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毎日が勝負飯、「ポーク・ブルギニヨン」え??? Posted on 2026/03/16 辻 仁成 作家 パリ

おつかれさまです。
予告通り、今日は、ブッフ・ブルギニヨンならぬ、ポー・ブルギニヨンを作りますね。ブッフは想像通り、そう、牛さん、です。ポーはポークのことで、豚さんです。普通はブッフブルギニヨンなんですが、豚でやってみた人いるかな、と思って、フランスで検索かけたら、けっこう、やってました。笑。
そこで、父ちゃんは、グーラッシュが得意なので、その中間的なものを狙っていきます。
あとですね、裏庭で育てていたローズマリーちゃんが異常繁殖したので、これをメインで使うポー・ブルギニヨン、やってみましょう。
どうです、自家栽培農園が出来そうな勢いのあるローズマリーちゃんです。これの微塵切りで風味をアップさせるという作戦です!!!!

毎日が勝負飯、「ポーク・ブルギニヨン」え???



毎日が勝負飯、「ポーク・ブルギニヨン」え???

豚の三枚肉はこのようにカットし、余計なすじとか、脂は除去してもいいです。お好きに、どうぞ。すじは嚙み切れないので、父ちゃんはカットします。
塩胡椒で、すりすりしてね。

毎日が勝負飯、「ポーク・ブルギニヨン」え???

そしたらば、ココット鍋にバターをいれて、この豚バラ肉を炒めます。しっかりと、焼き色がつくまで炒めます。肉のうまみを中に閉じ込める勢いで焼きつけてください。うまみが、出れない、感じ・・・。
ここで、パプリカパウダーを大匙2くらい振りかけましょう。
焼き色ついたら、小麦粉をふりかけて、まぶします。焼けたら、肉はいったん、とりだし、別の皿に置いておきます。
鍋の底のバターかすをごしごしとそいでおいてください。あとでこの鍋を、そのまま、使います。

毎日が勝負飯、「ポーク・ブルギニヨン」え???

すいません。材料、書き忘れました。
豚肉は、マルシェで買ったのは、560gでした。
小麦粉、大匙2程度
パプリカパウダー、大匙2
ベーコン、4~50g程度
赤ワイン、適量、ひたひたになる感じの量です。安いのでいいし、残りものでOK.
玉ねぎ、2個
ニンニク、3個
ニンニクペースト小さじ1
トマトペースト、大匙2
プティトマト、適当
ローズマリー、適当
塩胡椒、
バター、
他(マッシュルームとか、パプリカとか、あるものでOKです。父ちゃんは赤いパプリカ半分)
あと、一味的な辛い粉をけっこう入れました。柚子胡椒とかも、あうと思いますが、今回は使いませんでした。お好みで、どうぞ。

毎日が勝負飯、「ポーク・ブルギニヨン」え???



この鍋に(弱火ね)、一センチ角にカットしたベーコン、とつぶしたニンニク、プティトマトをいれ、様子みて、じっくり炒めます。オリーブオイル足してもいいかも、状況次第で・・・。
そこに、野菜を入れて、炒まったら、トマトペースト、赤ワイン、ひたひたまで、いれて、さらに煮込みますが、ここで、微塵切りにしたローズマリーちゃんをどかんとぶち込んでください。
火の入り具合を見て、肉をここに戻します。ワイン、加減して加えてもいいです。肉がちょっと頭出ているくらいが、ベストかな・・・。

毎日が勝負飯、「ポーク・ブルギニヨン」え???

毎日が勝負飯、「ポーク・ブルギニヨン」え???



毎日が勝負飯、「ポーク・ブルギニヨン」え???

※ プティトマトが中途半端に残っていたので、追加したの。普通はこれ、やらない方がいいです。なかなか、潰れないので。

毎日が勝負飯、「ポーク・ブルギニヨン」え???

ここから、煮込みます。3時間~4時間かな、中火以下で。
フランスの肉は硬いので、5時間煮込んでみましたが、日本のお肉は牛も豚も柔らかいですね。様子みて、3時間くらいで、日本だったら、いけるんじゃないか、と思います。お好きな硬さでいいですよ。

毎日が勝負飯、「ポーク・ブルギニヨン」え???

ここから、スパート一時間弱かな・・・。表面に膜が出来てきます。美味しい証拠です。

毎日が勝負飯、「ポーク・ブルギニヨン」え???

じゃじゃーん。
とろけるような柔らかさで、美味しかったです。これね、ブッフブルギニヨンより、癖になるかも。安いし、最高でした。
ボナペティ!!!



毎日が勝負飯、「ポーク・ブルギニヨン」え???

ひといき、ついています。はい、たいしたお知らせはありませんが、どうぞ。

3月30日開催の「対麺」イベント、チケットはこちらです。天下無双のポルケッターメン、気になりますよね~。

https://note.com/preview/n140dda70d0e6?prev_access_key=dbd8f2a5eeaaee47588a0d7e01e2e747

3月18日に、エッセイ集「キッチンとマルシェのあいだ」光文社。待望の新刊です。料理雑誌「ダンチュー」巻頭5年分の連載が一冊に!!!必読。
3月30日、新横浜ラーメン博物館にて、「対麺」プロジェクト。金曜日、チケット発売します。
8月5日から三越日本橋本店特選画廊A全面で「辻仁成展、鏡花水月」。
9月4日、小説「泡」、集英社。
11月、リヨンで個展。他、いろいろ。

毎日が勝負飯、「ポーク・ブルギニヨン」え???



Posted by 辻 仁成

辻 仁成

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Hitonari Tsuji
作家、画家、旅人。パリ在住。パリで毎年個展開催中。1997年には「海峡の光」で芥川賞を受賞。1999年に「白仏」でフランスの代表的な文学賞「フェミナ賞・外国小説賞」を日本人として唯一受賞。愛犬の名前は、三四郎。