PANORAMA STORIES
父ちゃんの美術音楽プロジェクト始動! Posted on 2026/03/11 辻 仁成 作家 パリ
おつかれさまです。
実は、去年暮れから、新しい音楽の制作プロジェクトに入っておりまして、えええ、引退したんじゃないのか、って・・・、文句を言いたい気持ちはよくわかりますが、聞いてください、そこの、お姉さん、お兄さん、どちら様も・・・。
環境音楽とも違いますが、絵画や、詩の世界に通じる、心の平穏を保つためのサウンドプロジェクトを水面下で、計画し、実際にレコーディングといいますか、ひそかに音源制作を続けておりました。
父ちゃん画人の夢は、いつか、グランパレのような巨大な会場にて、ぼくのアート作品を展示し、自分の音楽で空気感を膨らませる、というようなインスタレーションをやること、やはり、音楽家として一番長い歴史がありますからね、それをやりたいな、と思って、水面下で、レコーディングをやっておったのですが、このほど、ぼくのアートサイトの新作を紹介する画面の背景に、その音源を使用させてもらうことになりました。
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そして、ちょうど、日動画廊パリでのグループ展も終わり、サイトのリニューアルのタイミング、夏の三越日本橋本店特選画廊での作品の第一弾をアップさせてもらう、このよきタイミングで、ぼくの新しい音楽プロジェクトによる新作「Bulles solitaires(孤独な泡)」が流れる仕組みになっています。
サイトに入りますと、最初の画面に、
「with music]
と
「without music」
を選べますので、音楽いらない人は、無しで、音楽聞きたい方は、音量を調整して、低めがいいですね、絵を鑑賞ください。音源は6分ほどありますし、エンドレスにループしますので、寂しい夜も心が落ち着く仕組みになっております。
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こういう画面です。

この曲はぼくが作曲しましたが、アレンジとシンセは、相棒のエリック・モンティニーが担当しております。
これには、10分を超えるロングバージョンがありまして、近日、EP版として、TUNECOREより配信をし、いつか、アルバムにまでこぎつけたいと思っております。
音楽の美術品のようなもの、音楽の家具のようなもの、を目指しておりまして、家の中で流すだけで、空気を整えるような、そういうアートミュージックになればいいな、と。
今は、ステップ1段階ですが、ぼくのアートサイトで、それをお試し頂けます。今回の日本での個展は「鏡花水月」がテーマです。水面に映る月影のような儚く美しいものたちの共演です。こちらをクリックで、お兄さん、お姉さん、どちら様も、お愉しみください。
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https://tsuji-art.com

※ 音楽仲間のエリック・モンティニーさんです。彼がアレンジ、シンセ、ピアノを担当されています。ミックスも!
いかがでしたか?
音楽のインテリアというか、音楽の美術作品集といいますか、夢は、インスタレーションですかね。熱血ですな。
一応、10本映画監督もやったので、映像、言葉、音楽、アートが合体した、本当にたった一人でやりきるアート展をいつかやりたいと思っています。
8月5日から、日本橋の三越で開催されるぼくの個展は、入り口と出口を作りまして、まるで美術館のような感じの個展になります。まだ、少し先になるので、このような試みがなんらか試せるといいんですがね・・・。
ともかく、父ちゃん表現者はこのような時代に人間の可能性を追求して生きてまいりたいと思っております。
えいえいおー。

死ぬまで前進男からのお知らせ。
大和書房から「父ちゃんの料理教室」文庫版。
3月18日に、エッセイ集「キッチンとマルシェのあいだ」光文社。単行本。
3月30日、新横浜ラーメン博物館にて、「対麺」プロジェクト。金曜日、チケット発売します。父ちゃん作のラーメンは「天下無双のプルケッターメン」
8月5日から三越日本橋本店特選画廊A全面で「辻仁成展、鏡花水月」。
9月4日、新刊小説「泡」、集英社。
10月、パリ、アートフェア出展。
11月5日から22日まで、リヨンでの個展。会場の住所や、画廊連絡先については、また後日、ここで発表します。
11月、7か8日、パリでのライブ(対バンは、エバーマインズ)、予定、現在交渉中。それにあわせたツアーをしげちゃんが計画中。まもなく、発表で、限定30名。
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そして、父ちゃんが校長をつとめる「帝京×パリ、オンラインアートカレッジ」のHPはこちらです。更新中です。
3月15日で、受講生、締め切りになります。
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Posted by 辻 仁成
辻 仁成
▷記事一覧Hitonari Tsuji
作家、画家、旅人。パリ在住。パリで毎年個展開催中。1997年には「海峡の光」で芥川賞を受賞。1999年に「白仏」でフランスの代表的な文学賞「フェミナ賞・外国小説賞」を日本人として唯一受賞。愛犬の名前は、三四郎。


