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今日の献立、サーモンテリーヌ Posted on 2025/09/08 辻 仁成 作家 パリ

おつかれさまです。
もう、何度もこのサイトでやってきた「辻家のサーモン・テリーヌ」アンコールでもう一度、復習レシピとまいりましょう。
簡単なのに、フレンチを感じる豪華さが、受けに受けて、大好評な一皿になります。☜自画自賛。

でも、美味しいんだから、また、作りませんか?

今日の献立、サーモンテリーヌ

サーモンの水煮缶がなければ、鮭水煮缶で大丈夫です。コンビニで手に入ります。(塩で味付けされてないモノ)友人の南仏の実家に遊びに行った時に、ドミニクおばあちゃんが教えてくれた彼女のレシピをもとにアレンジしました。
じゃあ、さっそく作ってみましょう。

今日の献立、サーモンテリーヌ



まず、用意していただく大事なものは、10cm×25cmのパウンドケーキ型です。
続いて、こちら、主な材料になります。

材料。

サーモン水煮缶(もしくはさけ水煮缶) 200g(生サーモンを茹でて氷でしめてほぐしてもいいですよ)、レモン   1/2個、ケチャップ 大さじ1、タバスコ小さじ1強、塩小さじ1/2、胡椒適量、卵4個、サワークリーム 90g、生クリーム50ccになります。続いて、ソースの材料は、マヨネーズ大さじ10、ハーブみじん大さじ1~2(ディル、イタリアンパセリなど)、オリーブオイル大さじ2、塩適量。

まず、サーモンの水煮缶の水分はよく拭き取ります。
骨を取り除きながら細かくほぐすのです。
その方が小さなお子さんとかに優しいです。(生のサーモンを使う場合は塩を少し入れた熱湯に入れしっかり火を通し、茹で上がったらサーモンの水気を切り、骨を取り除きながらよくほぐす。)



大き目のボールにサワークリームと生クリームを入れよく混ぜます。
これにレモン汁、ケチャップ、塩、胡椒を入れ調味料をよく合わせましょう。
卵も割り入れ、ホイッパーで滑らかになるまで混ぜたら先のほぐしたサーモンを入れよくなじませてください。

今日の献立、サーモンテリーヌ

パウンド型にオリーブオイルを薄くぬり、生地を流し込み200℃に予熱したオーブンで35~40分焼きます。
焼いている間にマヨネーズとハーブ、オリーブオイルを混ぜソースを作っておきましょう。

今日の献立、サーモンテリーヌ

焼き上がったらお皿に型からひっくり返して、粗熱が取れてから、切り分け、ソースをたっぷりのせ、パセリで飾り、周りにフルール・ド・セル(塩の華)を振ります。
(有機オレンジの皮をオーブンでカリカリにして細かくみじん切りにしたものを岩塩と混ぜると、オレンジの香りが香ばしいオレンジ塩が出来るので、それだとサーモンとの相性、抜群です)
温かくても美味しいのですが、冷蔵庫にいれて、翌日、冷めると味がなじんで、さらにぐんと美味しくなりますよ。

今日の献立、サーモンテリーヌ



サーモンパテの詳しいレシピはこちらから⬇️
https://youtu.be/HgO5w392Huk

今日の献立、サーモンテリーヌ

詳しい作り方はこちらから⬇️

今日の献立、サーモンテリーヌ

※ こんな風にお弁当に入れてみるのもいいですよね!!!

今日の献立、サーモンテリーヌ

今日の献立、サーモンテリーヌ



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今日の献立、サーモンテリーヌ



Posted by 辻 仁成

辻 仁成

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Hitonari Tsuji
作家、画家、旅人。パリ在住。パリで毎年個展開催中。1997年には「海峡の光」で芥川賞を受賞。1999年に「白仏」でフランスの代表的な文学賞「フェミナ賞・外国小説賞」を日本人として唯一受賞。愛犬の名前は、三四郎。