PANORAMA STORIES
毎日が勝負飯、スマッシュ・バーガー Posted on 2026/02/15 辻 仁成 作家 パリ
おつかれさまです。
パリに入りました。
今日は6区にある最近出来た画廊さんに絵を見せに行ってきました。営業になるんかな? 笑。こういうことはあまりやらないのだけれど、そのギャラリストさんが、冷やかしじゃないのが分かったので、今、パリにある作品「非売品」の中から数点を持って行きお見せしました。気に入ってもらえたと思うけれど、どうだろう、どういうことが出来るのか、もう少し時間がかかるかな、と思います。その周辺は画廊街なので、他にも、観たい、というギャラリストさんがいるので、ちょっと攻めてる父ちゃんなのであります。地道にね、画家らしいね、いいじゃんね。センスが良く気の合うギャラリストさんと出会うことがまずは大事。
ぼくはパリで、自分の絵を、世界中の人に届けたい。いろんな国の人と絵を通して会話をしたい派なのであります。
パリには大きくマレ地区の画廊街、オデオン周辺の画廊街があり、今日は左岸を攻めました。ちなみに、今ぼくが参加しているグループ展やってる日動画廊さんは8区にあって、その辺にも画廊が少し集まっています。ここは外国人のお客さんが多い印象。エリアによって、傾向やお客さんの感じが異なる。今までやっていたのは、マレ地区で、エネルギッシュ。オデオン周辺はちょっと落ち着いた感じ。どっちも好き。
☆
その後、カフェに行き、ハンバーガーを食べたのだけれど、フランスのハンバーガーはひき肉の焼き加減が選べて、レアに近いものがおいしいので、いただきます・・・・
さて、今日はご紹介するのは伝統的なフランスのバーガーじゃなく、逆に、よく焼、というか、押して焼くスタイルのハンバーガー、これが世界的に大ヒットしているので、一緒に作りましょうかね。

材料:
用意するものは、
バンズ、
お肉(牛ひき肉)、
卵、
とろけるチーズ、
ベーコン、
オニオン、
トマト、
ピクルス、
そんなところから・・・。
れが完成形なので、イメージして作ってみてね!!!

まず、牛ひき肉を丸めて、クッキングペーパーの中心に置きます。

それをクッキングペーパーで包み、上から、手でぎゅぎゅっと押して広げていきます。ぼくの手が油絵具で洗ってもすぐに落ちなかったので、麺棒でやっていますが、手のひらで押した方が簡単です。

すると、こんなに広がるんです。

熱したフライパンに、ひっくりかえして、置きます。パテが下、上にクッキングペーパーの状態です。こんなに広げて大丈夫? 大丈夫です、ご安心ください。

これが、熱することで、必ず、縮みますので、ご安心ください。

ひっくり返し、スライスした玉ねぎを入れて、さらに焼きます。とにかく、めっちゃ、火を入れるんです。肉の焼き加減は? とよくギャルソンに聞かれますが、スマッシュバーガーは、薄っぺらい超よく焼きのパテにする必要があります。これが、美味い秘訣。ベーコンをカリカリにしといてください、横で、えへへ。

イイ感じですね。

そしたら、とろけるスライスチーズを載せます。ぼくはたまたまモッツアレラチーズのスライスを見つけたので、チェダーと二種類いれときました!!!

再びクッキングペーパーをかぶせ、ぎゅっとへらで押していきます。

あ、同時に、ポテトを作ります。皮を剥いたジャガイモを、写真のようにカットしたら、ボウルにそれをいれ、ニンニクの微塵切りを好きなだけいれ、パプリカ、粉チーズ、塩胡椒をして、軽めのオリーブオイルをふりかけ、よくあえてから、オーブン皿の上に敷いたクッキングペーパーを敷き、そこにばらまき、熱します。表面の焦げた状態を見て、完成!!!

その間に、別のフライパンで、パンズの内側を焼いておきます。

アルミはオイルに包んで食べるのが、食べやすいので、パンズの下を敷き、レタス、カリカリベーコン、トマト、カットしたピクルス、

チーズのとろけたパテ、その上にケチャップとオーロラソースかマヨネーズなど、お好きな味のソースをかけて、塩胡椒し、

残ったオニオンをぐしゃっといれて、パンズで蓋をし、アルミホイルで、手が汚れないようラップしたら、さあ、ボナペティ!!! これが、マジで、最高!!!!

でも、日記用に、見栄えをよく見せたいので、お皿にうつして、撮影をしました。どうぞ、御覧ください。これは、ぜひ、好きな人たちに作ってあげて、みんな、「嘘ー、ハンバーガーの概念変わる~」となりますからね!!!
ボナペティ

父ちゃんからのお知らせ。
☆
3月7日まで日動画廊でグループ展に参加中ですので、ぜひ!
電子書籍「海峡の光」
パリのオランピア劇場ライブ盤、各配信サイトで配信中。
3月11日に、文庫「父ちゃんの料理教室」大和書房。
3月18日に、エッセイ集「キッチンとマルシェのあいだ」光文社。
3月中旬くらい「ツジツアー」の募集開始予定です。
8月5日から三越日本橋本店特選画廊A全面で「辻仁成展、鏡花水月」。
10月、パリ、アートフェア出展の予定
同時期、京都―松江間で「24時間日仏仏文学イベント」。詳細、決まり次第お知らせします。
11月、リヨンでの個展、決定。打ち合わせがあるので、詳細またお知らせします。
同月、パリでの何かのイベント、予定・・・。
この頃、小説「泡」刊行予定。現在、校正作業中・・・。あと、マガジンハウスから文庫が出るみたい。今年は4冊、多すぎない?
他、水面下で、予定多数・・・。あくまでも、予定ですが・・・。

Posted by 辻 仁成
辻 仁成
▷記事一覧Hitonari Tsuji
作家、画家、旅人。パリ在住。パリで毎年個展開催中。1997年には「海峡の光」で芥川賞を受賞。1999年に「白仏」でフランスの代表的な文学賞「フェミナ賞・外国小説賞」を日本人として唯一受賞。愛犬の名前は、三四郎。

