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今日の献立、いちご大福 Posted on 2025/12/31 辻 仁成 作家 パリ

おつかれさまです。
2026年の正月の三が日、これを作っておくと、寝正月も楽しくなること請け合い、の、いちごの大福、を今日は作りましょうかね。笑。
わずか30分で出来ますし、電子レンジ使うだけですから、どなたでも気楽に挑めますよ。
これはやらないと損です。だって、あまりに美味しいのだから!!!

今日の献立、いちご大福



フランスでは数年前から「MOCHI」が大ヒット、といっても、フランスでいう「MOCHI」とは日本のアイスの「雪見大福」からはじまり、常温で売ってる中国製のあんこが入ったお菓子もMOCHIと呼ばれているので、ややこしい・・・。
どこのスーパーにも雪見大福もどきが入口で売られております。

じゃあ、さっそく、まいりましょうか。

まずは材料、こちらです。もち米粉(白玉粉)100g、砂糖50〜60g、水150cc、こしあん200g、いちご8個。

今日の献立、いちご大福

あんこを25gぐらいずつに分け、いちごを包んでおきます。
パリで白玉粉は日本の食材店まで行かないと見つけられませんけど、中華食材店で簡単に手に入るもち米粉で大福を作ることができます。
ボールにもち米粉と砂糖をいれて、水を加えて溶かし(トロッとするくらいの硬さ)、電子レンジ(600w)で2分。
一度取り出してゴムベラでよく混ぜて、火の通りのむらをなくし、もう一度1分半電子レンジにかけてください。
ゴムベラに水をつけて大福の生地をよくねったら、片栗粉をしいたまな板に取りだし、8等分にします。



今日の献立、いちご大福

今日の献立、いちご大福



しっかり片栗粉をまぶした生地を伸ばし、あんこで包んだいちごを包んだら完成。
あんこが嫌いな人には、あんこ無しいちご大福も美味しいですが、欲張りなぼくは、生クリームを添えて、生クリーム苺大福にします。これが、めっちゃくちゃ美味しいのです。ボナペティ!!!

今日の献立、いちご大福



今日の献立、いちご大福

辻仁成 Art Gallery

ということで、明日から2026年がスタートしますね。嫌なことは皆さん、トイレに流して、明日から再び新たな気持ちで生きましょう。
はい、父ちゃん画人は、1月15日からパリの日動画廊のグループ展に参加いたします。父ちゃん以外、3,4人のフランス人アーティストが参加します。どんな方々かよくわかりませんが、3月7日まで続くので、お近くにお越しの皆さん、覗いてみてください。

GALERIE NICHIDO paris
61, Faubourg Saint-Honoré
75008 Paris
Open hours: Tuesday to Saturday
from 10:30 to 13:00 – 14:00 to 19:00
Tél. : 01 42 66 62 86

それから、8月前半に一週間程度、東京で個展を開催いたいます。
今回のタイトルは「鏡花水月」です。(予定)
タイトルは突然かわることがございますので、ご注意ください。

そして、11月初旬から3週間程度、リヨン市で個展を開催予定しています。詳細はどちらも、決まり次第、お知らせいたしますね。
お愉しみに!

自分流×帝京大学

Posted by 辻 仁成

辻 仁成

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Hitonari Tsuji
作家、画家、旅人。パリ在住。パリで毎年個展開催中。1997年には「海峡の光」で芥川賞を受賞。1999年に「白仏」でフランスの代表的な文学賞「フェミナ賞・外国小説賞」を日本人として唯一受賞。愛犬の名前は、三四郎。