PANORAMA STORIES
猛暑に優しい、タイ風豚ひき肉とハーブのサラダ Posted on 2025/06/01 辻 仁成 作家 パリ
ついに6月ですが、とっても暑い日が続いていて、ちょっと夏バテ気味です。
7月は日本なので、この程度の暑さでひいひい言っていて、7月、大丈夫かな、と心配ですな。
そこで、冷蔵庫で冷やしても美味しい、豚ひき肉を使ったタイ風のサラダを今日はご紹介いたします。
友だちの武子ちゃん(男性です。ヒーラーしています。本業はカメラマンで、ぼくのアーシャとか、撮影してくれています)が、タイ料理の専門家で、タイに滞在していた時にタイのお母さんに教えて貰ったのだとか、それを、ぼくがまた習ったわけです。
料理というのは、人から人に受け継がれていきますね。
はい、ということで夏の暑い時に、ちょっと冷やしたこのタイ風サラダ、役立ちますから、習得お願いします。
では、作ってみましょう。
ハーブはざくぎり。シトロネルは包丁の裏で叩いて潰し、香りを出してからみじん切りに。
豚肉は少量の水で茹で焼き。(なんでも、タイのお母さん曰く、油はもったいないから、この方法が開発されたのだそうで、目からうろこでございました)
水分がなくなったらナンプラーで味付け。すごいよね・・・。
きゅうり、赤ピーマン(辛いのがあれば)、エシャロット(なかったので紫玉ねぎ)、豚ひき肉、ハーブ(コリアンダー、ディル、ミント)、全て細かく切って、混ぜる。
味付けはライムとニョクマムだけ。味を見ながら、塩胡椒とかで、好みに仕上げてください。
最後にタイ米、あればタイのもち米を炒ったものをこまかく砕いて混ぜると、カリカリ食感がプラスされてより美味しくなります。ぼくはゴマすり器でやりました。これがないと、このサラダ、美味しくなりません。だまされたと思って、やってみてね。
ということで、出来立ても美味しいのだけれど、ちょっと冷蔵庫で冷やすと、真夏日の時とかには、すっと食べることが出来ます。ご飯でもいいですけれど、ビーフンとかにもあいますね。
ボナペティ!
つづく。
今日も読んでくれてありがとうございます。
デザインストーリーズも十周年を迎えることが出来ました。ありがとうございます。ぼくは絵を描く仕事が本格的になってきて、とくにフランスで頑張っていくことになりました。そこで、デザインストーリーズもアートにシフトしたww部サイトマガジンに移行中でございます。欧州最新情報は、欧州アート情報に、なりました。日記は「日々のことば」になり、週末はレシピをお届けします。フランスを中心にアートある暮らしを皆さんに提案していくことになりますので、よろしくねー。はい、ご一緒に、えいえいおー。
大切なお知らせ。
・辻仁成の個展開催
7月9日から、三越日本橋本店、コンテンポラリーギャラリーで、大個展。笑、出没するかもしれません、
7月23日から、岡山天満屋本店美術画廊にて、超個展。出没するかもね。
10月13日から、パリ、マレ地区にある画廊、20THORIGNYで2週間、絶大なる個展、開催いたします。出没しますよ!
・日々のことばを、生放送ラジオで、ツジビルは毎月3回、5の付く日にオンエアー中。7月15日だけ、13日になります。
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Posted by 辻 仁成
辻 仁成
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作家、画家、旅人。パリ在住。パリで毎年個展開催中。1997年には「海峡の光」で芥川賞を受賞。1999年に「白仏」でフランスの代表的な文学賞「フェミナ賞・外国小説賞」を日本人として唯一受賞。愛犬の名前は、三四郎。