おつかれさまです。
年末は、忘年会だとか、クリスマスパーティだとか、年の瀬ですからね、人が集まって騒ぐことが一年で最も多い月になりますね。
人が来ると、料理を作ったり部屋を掃除したりワインを買いに行ったり片づけたり、大忙しになるのが普通ですが、もう、父ちゃんはそういう面倒くさいことをしたくないので、「もちより」という方法をよく使います。
というか、フランスでもこの「もちより」のパーティは結構普通で、みんな何か一品、持って来てむしろ場所を提供してくださる人を楽にさせることをやるわけです。
日本でもよくありますね。全世界共通です。
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最近は、疲れやすいので、一からフルコースを作ってふるまうなんてことはしなくなりました。
ということで最近、やった「もちより」の集いの様子を眺めながら、どうやって、楽をしてパーティをやるか、について、語らせて頂きます。
えへへ。

ご存じ、パリ国虎屋の野本さんと呑もちゃんの愛妻ますみさんです。
「何か厨房に寄って、持っていかせましょうか？」
とよくできた奥さんから、連絡がきます。そういう時に、遠慮してはいけません。
「マグロ食べたいです」
と正直に、言うべきです。国虎のマグロは美味いんです。
自分が作るものを決めているので、自分では作ることが出来ないようなものを提案するとバランスがよくなります。
「シャンパンとかワインはありがたいかな」
とさりげなく、要求もしておきます。
ということで、野本家が持って来てくれたのは、マグロのいい状態の大きなサク一本と、豪華なシャンパンとワインでございました。
ゲット！

しかも、呑もちゃん（野本さん）みずから、調理し、盛り付けもやってもらいました。
鱒の卵も持って来て、散らしてくれたんです。とろける美味さでしたよ。
さすが、やることが派手ですな。
とってもおいしゅうございました。
あはは。

これは、前回、ぼくが日本に帰った時に、小田原名物店というのをデパートでやっていたので、この日のために、購入しておいた、カタクチイワシとエイヒレです。

パリの有名なチーズ屋、久田さんのご家族４人もいらしたので、
「辻さん、私たちはチーズとワインを持っていきます」
と、連絡がありました。
前もって、１０人くらいになるので、と人数も伝えることが大事です。
１０人か、と考える余裕を与えないとなりません。笑。
「１０人だからね、何かもちよってもらえると助かるなー」と図々しく依頼をしておくわけです。
すると、トリュフ入りのチーズ、あと、柚子を蒔いた山羊のチーズとか、いろいろ、グリッシーニとか、お店で出しているもの、ゲット！
それだけじゃなかったんです。

こちらも、久田さんたちが持って来てくださった手作りのタルティフレット。
下がパイ生地になっていて、上にチーズなどがどかっと盛ってあり、これをその場でオーブン焼きにしてくださいました。
凄い香り！！！
すると、こうなります。
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これだけで、もう、食べきれないくらいの量になるわけで、もう、父ちゃんなんか作らないでもいいわけです。
最高に美味しかったです。
ゲット！！！！

今日、集まった方々は、２０２３年の父ちゃんのオランピア劇場コンサートのスポンサーとか宣伝応援をしてくださった方々なんです。マジで、恩人です。
ライブ盤が世界配信されたので、そのお祝いに、こちらがお礼をしなきゃいけなかったのに、父ちゃんが「もちより」を提案したがために、恩返しじゃなく、さらに出費させてしまった、という・・・。
てへへ。
調子のいいやつだ。
でも、そんなものです。フランススタイル。
そして、ライブ盤、フランスでも聴かれているので、みんな嬉しいじゃないですか。
「日本の底力」決起集会みたいな感じになりましたよ。がんばれ、日本！

ララちゃんです。

ソムリエの宮川さんご夫妻、こんなにワインを持って来てくれたんですが、呑み切れるわけがありませんね。
残ったワインは、父ちゃんが一人で年末年始にかけて、ちびちびとやる予定です。
ゲット～！
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このように、「もちより」パーティは、気が楽で、いいです。片づけもみなさんでやってもらい、即日、原状復帰で翌日から仕事も出来る、・・・最高でした。

※　ビーフシチュー、一番人気。

※　昨日、レシピを公開していますね。チキン南蛮です。

※　リースの形をしたサラダ。

※　蛸のペペロンチーノです。蛸の卵をふんだんにつかっております。

※　〆の鳥生姜ご飯のおにぎりです。

２０２３年のオランピアライブは、生涯、ぼくの歴史に刻まれました。その記念アルバムもフランス・ロックチャートで４０位台に上昇しています。じわじわとこれからも聞かれていくことでしょう。ありがたいですね。
野本家、宮川家、久田家、父ちゃんの夢を応援してくださったかけがえのない友人たちです。
なのに、「もちより」での会になってもうた、ずるがしこい、父ちゃんでした。
でへへ。
でも、これが普通のフランススタイル。誰か一人ががんばらないでもいい、というところが素敵ですね。
めでたし、ゲット！

コンサートに来てくださった、皆様、ありがとうございました。
※　下の、普段お使いのプラットホームからご視聴いただけます。
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個展情報です。
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２０２６年の１月、パリの日動画廊で開催されるグループ展に参加します。
１月１５日から３月７日まで。結局、１１作品の展示となりました。フランス人３人とのグループ展なのに、１１作品も、・・・。笑。
場所は、パリ８区ですね。エリゼ宮殿の傍です。
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それから、８月前半に一週間程度、東京で個展を開催いたいます。
今回のタイトルは「鏡花水月」です。（予定）
タイトルは突然かわることがございますので、ご注意ください。
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そして、１１月初旬から３週間程度、リヨン市で個展を開催いたします。詳細はどちらも、決まり次第、お知らせいたしますね。
お愉しみに！