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今日の献立、チキンフリット Posted on 2025/09/04 辻 仁成 作家 パリ

おつかれさまです。
サクサク、ころもがおいしい、南イタリア風、チキン・フリットをご紹介いたします。

まずは、材料になります。
下の写真を参考にされてくだされ。

鶏むね肉    1枚
塩・こしょう  少々
片栗粉     適量
卵白      4個分

今日の献立、チキンフリット

今日の献立、チキンフリット



はい、まず、パン切り包丁で鶏むね肉をそぎ切りにします。
パン切り包丁を使うのが、辻家のやり方。
この一手間で、繊維が柔らかくなり味も絡みやすくなるのです。ギザギザに肉を切るので、味が染みいります。

つづきまして、鶏肉をボウルに入れ、塩・こしょうで下味を付けます。
これがね、とっても大事です。
ちょっと時間あれば10分くらい寝かせてくださいね。

今日の献立、チキンフリット

そうしましたら、
卵白を別のボウルに入れて塩ひとつまみを加え、ハンドミキサーでメレンゲ状になるまでがっーと混ぜます。
ちょっと緩めの状態がベストなんです。

今日の献立、チキンフリット

今日の献立、チキンフリット



はい、そうしましたら、・・・
鶏肉に片栗粉をまぶし、メレンゲにくぐらせ、180℃の油で揚げます。アスパラなど一緒に揚げて添えてもOKですよ~。
アスパラ、美味しいですよね。
はい、完成。
今までとは違う、美味しいフリットの完成です。

今日は、お蕎麦と一緒に、頂きます!!!

今日の献立、チキンフリット

今日の献立、チキンフリット

今日の献立、チキンフリット

追加で、もう一つのレシピを!!!

もっと簡単な方法、最近、父ちゃんはこっちで作ることが多いです。

ボウルに、
小麦粉大匙3,
ベーキングパウダー小匙1
塩、ひとつまみ
マヨネーズ、大匙1
炭酸水をちょっとずつ加えてパンケーキとクレープの間くらいの生地になったら、
鶏肉をくぐらせて、油で揚げるだけ。
この方法だと、さらに、カリカリに仕上がります。
どちらも美味しいですよー。比較してみてくださいね。
ボナペティ!!!

今日の献立、チキンフリット

今日の献立、チキンフリット



パリ、10月13日から26日まで、パリ、ピカソ美術館そば、GALERIE20THORIGNYにて「辻仁成展」2週間、開催します。
だいたい、午後の14時から、18時くらいまで開画廊いたします。みんな長く働かないので、午後、お越しください。
今回は、浮世絵にヒントを得た新しいシリーズ、ボタニカルな美しいノルマンディ世界、など、今までにない辻ワールドでおおくりします。全23~24点の渾身作で行くよ。笑。

1月中旬から3月中旬まで、パリの日動画廊において、グループ展に参加し、6点ほどを出展させてもらいます。
一部の作品は、辻仁成の美術サイトで確認できますので、どうぞ、御覧ください。パソコンで見てもらえる方がいいです。携帯だとちょっとあまり全体がよく見えないですね、笑。

辻仁成 Art Gallery

そして、父ちゃんがみなさんの悩みや質問にこたえるラジオ、毎月3回やっている人生を語り倒すラジオ・ツジビルはこちらから、です。どうぞ。

TSUJI VILLE

今日の献立、チキンフリット

自分流×帝京大学

Posted by 辻 仁成

辻 仁成

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Hitonari Tsuji
作家、画家、旅人。パリ在住。パリで毎年個展開催中。1997年には「海峡の光」で芥川賞を受賞。1999年に「白仏」でフランスの代表的な文学賞「フェミナ賞・外国小説賞」を日本人として唯一受賞。愛犬の名前は、三四郎。