PANORAMA STORIES
今日の献立、南仏風トマト・チキン煮込み Posted on 2025/12/18 辻 仁成 作家 パリ

南仏風トマトチキン煮込みのレシピをご紹介するのに、ここは、北のノルマンディというのだから、笑っちゃいますね。
おつかれさまです、父ちゃんです。
さて、クリスマスが近いので、仲間たちと港町のカフェで、昼間からビール!
パナッシェを飲んでいます。
パナッシェとは、ビールとレモナードを半々に割ったもので、飲みやすく、ほぼ、ジュースですね。笑。

冬景色のノルマンディも素敵です。
父ちゃんの絵の創作は、こういう世界で紡がれております。

こういうカフェで、こういうおやじたちと乾杯をしている中で浮かんでくるわけです、イメージが!!!

これは、おやつですが、サンドリンヌ嬢が作ったクランブル(リンゴのクランブルになります)
ノルマンディといえば、生クリームか、リンゴということになりますね。
リンゴの名産地です。

ということで、今日の献立ですが、寒い日に、家族みんなが温まる南仏の煮込み料理を作りましょうかね。あはは。
寒いノルマンディにはぴったりなんですよね。
簡単な目安レシピをここに書いて置くので、やってみてくださいませ。
まずは、材料から、
骨付き鶏もも肉 2本(500g)
にんにく 2片
トマト缶 300g
玉ねぎ(小さめ) 2個もしくは大1個
白ワイン 50cc
パセリ 適量
タイム 適量
パルメザンチーズ 適量
塩・こしょう 適量
では、目安のレシピの方を!
まず、フライパンにつぶしたにんにくと多めのオリーブオイルを入れ、弱火で香りを移す。
次に、鶏ももの関節のところに包丁を入れてから、皮目がこんがり色づくまで炒める。

ざく切りした玉ねぎを加え、少ししんなりしたら鍋にうつし、トマト缶を加え、白ワインを加えたら、水をヒタヒタになるまで足し、タイム、パセリを投入してフタをする。



※ こちらは炊飯器で作る、ターメリックバターライスのイメージ。
はい、いいですか、ここまで、
そしたら、弱火で1時間煮込み、完成直前にパルメザンチーズ、塩・こしょうで味を整える。
炊飯器を使って、その横で、ターメリックライスは材料をすべて炊飯器に入れて炊きます。
※ <ターメリックライス>材料はこちら、
米 1合
ターメリック 小さじ1
バター 15g

炊きあがったターメリックライスにチキンの煮込みをかけて。さらにパルメザンチーズやオリーブオイルをまわしかけて盛り付けましょう。
あたたかくなるし、美味しそう~ってなるの請け合いです。
こんな感じで盛り付けると美味そうですねー。
ぜひ、やってみてください。
もうすぐ、春ですから、乗り越えていきましょう。
ボナペティ!

展覧会情報
☆
2026年の1月、パリの日動画廊で開催されるグループ展に参加します。
1月15日から3月7日まで。結局、11作品の展示となりました。フランス人巨匠も参加するグループ展だそうです。
GALERIE NICHIDO paris
61, Faubourg Saint-Honoré
75008 Paris
Open hours: Tuesday to Saturday
from 10:30 to 13:00 – 14:00 to 19:00
Tél. : 01 42 66 62 86
☆
それから、8月前半に一週間程度、東京で個展を開催いたいます。
今回のタイトルは「鏡花水月」です。(予定)
タイトルは突然かわることがございますので、ご注意ください。
☆
そして、11月初旬から3週間程度、リヨン市で個展を開催する予定です。詳細はどちらも、決まり次第、お知らせいたしますね。
お愉しみに!
フランス、パリ、オランピア劇場でのソロライブ音源が配信されました。
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Posted by 辻 仁成
辻 仁成
▷記事一覧Hitonari Tsuji
作家、画家、旅人。パリ在住。パリで毎年個展開催中。1997年には「海峡の光」で芥川賞を受賞。1999年に「白仏」でフランスの代表的な文学賞「フェミナ賞・外国小説賞」を日本人として唯一受賞。愛犬の名前は、三四郎。


