PANORAMA STORIES
毎日が勝負飯、モルトソーセージ煮込み Posted on 2026/01/15 辻 仁成 作家 パリ
おつかれさまです。
今日は息子君の誕生日でした~。
ぱちぱちぱち!!!!
なので、息子君とガールフレンド君と会い、誕生日プレゼントを手渡したり、ご飯したり、幸せな一日でございました。
プレゼントはKENZOさんのシャツにしましたよ。22歳なんですよね。
いろいろと話しをしましたけれど、これからどうするんでしょうか、いろいろと心配ではありますが、もう、22歳ですから、いろいろとありますが、どんどんと乗り越えていかないとなりませんね。
素敵な優しいガールフレンドさんがいるので、その子のおかげで、息子は幸せそうで、何よりでした。いろいろ、ね、いろいろありますよね、人生・・・。でも、いつもいつも、みなさんに応援頂き、誠にありがとうございます。
おかげで息子君、すくすくと立派になっております。
22歳になった息子と話しながら、人生をいろいろと振り返った、父ちゃんでした。まじで、たまに、自分に疲れますが、でも、気合で、乗り越えていきますよー。皆さんもいろいろとあるでしょうが、えいえいおーでまいりましょう。

1月のパリは、寒さはあるものの、春の足音が聞こえています。
もうじき、また、春が来る、んだなー、という気の早い予感を感じながら、息子のバースディをしみじみと過ごした父ちゃんでございます。

さて、今日の料理ですが、これは昨夜食べた「モルトソーセージの煮込み」になります。日本で買えるか調べようと、「モルトソーセージ」で検索すると、笑、「育ち盛りの息子君によく作ったモルトソーセージ」という項目が一番最初にいくつか出て来て、びっくり。あはは。それだけ料理してきた、ということなんですね。
モルトソーセージとは、フランスの伝統的な燻製のポーク・ソーセージのことで、けっこう、ぶっといんです。フランスのスーパーでは一般的に販売されています。
こちらの写真のような感じで売られております。
「saucisses de Morteau」(ソーシス・ドゥ・モルト―)と発音して、スーパーで探してみてください。日本でもネットで買えそうです。輸入品ですし円安ですから日本だと、高いですが・・・美味しいんですよ。もしかすると、日本製品があるかもしれませんね。

冬になると、息子が子供だった時代、寒い時期はこればっかり、食べていました。煮込みなので、ココットにぶち込んで煮込んだら、大量に作ることが出来たので、育ち盛りの子を抱える親には最適でした。
辻家では、まず、玉ねぎとニンジンを炒めて、そこに、レンズ豆、皮をむいたジャガイモ、そしてこのモルトソーセージを入れ、水、白ワイン、ブイヨン、あとハーブね、ハーブ美味しいですよ、そういうものを入れて、だいたい、ひたひたになるくらいまで、それをただ、ひたすら煮込んで作るんです。簡単だけれど、素朴な美味さが、たまりませんな。ソーセージから出る、燻な香り、そしてポークの風味が、レンズ豆に染みて、実にフランスの味わいを醸し出します。

見た目はいま一つですが、フランスの家庭料理って、こういうものが多いんですよ。フレンチのあの綺麗な料理はやっぱりレストランで、ご家庭では、肉じゃがみたいなこういう庶民の料理が愛されております。
レンズ豆は鉄分が豊富ですから、女性にも絶大な人気があります。でも一つ、重要な秘訣があるんです。それはマスタード。特に、粒マスタードがあうのよねー、おくさま。
料理には白ワインを使いますが、モルトソーセージですから、食べる時は、ビールかな、赤ワインもあいますね。
息子君、22歳のお誕生日おめでとう!!!!!
人生山あり谷あり、でも、平和がいいね。
えいえいおー。


そして、いよいよ、本日、15日から、日動画廊さんで、グループ展がスタートします。3月7日までやっています。
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GALERIE NICHIDO paris
61, Faubourg Saint-Honoré
75008 Paris
Open hours: Tuesday to Saturday
from 10:30 to 13:00 – 14:00 to 19:00
Tél. : 01 42 66 62 86
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それから、8月初旬に一週間程度、東京で個展を開催いたいます。
今回のタイトルは「鏡花水月」です。
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そして、11月初旬から3週間程度、リヨン市で個展を開催予定しています。詳細はどちらも、決まり次第、お知らせいたしますね。
お愉しみに!
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そして、電子書籍で「海峡の光」が配信されております。文学の方もどうぞ。
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海峡の光 (Kindle電子書籍版)
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Posted by 辻 仁成
辻 仁成
▷記事一覧Hitonari Tsuji
作家、画家、旅人。パリ在住。パリで毎年個展開催中。1997年には「海峡の光」で芥川賞を受賞。1999年に「白仏」でフランスの代表的な文学賞「フェミナ賞・外国小説賞」を日本人として唯一受賞。愛犬の名前は、三四郎。


