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今日の献立、鶏もも肉のケッパートマト煮込み Posted on 2026/01/12 辻 仁成 作家 パリ

おつかれさまです。
冷蔵庫に、こういうものが入っておりませんか?
ケッパーです。
サーモンの燻製とかのつけあわせに買ったはいいが、他に使い道がなくて、どうしようか困っているうちに年月が経ち、みたいな・・・。
塩漬けですからね、けっこう、長持ちするので、捨てるわけにもいかず、それだけだとしょっぱくて、食べられない、みたいなもの・・・。
今日はこのあまり使う機会のないケッパーをつかって、美味しい煮込み料理を作ってみましょうね。
名付けて、鶏もも肉のケッパートマト煮込み、ですです。

主な材料:
鶏もも肉(できれば骨付き)4枚、
ケッパー大さじ1、
オリー6個、
トマト缶1つ、
にんにく2片、
乾燥唐辛子1個、
玉ねぎ半個、
オリーブオイル大さじ1、
こしょう少々、
白ワイン50ml、
チキンブイヨン1個、
生クリーム大さじ2、
パルメザンチーズ適宜
ですね、・・・。

今回使うケッパーは、イタリア食材店で買った塩漬けのケッパー・ベリー。さくらんぼのような枝がついていて、オリーブに少し似ているけれど、中にある小さな種がプチプチとした食感です。塩漬けのものの場合は3時間ほど水で塩抜きしてから調理してくださいね。3時間ですよ、気の長い話で恐縮です。

今日の献立、鶏もも肉のケッパートマト煮込み




まず、フライパンにオリーブオイルをひいてですね、中火でいいですよ。
そこでもも肉を焼くんですが、皮面を下に、フライパンに載せて、まずしっかりと皮目をパ リパリに焼いてください。
皮にきれいな焦げ目がついたら、裏返し、にんにく、唐辛子(種を抜いて)、玉ねぎのみじ ん切りを加え、ちょっと火を弱め、鳥を焼くというより、ここは野菜に火を通す感じでお願いします。

白ワインを加え、フライパンにこびり付いた焦げを木べらでこそげ取り、ケッパー、オリーブオイル、トマト缶、チキンブイヨンを加え、蓋をして煮込む。煮込みながらトマトを崩していきましょう。

今日の献立、鶏もも肉のケッパートマト煮込み




20分ほど煮込んだら蓋を取り、少し水分を飛ばし、トロっとしたら最後に生クリームを加え、さっと混ぜて完成となります。
塩味はケッパーとオリーブから出るので、味見をして、必要ならば塩を足し、胡椒で味を整えればいいですぞ~。
パスタ(ラザニェッテやフェトチーニなどが合う)を茹で、オリーブオイルで和えてお皿に盛り、上から煮込んだチキンとソースをたっぷりかけて、パルメザンチーズもたっぷりかけて、うわ、美味しそう。
はい、ボナペティ!!!

今日の献立、鶏もも肉のケッパートマト煮込み




今日の献立、鶏もも肉のケッパートマト煮込み

辻仁成展覧会情報

近づいてきました、日動画廊パリでのグループ展です。1月15日から3月7日まで。
GALERIE NICHIDO paris
61, Faubourg Saint-Honoré
75008 Paris
Open hours: Tuesday to Saturday
from 10:30 to 13:00 – 14:00 to 19:00
Tél. : 01 42 66 62 86

それから、8月前半に一週間程度、東京で個展を開催いたいます。
今回のタイトルは「鏡花水月」です。(予定)
タイトルは突然かわることがございますので、ご注意ください。

そして、11月初旬から3週間程度、リヨン市で個展を開催予定しています。詳細はどちらも、決まり次第、お知らせいたしますね。
お愉しみに!

そして、電子書籍で「海峡の光」が配信されております。文学の方もどうぞ。

海峡の光 (Kindle電子書籍版)
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Posted by 辻 仁成

辻 仁成

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Hitonari Tsuji
作家、画家、旅人。パリ在住。パリで毎年個展開催中。1997年には「海峡の光」で芥川賞を受賞。1999年に「白仏」でフランスの代表的な文学賞「フェミナ賞・外国小説賞」を日本人として唯一受賞。愛犬の名前は、三四郎。