PANORAMA STORIES
今日の献立、ポム・ドーフィン! Posted on 2025/08/25 辻 仁成 作家 パリ
おつかれさまです。
今日は、フランス家庭料理の超定番ガルニチュール(添え物?)、「ポムドーフィン」を一緒に作りましょう。
メイン料理の横にちょっと添えると、絵になるし、美味しいし、大満足なガルニチュールなのであーる。
これ、それだけでもご馳走になるし、ビールにもあうし、コーラにもあうし、小腹がすいたら、便利だし、ランチの付け合わせにも最適なんで、ぜひ、やってみてくださいね。
まずは、材料です!
ジャガイモ 250g
水 120g
バター 30g
小麦粉 60g、
塩・胡椒 適量
ナツメグ 少々
卵 2個
ということで、今日は、ポム・ドーフィン!
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まず、じゃがいもの皮を剥くのだ。
沸騰したお湯にほうりこんで、15分くらい、竹串がすっと通るようになったらザルに上げ、ボールに移してフォークなどでピュレ状にしておきます。
さて、じゃあ、次、続いて、シュー生地を作ります。
水、バター、塩胡椒、ナツメグをフライパンに入れ、火にかけなくちゃいけません。
バターが溶けたら小麦粉を加え、木べらで素早く混ぜ、1つにします。
そこに溶いた卵を少しずつ加えていきます。
はじめは分離したようになりますが、でも焦らず、卵を加えるごとに根気よく休まず混ぜ合わせていけば、まもなく滑らかな生地に仕上がっていくのです。
けっこうな力仕事なので、がんばって!
人生と一緒ですね、ちょっとの根気、大事ですぞ。
スプーン2本を使って生地を丸めていき、180度くらいの油で5分程度揚げます。
キレイなきつね色になったら出来上がり。
いかがでしか?
美味しくできましたか?
これで楽しい食事になりますよ。
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はい、お知らせです。
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パリ、10月13日から26日まで、パリ、ピカソ美術館そば、GALERIE20THORIGNYにて「辻仁成展」2週間、開催します。
今回は、浮世絵にヒントを得た新しいシリーズ、ボタニカルな美しいノルマンディ世界、など、今までにない辻ワールドでおおくりします。全23点の渾身作で行くよ。笑。
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辻仁成の美術サイト、昨日、更新されました。
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Posted by 辻 仁成
辻 仁成
▷記事一覧Hitonari Tsuji
作家、画家、旅人。パリ在住。パリで毎年個展開催中。1997年には「海峡の光」で芥川賞を受賞。1999年に「白仏」でフランスの代表的な文学賞「フェミナ賞・外国小説賞」を日本人として唯一受賞。愛犬の名前は、三四郎。