PANORAMA STORIES
毎日が勝負飯、日々飯をアップグレード Posted on 2026/01/26 辻 仁成 作家 パリ
おつかれさまです。
美味しいものを作ろうと無理すると、頑張りすぎて疲れることもあるので、なんか出来ているものと利用して、お金をかけず、使えるものは何でも使って、出来るだけ、冷蔵庫の残り物を処分しながら、今日、大満足の勝負飯を作る、ことに生き甲斐を感じている、田舎暮らしの父ちゃんです。
昨日は、スーパーで2ユーロのジャガイモを買ったので、冷凍庫に残っていた冷凍焼け寸前の牛と豚の肉片を救出し、笑、肉じゃがとコロッケを作りました。
残り物処分大作戦ですが、コロッケにしたものを冷凍にし、食べたい時に、食べるようにします。肉じゃがは、今日の分を食べたら、残りは、冷蔵にして、明日の副菜にします。
一度の料理で、数日、持つ作戦です。
スムールパン、というのがあります。ナンに似たアラブ系のパンですが、これにコロッケを挟んだら、最高でした。

薄切り肉はフランスでは売ってないので、日韓系の食材店で、ゲットします。
こちらが、父ちゃんの肉じゃが。
そして、下のが、コロッケパンです。同じジャガイモを茹でてから、あますところなく、ジャガイモと残り肉で、やりました。
んで、もしも、肉じゃがが残ったら、それで「肉じゃが」コロッケを作ったりもします。これはもう、一挙両得ですね。
勝った。

さて、スーパーとかに売っているインドカレーの素みたいな瓶詰、ご存じですか?
それを、試してみました。
マサラカレーとか、バターチキンカレーとか、ラベルに書いてある瓶売りしているやつ、だいたい、英国製が多いんですが、今回は、ナチュラリアというBIO系の店でゲットしたカレーソース瓶を使います。
日本人にはなじみがないので、まずは、味見をして、足りないものを必ずイメージするところからやります。
何か、加えることが重要です。
瓶とかで売っているものは、美味しいですが、ひと手間加えることで、お店味にアップグレードすることが可能だからです。
あと、鳥の胸肉は味気ないので、さっとマリネにしておくことをお勧めします。
そのひと手間が、美味しいの秘訣になりますよね。

カレーソース瓶に足りない味を想像し、玉ねぎとか、加えちゃいます。


マリネした鶏肉とソースを混ぜて馴染ませ、それを焼きます。

焼くというか煮込むというか、ココットでしっかり、アジを定着させますが、ここで、ワインとか、バターとか、塩胡椒とか、味見をしながら、アップグレードさせていきます。
もともと、どこの国のカレーソース瓶か分からなかったものが、六本木のインドカレー屋さんで食べるカレーレベルにアップグレードされました。
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昨日の蒸し卵があうと思ったので、もう一度作って、のっけました。
勝った。
今日も勝ったぞ、父ちゃん飯!
えいえいおー。


毎日が勝負飯なのであります。
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ほい、辻仁成展覧会情報
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現在、フランス日動画廊パリでのグループ展に参加中。3月7日まで。
GALERIE NICHIDO paris
61, Faubourg Saint-Honoré
75008 Paris
Open hours: Tuesday to Saturday
from 10:30 to 13:00 – 14:00 to 19:00
Tél. : 01 42 66 62 86
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それから、8月5日から、一週間程度(予定)、三越日本橋本店特選画廊Aにて、個展を開催いたいます。
今回のタイトルは「辻仁成展、鏡花水月」です。
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そして、11月初旬から3週間程度、リヨン市で個展を開催予定しています。詳細は決まり次第、お知らせいたしますね。お愉しみに!
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そして、電子書籍で「海峡の光」が配信されております。文学の方もどうぞ。
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海峡の光 (Kindle電子書籍版)
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ええと、2023年のパリ、オランピア劇場ライブもごひいきに。
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Posted by 辻 仁成
辻 仁成
▷記事一覧Hitonari Tsuji
作家、画家、旅人。パリ在住。パリで毎年個展開催中。1997年には「海峡の光」で芥川賞を受賞。1999年に「白仏」でフランスの代表的な文学賞「フェミナ賞・外国小説賞」を日本人として唯一受賞。愛犬の名前は、三四郎。


