PANORAMA STORIES
儚い光がアトリエに降り注ぎ、奇跡が起きた Posted on 2026/01/06 辻 仁成 作家 パリ
おつかれさまです。
うたたねをしておりまして、目を覚ますと、描きかけのマリアの絵に、金色の光の模様が出ておりまして、思わず、大声をあげて、飛び起きてしまった次第です。
油が乾くのを待つために、机の上に飾っていたわけですが、天窓から差し込んだ光がそこに、神の模様を拵えました。
御覧くださいませ。


わずか、数分でこの光は消えましたが、なんとも、尊い輝きでございました。この黄色い部分が実際はゴールドに近かったので、目も醒めるような輝きでございました。
これは、何のメッセージでしょうね・・・。自然には時々、驚かされます。

手紙を封印する蝋印を頂きました。ぼくのイニシャルのHの文字です。これを使いたくて、カラフルな版画を作りまして、左下のところに押してみたのですが、いかがでしょうか? アフリカンアートみたいですね。ふふふ。

さて、15日から、パリ8区の日動画廊でグループ展に参加をいたしますが、12作品、小さな絵ばかり出展させていただきます。ちょっと御覧ください。



今回は、大きな作品はないのですが、小さくて可愛らしいものばかり集めています。色彩も明るめが多いですね。暗い? ま、写真は暗いですが、実物は明るいです。1月15日から3月7日までパリに滞在される方がいらっしゃれば、どうぞ、お立ち寄りください。父ちゃんは基本、ノルマンディなので、常駐はしませんが、日動画廊なので、日本語が通じますよ。笑。
2か月間にも及ぶグループ展なので、また、いろいろと出会いがあるんじゃないか、と思っています。今まではマレ地区での個展でしたが、今回は8区で、エリゼ宮殿のすぐ横ですからね、ブリストルホテルが斜め前ですし、歩いている人たちがちょっと変わりますので、どういう人が気に入ってくださるか、愉しみです。ちなみに、画廊はこういう感じのところですよ。



創作活動は果てしなく、続きます。
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では、来週、木曜日から、よろしくお願いいたします。
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Posted by 辻 仁成
辻 仁成
▷記事一覧Hitonari Tsuji
作家、画家、旅人。パリ在住。パリで毎年個展開催中。1997年には「海峡の光」で芥川賞を受賞。1999年に「白仏」でフランスの代表的な文学賞「フェミナ賞・外国小説賞」を日本人として唯一受賞。愛犬の名前は、三四郎。


