PANORAMA STORIES
新型西洋ラーメン一号、完成間近 Posted on 2026/03/05 辻 仁成 作家 パリ
おつかれさまです。
その一方で、父ちゃんは福岡にいる満岡力ことみっちゃんと、ラーメンの共同開発に勤しんでいたのであった。
いったい、何をやっているんだ、と思うのは当然なのですが、福岡の巨匠に「世界に二つとないオリジナルなラーメン」の開発使命を受けた父ちゃん、これまでの愛情料理研究家魂を炸裂させて、アートカレッジ校長奮闘の合間に、新型西洋ラーメン一号の試作を繰り返していたのでした~。
ぱちぱち。
そして、この度、ようやく、その全貌が見えつつあります。
現在、原価計算をしているところで、もちろん、利益度外視でやりたい、という指令が出ているので、がんばりました。
やはり、フランスに住んでいるので、味は、西洋風がいいだろうと思い、麺にも、スープにも、チャーシューにもフランスの風をふかせてやりたい、父ちゃんでしたが、完成品は、どちらかというと大好きなイタリア系に近いかな、という印象でございます。
さて、父ちゃんは何をやっているのでしょうね。なぞは深まるばかりであります。
あの日、父ちゃんが作った西洋ラーメンが、集まった人々の心を打ったのです。それがすべてのはじまりでありました。



ということで、みっちゃんにラインで「新型西洋ラーメン一号」のレシピを送ったのです。試食は繰り返され、この司令部のトップであるKさんが、味をみながら、アドバイスをくださっています。
このKさんはただものじゃない感じです。ラーメン界の巨匠ですが、なぜか、父ちゃんのことを気に入ってくださっていて、
「辻さん、だれも食べたことないラーメン作ってよ」
ということで、つ・く・り・ま・し・た!
☆
あはは。
アートカレッジで七転八倒中なのに、新型西洋ラーメン一号って、おい、辻、何やってんだか!
怒られそうなので、なぞめいたままにしておきたいと思いますが、開発はほぼ終わり、現在、最終の原価計算が行われています。日本国内の秘密基地で・・・。
ここです。
秘密基地っぽくないですか?


※ みっちゃんです。架け橋です。

※ それにしてもおもろい男やな。
いったい何が、水面下で、おこっているのでありましょう。
しかし、麺へのこだわりも、すごいです。日本のラーメンの麺とイタリアのプーリアあたりのパスタをかけあわせて、独特のちぢれ具合と風味を生み出しております。
おっと、これ以上喋るとKさんに叱られてしまいますぞ、チャック。3月10日に、全貌が発表になるので、そこまでは喋るな、という指令が広報部から届いているので、おしゃべりな父ちゃん、口チャック!
口、チャック!!!!
ふふふ、謎めいてまいりましたね。


いくで!
その他のお知らせですが、
3月18日に、エッセイ集「キッチンとマルシェのあいだ」光文社から。
8月5日から三越日本橋本店特選画廊A全面で「辻仁成展、鏡花水月」。
9月4日、小説「泡」、集英社。
10月、パリ、アートフェア出展。
11月5日から22日まで、リヨンでの個展。会場の住所や、画廊連絡先については、また後日、ここで発表させて頂きます。
11月、7か8日、パリでのライブ、予定、まもなく決まります。それにあわせたツアーをしげちゃんが計画中。
☆
そして、父ちゃんが校長をつとめる「帝京×パリ、オンラインアートカレッジ」のHPはこちらでございます。
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Posted by 辻 仁成
辻 仁成
▷記事一覧Hitonari Tsuji
作家、画家、旅人。パリ在住。パリで毎年個展開催中。1997年には「海峡の光」で芥川賞を受賞。1999年に「白仏」でフランスの代表的な文学賞「フェミナ賞・外国小説賞」を日本人として唯一受賞。愛犬の名前は、三四郎。


