今日の献立に、シチリア風パン粉のスパゲッティ、なんぞ、いかがでしょうか？
シチリアだったか、ナポリだったか、ともかく、南イタリア方面に遊びに行った時に、食べてめっちゃ美味かった思い出がある、このパン粉のパスタなんですが、とくに、イワシの缶詰で作ると、簡単だし、うまくできるので、献立におすすめなのであります。
今日は、個展の作品作りが佳境に入って来たので、栄養補給をかねて、じゃじゃーん、と作りました。
ぜひ、この週末に、ご家族で、ご友人と、恋人と、あるいは、おひとりで、ご堪能ください。笑。
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はい、主な材料はこちらになります。
パン粉、（日本のパン粉でやる場合、いちど、ハンドミキサーなどでくだいてさらに細粒化させる方がより南イタリアっぽくなります。欧州だと、目の細かいパン粉が普通なので、・・・。しかし、日本のパン粉でも先日やったら、さらに歯ごたえがあって美味しかったです。ま、好き好きですな。
スパゲッティ、
いわしの缶詰、オリーブオイル漬けがベスト
アンチョビ、
唐辛子、
トマトペースト、
オリーブ、（なくてもいい）
粉チーズ、（なくてもいいよ）
トマト缶、（プティトマトでもいいです）
白ワインとか、塩胡椒とか、
そんな感じです。
あ、醤油とか、入れてもいわしだからあいますよ。

ということで、まずはフライパンで、パン粉を炒る、ところからはじめますが、ぼくはそこに、唐辛子と、ちょっとパルメジャーノ・レジャーノ、をこすっていれます。
にんにくパウダーを入れたこともあります。これも美味しかった。
工夫次第です。
で、ちょっとこんがりするくらいまでパン粉を炒ってください。油は使わない。直に、炒るだけ、です！！！
この食感、そして、香ばしさ、が大事！

これを、最後に振りかけて、完成になりますが、最初にここから作るわけです。
出来ましたか～？　
炒ったパン粉！！！

はい、では、次にペペロンチーノと一緒ですね、オリーブオイルをフライパンにひいて、つぶしたニンニク、アンチョビ、唐辛子をいれて、中火くらいかな、香りを移します。

そこに、缶詰のいわしをぶちこんで、さらに、トマト缶、トマトペースト、いれて、煮込みます。
白ワインとか、塩胡椒とか、この辺で、くわえましょうね。

味見して、足りないものは足してください。
普段は使わないんですが、このイワシとパン粉に、醤油がよくあうので、隠し味程度にいれてみると、日本人でよかった、と思いますよー。
あはは。

はい、アルデンテに茹でたパスタをソースに絡めて、皿に盛り、そこに炒ったスペシャルパン粉をたっぷりとかけて、完成っす。
食感、風味、最高なシチリア風イワシのスパゲッティ、楽しんでくださいね。
パン粉の、サクサク、シャリシャリ、カリカリっが、たまりませんよー。
ボナペティ！！！

つづく。

今日も読んでくれて、作ってくれて、ありがとうございます。
もうすぐ、日本で個展ですからね、なんか、慌ただしくなってきましたよ。とくに派手なことはやりませんが、画廊の方から、いろいろと問い合わせがあり、やりとりをしております。
インスタで、作業風景をアップしたら、えええ、岡山でも個展やってくれるんですかって、けっこう反応があって、嬉しかった、父ちゃんでした。コツコツと描き続けているので、観て貰えるのめっちゃ嬉しい。あと、小説も完成しました。今回の個展をイメージした小説だから、三田文学で掲載されたら、ぜひ、あわせて、読んでもらいたいですね。出版化する予定とかは、ないので、・・・笑。じゃあ、パン粉のスパゲッティで、よい週末を！！！

大切なお知らせ。
・辻仁成の個展開催
７月９日から、三越日本橋本店、コンテンポラリーギャラリーで、出没するかもしれません、
７月２３日から、岡山天満屋本店美術画廊にて、出没するかも、
１０月１３日から、パリ、マレ地区にある画廊、２０THORIGNYで２週間、開催いたします。出没しますよ！
・日々のことばを、生放送ラジオで、ツジビルは毎月３回、５の付く日にオンエアー中。
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※　パリの個展は１０月１３日が初日になります。