PANORAMA STORIES

毎日が勝負飯、「栗と牛牛切り肉のパスタ」 Posted on 2026/02/20 辻 仁成 作家 パリ

おつかれさまです。
「最近、なんか面白いこと見つけた?」
って、知り合いからラインがきたので、ゆーじ君のリールを見て元気になってるよ、と答えておきました。知ってます?
なんかね、何十か国もの海外の言語を話せる驚異的な青年がいまして、その子が、道行く人を呼び止めて、
「ぼくはおそらくあなたの国の言葉喋れますよ」
ってマイクを向けるんです。
みんな、いやいや、と断りながらそこを去ろうとするんですが、ゆーじ君が、その背中に向かって、その人の恰好から想像する言葉を発すると、相手が驚いた顔をして振り返るんです。で、そのひっかかった言葉から、その言語を話せる国の人か、と訊ねたりすると、
「コンゴだよ」
とか
「インドネシアよ」
と返事が戻って来る。笑。思わず、笑顔になります。
中には、
「あんたのこと知ってるわ」
という人もいます。有名人ですね。

とにかく、ゆーじ君は、驚異的な言語能力(何十か国語もはせる感じ)で、世界を繋いでいき、暗い顔で通り過ぎようとした人たちを笑顔にして、最後は握手をしてわかれます。
ぼくはね、二回ほど涙が出そうになった。なんで、こんな戦争の世界なのに、この青年はこの素晴らしいアイデアを思い付いたんだろうって、マジで、感動しますよ。
ぼくはすっかりゆーじ君のファンなので、何本も彼の動画を見ているから、彼の生い立ち、なぜ、これほどの語学力があるのかを知りましたけれど、はじめて彼の動画を見た人は衝撃を受けること請け合いです。
なにせ、最後はみんな笑顔で握手するんですからね・・・。
この青年がやっている「人を繋ぐ力」って、本当に大事ですよね。

毎日が勝負飯、「栗と牛牛切り肉のパスタ」

そういえば、父ちゃんがフランスで主催する「JAPAN STORIES」もおかげさまで、4周年を迎えることが出来ました。本誌「DESIGN STORIES」は10周年です。みんな、ありがとう。
「JAPAN STORIES」は仏語で記事を配信していますが、日本を世界に紹介するサイトで、今、新しい記事は「だるま」についてだったり、します。笑。
ゆーじ先輩には叶いませんが、父ちゃんも地道に頑張っています。それにしても、ゆーじの語学力素晴らしいですよ。
ぜひ、さがしてみてください。
「JAPAN STORIES」のサイトはこちらです。あはは。

https://japanstories.fr/

毎日が勝負飯、「栗と牛牛切り肉のパスタ」



毎日が勝負飯、「栗と牛牛切り肉のパスタ」

ということで、今日はね、冷凍の栗が冷蔵庫から出てきたので、いつのか、分からないんですが、これと牛の薄切り肉を使って、牛肉と栗のパスタにしました。
あまり、参考にならないかもしれませんが、美味しかったです。
栗の自然な甘みが、パスタのいいフックになるんですね。
材料は、
玉ねぎ
エシャロット、
にんにく、
栗、
牛の薄切り肉、
生クリーム
バター、
白ワイン、
塩胡椒、
ですかね・・・。

毎日が勝負飯、「栗と牛牛切り肉のパスタ」

ひたすら玉ねぎをじっくりと炒めることがコツです。エシャロットはお肉との相性が抜群なので、いい香りが出て、お腹すいてきます。

毎日が勝負飯、「栗と牛牛切り肉のパスタ」

クリームで肉と栗を繋げますよ。

毎日が勝負飯、「栗と牛牛切り肉のパスタ」



完成です。
どうですか、美味しそうですよね。
栗と玉ねぎというと豚肉もあいます。でも、牛の薄切り肉もめっちゃあいましたよ。もう一つ、コツですが、牛肉は余り火を入れすぎると硬くなるので、火が入ったな、というところがベストです。(日本の牛肉は脂身が多いから、火を入れてもいけるかもしれませんが、フランスの肉はほぼ赤身なので、・・・)

あ、
前日に、肉吸い蕎麦を作ってので、肉は、その残りです。肉吸いうどんの写真も添えておきますね。いらない? いらない? マジか、すいません。
たとえば、お肉は一パック180グラムだったので、肉吸いうどんと半分半分使って、無駄をなくしました。冷凍にすると、食品ばかり増えるので、使い切るのが生活の知恵ですよね。
ボナペティ!!!

毎日が勝負飯、「栗と牛牛切り肉のパスタ」

毎日が勝負飯、「栗と牛牛切り肉のパスタ」



毎日が勝負飯、「栗と牛牛切り肉のパスタ」

父ちゃんからのお知らせです。


3月7日までになりました。日動画廊でグループ展に参加中ですので、ぜひ!
電子書籍「海峡の光」
パリのオランピア劇場ライブ盤、各配信サイトで配信中。
3月11日に、文庫「父ちゃんの料理教室」大和書房。
3月18日に、エッセイ集「キッチンとマルシェのあいだ」光文社。
8月5日から三越日本橋本店特選画廊A全面で「辻仁成展、鏡花水月」。
10月、パリ、アートフェア出展の予定
。詳細、決まり次第お知らせします。
11月5日から22日まで、リヨンでの個展。会場の住所や、画廊連絡先については、また後日、ここで発表します。
11月、7か8日、パリでのライブ、予定、現在交渉中。
この頃、小説「泡」刊行予定。現在、校正作業中・・・。もう一冊、文庫が出ます。
他、予定多数・・・。あくまでも、予定ですが・・・。

毎日が勝負飯、「栗と牛牛切り肉のパスタ」

自分流×帝京大学

Posted by 辻 仁成

辻 仁成

▷記事一覧

Hitonari Tsuji
作家、画家、旅人。パリ在住。パリで毎年個展開催中。1997年には「海峡の光」で芥川賞を受賞。1999年に「白仏」でフランスの代表的な文学賞「フェミナ賞・外国小説賞」を日本人として唯一受賞。愛犬の名前は、三四郎。