1月15日から、パリ、日動画廊、グループ展に参加。
2026年、11月には、リヨン市で個展が決まりそうです。版画なども出す予定。情報解禁になったら、まっさきにお知らせいたしますので、リヨン周辺在住の皆さま、お楽しみに。
2026年、夏に日本でも個展を開催する予定ですので、8月前半、スケジュールあけておいてくださいまし。えへへ。
Posted by 辻 仁成
辻 仁成
▷記事一覧Hitonari Tsuji
作家、画家、旅人。パリ在住。パリで毎年個展開催中。1997年には「海峡の光」で芥川賞を受賞。1999年に「白仏」でフランスの代表的な文学賞「フェミナ賞・外国小説賞」を日本人として唯一受賞。愛犬の名前は、三四郎。



