PANORAMA STORIES
今日の献立、エッグベネディクト Posted on 2025/08/28 辻 仁成 作家 パリ
おつかれさまです。
たまに、無性に食べたくなる、エッグベネディクト!
でも、なかなか美味しいお店に出会えません。
ということで、今日は自宅でも美味しくつくれる「エッグベネディクト」の作り方を、ご紹介しちゃいます。
☆
はい、まずは材料からです。
材料 (4人分)
卵(大) 4個
お湯 適量
お酢 大さじ2
スモークサーモン 4切れ
マフィン 2個
岩塩 適量
パプリカ(粉) 適量
*オーランデーズソース
卵黄 4個
バター 160g
レモン汁 1個分
塩胡椒 適量
まず、オーランデーズソースを作ります。
ボールとそれより一回り大きめのボールを用意してくださいね。
鍋にお湯をわかし大きめのボールに入れましょう。
バターは透明になるまでよく溶かしておきます。
小さい方のボールに卵黄を入れ、湯煎の要領で温めてください。
湯煎の温度は、高過ぎても低過ぎてもいけないので、時々湯煎からだしたりお湯を足したりしながら調節しましょう。
白っぽくボリュームがでてきたら(目安の時間は四分くらい)溶かしバターを少しずつ加えながら混ぜ続けます。
続いてレモン汁を加えて混ぜてください。
分離しないように混ぜ続けること。
マヨネーズくらいの固さになったら仕上げに塩こしょうで調味します。
続いて、ポーチドエッグを作ります。
卵は一個ずつ小皿に割っておきます。
鍋にたっぷりのお湯を沸かし、お酢を入れてください。
お湯はグラグラにならない程度を保ちます。
木べらやお玉でそっとお湯をかき回してゆったりした渦を起こし、渦の真ん中にそっと卵を一個落とします。
さらにお湯をかき混ぜながら形をととのえてください。
卵のサイズにもよるが目安としては四分くらい。
白身が固まったら網で卵をすくい、キッチンペーパーの上において水を切ります。
残りの卵も同様に一個ずつ作りましょうね。
次に、マフィンを半分に割ってトースターで焼いてください。
お皿にマフィンを乗せ、スモークサーモンを乗せ、その上にポーチドエッグを乗せます。
上からたっぷりとオーランデーズソースをかけてくださいね。
仕上げに好みで岩塩やパプリカをふって完成となります。
やりましたね、世界一美味しいエッグベネディクトの完成です。
おめでとうございます。ボナペティ!
※じゃあ、エッグベネディクトをケーキカットして、中から誘惑の君、じゃなく、黄身が溢れ出る瞬間のめでたい映像を、どうぞ。これを目指して頑張ってくださいね!
そして、父ちゃんがみなさんの悩みや質問にこたえるラジオ、毎月3回やっている人生を語り倒すラジオ・ツジビルはこちらから、です。どうぞ。
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ということで、個展情報です!!!
近づいてきましたよ。今は、ここだけが、ぼくの希望です。笑顔でお会いしましょう。
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パリ、10月13日から26日まで、パリ、ピカソ美術館そば、GALERIE20THORIGNYにて「辻仁成展」2週間、開催します。
今回は、浮世絵にヒントを得た新しいシリーズ、ボタニカルな美しいノルマンディ世界、など、今までにない辻ワールドでおおくりします。全23点の渾身作で行くよ。笑。
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辻仁成の美術サイト、昨日、更新されました。
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スケジュール帖に似顔絵、描いてみました。笑。
Posted by 辻 仁成
辻 仁成
▷記事一覧Hitonari Tsuji
作家、画家、旅人。パリ在住。パリで毎年個展開催中。1997年には「海峡の光」で芥川賞を受賞。1999年に「白仏」でフランスの代表的な文学賞「フェミナ賞・外国小説賞」を日本人として唯一受賞。愛犬の名前は、三四郎。