PANORAMA STORIES
毎日が勝負飯、「自宅でカフェ飯」 Posted on 2026/03/11 辻 仁成 作家 パリ
おつかれさまです。
パリ、日動画廊での2か月におよぶグループ展が終わり、小さな絵が少し残ったので、それをもってノルマンディに戻って来た父ちゃんです。
パリ―ノルマンディの2拠点生活ですが、いい気分転換になります。パリはめっちゃ狭いですが、三四郎寝られればいい感じで、滞在中は、打ち合わせびっしりですからね・・・。ノルマンディに戻ると、仕事から離れ、だら~っとしております。緩急ついていいですよ。
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さっそく、カフェにランチに行ってまいりました。
行きつけのカフェで食べるカフェ飯って、豪華なものじゃありませんが、素朴で、美味しいんです。
特筆するようなうまさはないんですが、毎日食べられるような普通のおいしさ、普通の味付けが、カフェ飯にはございましてね・・・。
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たとえば、下のこちらは、「プーレ・バスケーズ(鳥のバスク風トマト煮込み)」なんですけれど、日本で言うと、にくじゃが定食みたいな立ち位置でしょうかね。「本日の定食」というので、昨日、バスケーズを食べたんですが、こういうの、食べたいですよね。フランスに行くなら・・・。三ツ星もいいですが、毎日は無理ですからね・・・。笑。




たとえば、上二枚は「サラダ・シャーブルショー(ヤギのチーズのサラダ)」です。チーズはあたたかく、食パンの上に載っています。結構、人気のサラダなんですが、日本にはないですな。こういうのも、カフェ飯の面白さなんです。


で、父ちゃんは、冷凍食品のピカールとかに行きまして、なんも味のついてない肉団子とか、よく買って使います。日本でも、ありますかね? あるいは、自分でハンバーグを多めに作って残るものを団子にして冷凍しておくんですが、そういうものを使います。
他、エシャロットの冷凍、バジルの冷凍とか、冷蔵庫に入っているおろしにんにくとか、あ、ニョクマムとか、そういうのを使って、今日は、ノルマンディ風肉団子定食、作りました。
要は、クリームソースですね。サワークリーム、バターとか、下の写真にうつっているようなものを、加えて、煮込んだんです。
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ベースの野菜は、玉ねぎの微塵切りと、クリームとの相性がいいマッシュルームを小さくカットして、一緒に煮込みました。炒めてから、煮込む感じですね。


白ワインとか、オリーブオイルで緩めて味をしみこませていきます。クリームって、たまに食べたくなりますね。とくにちょっと寒い日には最適です。
ええと、各種スパイスを入れます。コリアンダー、カレースパイス、唐辛子粉、など、あと、黒胡椒ですね、塩胡椒も。ニョクマムも、ちょっと。
で、ご飯は、バスマティ米がこういうのには、あうんですよ。一番上のバスケーズもバスマティ米ですが、美味かったです。
カフェで食べりゃいいんですけれど、家で食べれば、あまりもので、出来ちゃうので、便利ですし、家計に優しいですな。家計に優しいです。
ビールを開けて、乾杯!


はい、お知らせになります。
父ちゃんのアートサイト、トップの新作画像が一新いたしましたよ。
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https://tsuji-art.com
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大和書房から「父ちゃんの料理教室」文庫版。
3月18日に、エッセイ集「キッチンとマルシェのあいだ」光文社。単行本。
3月30日、新横浜ラーメン博物館にて、「対麺」プロジェクト。金曜日、チケット発売します。
8月5日から三越日本橋本店特選画廊A全面で「辻仁成展、鏡花水月」。
9月4日、小説「泡」、集英社。
10月、パリ、アートフェア出展。
11月5日から22日まで、リヨンでの個展。会場の住所や、画廊連絡先については、また後日、ここで発表します。
11月、7か8日、パリでのライブ、予定、現在交渉中。それにあわせたツアーをしげちゃんが計画中。まもなく、発表で、限定30名。
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3月15日で、受講生、締め切りになります。
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Posted by 辻 仁成
辻 仁成
▷記事一覧Hitonari Tsuji
作家、画家、旅人。パリ在住。パリで毎年個展開催中。1997年には「海峡の光」で芥川賞を受賞。1999年に「白仏」でフランスの代表的な文学賞「フェミナ賞・外国小説賞」を日本人として唯一受賞。愛犬の名前は、三四郎。


