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毎日が勝負飯、「作家は仕事の合間に何をつまんでいるのか」 Posted on 2026/01/24 辻 仁成 作家 パリ

おつかれさまです。
今日もたくさん働いた表現者の父ちゃんなのです。頭を使うと、甘いものが欲しくなりますね。
ということで、リーフパイを、午前中のお茶の時間に頂きました。
さて、ここで、問題です。
「作家、辻仁成が世界一美味しいと思うこちらのリーフパイはどこの国のお菓子屋さんのものでしょう!?」

毎日が勝負飯、「作家は仕事の合間に何をつまんでいるのか」

毎日が勝負飯、「作家は仕事の合間に何をつまんでいるのか」

いきなり、難易度の高い、質問に、フランス通の皆さん、頭を悩ませたかと思いますが、正解は、銀座ウエスト、のリーフパイでした。
あはは。
もう、ここのリーフパイは申し訳ないですが、フランスでもめったに食べることが出来ないレベルだと思いますよ。
青山にある「銀座ウエスト・青山ガーデン」さんで、バンドマンだった時代、よくお茶をしました。ここが主な待ち合わせ場所だったんですが、今は大人気で、入れないですものね。

さて、リーフパイを食べた後、エッセイの締め切りが2本あったので、やっつけてからの、ジャコパスタを作って食べました。じゃこのパスタで、辻家では、じゃこパス、と呼んでいます。(有名なミュージシャンをもじって)
おいしゅうございました。
今日は、朝から充実しております。ちなみに、パスタはいつも45グラムと決めています。少ない? いや、太らないためにね・・・。えへへ。
三角形のものはフランスの会社が作っている揚げ豆腐です。
美味しいですよ。
日本でやったら、受けると思う味です。ちなみに、ナチュラリア、で売ってます。

毎日が勝負飯、「作家は仕事の合間に何をつまんでいるのか」



はい、そして、午後は、日本橋三越本店での大規模展に向けて、キャンバスと向かい合った父ちゃんです。(午前中が、文章、午後が油絵、という感じです。夜が、デザインストーリーズ関係ですかね)

そして、18時きっかりに、いったん、仕事を終えると、行きつけのカフェまでアペロをしに行くのが日課です。
アペリティフのことをフランスでは「アペロ」といいます。アペロタイムですね。素晴らしい。
ハッピーアワーを狙っていくんです。円安ですから、・・・・。笑&泣。
今日は、サーディンのプレートを頼みました。缶詰がお皿の上にぼんと置かれていて、バターが添えられていますから、パンにバター塗って、その上にサーディンをどかっと載せ、カクテルで楽しみます。ブラック・パールというカクテルを舐めながら、サーディン、です。
ひゃあ、おされな父ちゃんですな。

毎日が勝負飯、「作家は仕事の合間に何をつまんでいるのか」



毎日が勝負飯、「作家は仕事の合間に何をつまんでいるのか」

これで、夜ごはんは終わりです。
そんなものですよ。夜はあまり食べないようにして、太らないようにバランスをとっています。アルコールは今のところやめられないので、・・・。炭水化物を減らしております。
しかし、サーディン+バターを載せたライムギパンは美味いです。この組み合わせ、だれが考えたのでしょうね。天才だと思います。

はい、楽しい一日でした。毎日が勝負飯ですけれど、今日も人生に勝ちました。美味しい日々が健康の秘訣です。
リーフパイからの、ジャコパスからの、サーディン、ううう、夕陽を眺めながら、人生に酔いしれた父ちゃんでありました。

創作&仕事は順調で、小説「泡」を書き終わり、エッセイ集「キッチンとマルシェのあいだ」と「文庫版、父ちゃんの料理教室」の最終チェック、ESSEとショップチャンネルのエッセイ、リシャール・コラスさんと秋のイベントのZOOMミーティング、日動画廊の崇子社長との電話ミーティング、などなど、幅広い活動でした、ノルマンディの田舎にいるのに。えへへ。
明日はもっと頑張ろうと思っています。
えいえいおー。

毎日が勝負飯、「作家は仕事の合間に何をつまんでいるのか」



毎日が勝負飯、「作家は仕事の合間に何をつまんでいるのか」

1月も終わろうとしていますが、2026年、慌ただしく動いています。大きなイベントがいくつかあるみたいで、スケジュール調整が難しくなりつつありますが、嬉しい悲鳴というやつですね。普段はノルマンディで創作をし、仕事やイベントの時には、東京やパリに行く。
このスイッチが健康の秘訣かもしれません。
さて、辻仁成展覧会情報です。

3月7日まで、フランス日動画廊パリでのグループ展に参加中。新作が追加。
GALERIE NICHIDO paris
61, Faubourg Saint-Honoré
75008 Paris
Open hours: Tuesday to Saturday
from 10:30 to 13:00 – 14:00 to 19:00
Tél. : 01 42 66 62 86

8月5日から、一週間程度(予定)、三越日本橋本店特選画廊Aにて、個展を開催いたいます。
今回のタイトルは「辻仁成展、鏡花水月」です。8メートルに及ぶ連作が登場しますので、見て貰えると嬉しいな。

11月初旬から3週間程度、リヨン市で個展を開催予定。詳細は決まり次第、お知らせいたしますね。お愉しみに!

そして、電子書籍で「海峡の光」が配信されております。文学の方もどうぞ。

海峡の光 (Kindle電子書籍版)
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ええと、トルコでロックチャート90位になった、2023年のパリ、オランピア劇場ライブもごひいきに。あはは。



Posted by 辻 仁成

辻 仁成

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Hitonari Tsuji
作家、画家、旅人。パリ在住。パリで毎年個展開催中。1997年には「海峡の光」で芥川賞を受賞。1999年に「白仏」でフランスの代表的な文学賞「フェミナ賞・外国小説賞」を日本人として唯一受賞。愛犬の名前は、三四郎。