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今日の献立、ジャガイモのミルフィーユお焼き Posted on 2025/09/01 辻 仁成 作家 パリ

おつかれさまです。
毎日、ごくろうさまです。
美味しい生活出来ていますか?

さて、今日は最高に役立つ料理の脇役をご紹介したいと思います。
主役ばかりが目立つ世の中ですからね、でも、メイン料理を食う、名わき役が料理の世界にはけっこう潜んでいるのです。
フランス語でガルニチュールとは「付け合わせ」のこと。
とくにジャガイモ系のガルニチュールは最高に美味いんですよね。

今日はとっておきのジャガイモのガルニチュールをご紹介したいと思います。
ここ最近、父ちゃんがよく作って食べる、エアリアルなジャガイモの付け合わせ、その名も、ジャガイモのミルフィーユお焼き。
薄くスライスしたジャガイモをカリカリに焼いて、サクサク食べる、こんなに美味いガルニチュールは滅多にありません。
簡単なので、ぜひ、試してくださいませ。

今日の献立、ジャガイモのミルフィーユお焼き



材料は、ジャガイモと、パルメザンチーズ、パセリ、一味とか七味とか唐辛子の粉とか、赤くて辛い粉であればなんでもよし、その程度の材料で簡単にできてしまいます。

さっそく、作ってみよう。

ジャガイモ小3、4個をスライサーでスライスし、洗わずそこにパルメザンチーズ大さじ2、パセリみじん切り小さじ2、エスプレッド唐辛子(一味とか七味とか韓国系唐辛子とかでOK)ひとつまみ、塩少々、オリーブオイル大さじ1、胡椒適宜を加え、スプーンでよく混ぜます。

今日の献立、ジャガイモのミルフィーユお焼き



オーブン皿にクッキングシートを敷き、少しずつ並べ、200度に予熱したオープンで15から20分くらい焼いてください。
おっと、これでもう完成なのです。
カリカリサクサク美味しいガルニチュールの出来上がり。
別に、メインがないなら、これだけ作って、子供たちのおやつに、もしくは、お父さん、お母さんのビールのおつまみに、どうぞ。
美味しい~。
ボナペティ。

今日の献立、ジャガイモのミルフィーユお焼き

今日の献立、ジャガイモのミルフィーユお焼き

今日の献立、ジャガイモのミルフィーユお焼き

今日の献立、ジャガイモのミルフィーユお焼き





自分流×帝京大学

最近、アトリエにこもって、絵ばっかり描いているので、ちょっと太ってきました。
そろそろ、運動をしないといけないな、と思って、自分の身体の脂肪分たちと相談をしているところです。マット運動だけはやっているんですが、年齢が年齢だけに、なかなか昔みたいにエネルギッシュになれない今日この頃です。ううう、がんばろっと。

ということで、パリの個展が今年も間近に迫ってまいりました。
準備万端ですよ。

パリ、10月13日から26日まで、パリ、ピカソ美術館そば、GALERIE20THORIGNYにて「辻仁成展」2週間、開催します。
だいたい、午後の14時から、18時くらいまで開画廊いたします。みんな長く働かないので、午後、お越しください。
今回は、浮世絵にヒントを得た新しいシリーズ、ボタニカルな美しいノルマンディ世界、など、今までにない辻ワールドでおおくりします。全23~24点の渾身作で行くよ。笑。

1月中旬から3月中旬まで、パリの日動画廊において、グループ展に参加し、6点ほどを出展させてもらいます。
一部の作品は、辻仁成の美術サイトで確認できますので、どうぞ、御覧ください。

辻仁成 Art Gallery

今日の献立、ジャガイモのミルフィーユお焼き

Posted by 辻 仁成

辻 仁成

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Hitonari Tsuji
作家、画家、旅人。パリ在住。パリで毎年個展開催中。1997年には「海峡の光」で芥川賞を受賞。1999年に「白仏」でフランスの代表的な文学賞「フェミナ賞・外国小説賞」を日本人として唯一受賞。愛犬の名前は、三四郎。